十日目 最強の吸血鬼達
序章の終わりいつになるんだよ!ふざけんな!
いや書いてるの俺か。まぁ大体15〜20で終わらせます。
新キャラ登場します。面白い登場だけどね。
前書きが長いのもね。本編どうぞ!
フラン「貴方人間じゃないの?」
そうフランが聞いてくる。
雪紀「残念ながら人間だ。ただの人間じゃねーけどな。」
俺はそう言い、フランの懐に素早く潜り込む。が…
フラン「あら?遅いわね?」
雪紀「っ゙…」
蹴り飛ばされた。受け身は…取れたな。いってぇ…
雪紀「吸血鬼ってのは馬鹿力しかいねーのか?」
そう言いつつ俺は損傷を確認する。さっき治して強化したから骨は逝ってねぇな。このくらいは今でも出来るみたいだ。
フラン「結構力入れて蹴飛ばしたのになぁ。そろそろ死ぬと思ったのに。」
そう言って余裕そうにしている。この出力じゃまだ勝つにはキツイか…いやここで諦めるのは俺じゃねぇな。
雪紀「どんな手段使っても…勝つ!!!」
フラン「もっと私にダメージ与えてから言いなよ!」
~紅魔館、ロビー~
一旦私達は場所を移した。何故かと聞かれるとわからないけど…レミリアに提案されたからかしらね。
魔理沙「確かにここなら暴れることが出来るが…いいのか?私達が強すぎないか?」
レミリア「今の私は強いわよ?何故かは分からないわ。なんとなくそんな気がするってだけよ。」
そう言うレミリア。私の予感は当たってそうね。
魔理沙「じゃ霊夢!私は」
霊夢「ツッコむからアシスト頼む、でしょ?何年の付き合いだと思ってるのよ。」
全くこいつは…アシストするのも大変なのに。
魔理沙「さっすが霊夢!私の言いたいことわかってるなぁ!」
霊夢「はいはい、とっととツッコみなさい。」
そう言うと魔理沙は箒の後ろにミニ八卦炉を取り付けて
魔理沙「わかってるさ!スペルカード発動!」
彗星「ブレイジングスター」
ツッコんでいった。私を巻き込むとか考えないのかしら。
霊夢「全く相変わらずね、本当」
そう言い、私は弾幕を放つ。レミリアの逃げ道を防ぐイメージで。
霊夢「スペルカード発動。」
夢符「封魔陣」
そう宣言した途端。レミリアの動きが止まる。普段なら抜けれない…が。
レミリア「あら…始まったばかりなのに随分と早く終わらせようとするのね。」
簡単に抜けられてしまった。そして魔理沙のブレイジングスターも避けられた。
魔理沙「おい避けんなよ!レミリア!」
レミリア「避けるでしょ。普通は」
それはそうだ。真正面から受け止めたら紫でもどうなるかわからない。
霊夢「魔理沙!前見なさい前!」
魔理沙「え?…どわっ!?」
魔理沙は壁につっこんだ。ほんっとあの馬鹿魔理沙…
霊夢「はぁ…何してんのよ…」
そう言ってたら…
レミリア「あら?よそ見してていいのかしら?」
後ろからレミリアの声が聞こえた。
霊夢「っ!?」
振り返った時にはグングニルが目の前に来ていた。避けきれな…
魔理沙「ナロースパーク!」
そう思った途端。魔理沙が助けてくれた。
霊夢「…助かったわ。」
馬鹿魔理沙は撤回してあげてもいいかもね。
魔理沙「お前が油断するなんて珍しいな。」
霊夢「誰のせいかしら?」
魔理沙「悪かったって!」
そう言いながらレミリアの弾幕をお互い避ける。
レミリア「簡単に避けるわねぇ?」
霊夢「スペルカードでもないんだから当たる気は無いわよ。さっきのは油断だし。」
レミリア「なら使うわね?スペルカード発動。」
神罰「幼きデーモンロード」
レミリアがそう言った瞬間。数本のビームと大量の弾幕が飛んできた。
魔理沙「普段より多くないか!?これ!」
霊夢「…そうね。魔理沙、あれ使いなさい。それまではなんとかするから。」
魔理沙「お、おう!」
そう言い、私は結界を張る。
レミリア「あら?攻撃はしないのかしら?」
霊夢「ええ、少し休憩よ!」
そう言いながら私は結界を何重にも張る。
霊夢「早くしなさいよ!魔理沙!」
魔理沙「よし準備出来たぞ!霊夢!」
そう魔理沙が言った途端私は結界を解除する。そして…
魔理沙「魔砲!!!ファイナルマスター…!!!!!」
これが私の考えた作戦。私が守りに徹し、魔理沙にファイナルマスタースパークを撃たせる…はずだった。
魔理沙「スパぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
なんとミニ八卦炉が爆発した。オーバーヒートだろう。
霊夢「何して…!」
そういうのも束の間、レミリアの弾幕に当たってしまった。
魔理沙「っ…いっちち…大丈夫か…?霊夢…」
霊夢「大丈夫…とは言えないわね…。」
しまった。今ので満身創痍だ。
レミリア「もう終わりかしら?」
霊夢「さぁ?どうかしらね?」
不味い、だいぶ不味い。魔理沙の火力が無いと恐らく倒せない。魔理沙を守りながら無想転生を使える自信は無い。一時撤退…という手段も思いついたがレミリアが逃がしてくれるわけないだろう。
レミリア「ふふふっ!博麗の巫女…敗れたり!」
そうレミリアが言い、グングニルを飛ばしてくる。
私は咄嗟に結界を張った…はずだった。
霊夢「…え?」
レミリアが放ったグングニルは…いとも簡単に私の結界を貫通した。
魔理沙「霊夢ッ…!!」
その時私の頭に浮かんだ言葉。
…死。
諦めて目を閉じた…その時。
???「私の弟の友達に何してんのー!!!!!」
と言う声が聞こえた。幻聴かしら…あんなに元気なこの声は昔…………
…昔?
私はゆっくり目を開ける。そこに居たのは…
霊夢「…莉衣夏?」
昔…死んだはずの。死者の姿だった。
次回へ続く!
増える主人公の謎!
レミリア強くない!?
霊夢さん大ピンチ!助けに入った人は!?
次回へ続きます!




