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序幕.別れの夜

そこそこあたためていた作品です。王道系が書きたいと思いまして、なろうにチューニングしながらちょくちょくとアイデアを溜めてました。序幕もとい一話は1000話程度ですので、気が向いたらチュルっと読んでくれると嬉しいです。

明星暦26年:ヤガト王国 冒険者達の憩いの場 明けの煌星亭 明る気な雰囲気とは裏腹に、僕達、『新芽ノ集』のテーブルは陰鬱な雰囲気につつまれていた。

『今回もギリギリの戦いだった。でもオレたちすげえよ。まさかアルマの森の主に勝っちゃうなんて…1年と2ヶ月で俺達もうB級、最速記録だよ!』

そう場を明るくするために声を出したが、空気は静まり返ったまま。何となく、なんでこうなっているのかは分かる。多分それは…

「すまん。ロテス…パーティから抜けて貰えないか。俺、実は結婚することになってて、でもお前との旅は、楽しいんだ。楽しいんだけど…でも…」リーダーのボダラが、瞳には涙を浮かべながら重い口を開く。

「うん。受け入れるよ。分かってたんだ。僕のせいで、みんな徐々に精神を病んでいることも気づいてた。気づいてたうえで、僕から言い出す勇気がなかった。そんな重い判断を、面と向かって話してくれた勇気に僕は応えたい。これまでありがとうな、みんな」

「待って!!」

そう僕を静止したのは、魔法使いのルーナだった。

「私たちがここまで大きくなれたのは、絶対にあなたのおかげよ。だから最後に選別をと思って、みんなで頑張って買ったの。」

「これまでありがとうございます。ロテスさんこれをどうぞ。」

そういって僧侶マリエルから渡されたのは

「守護のペンダントだ。ほら、お前のスキルはいつも危険が伴うだろ。それでこれを…」そう狩人のローブから伝えられる。選別の話が終わると、ボダラが聞きにくい事を切り出してくれる。

「そしたら資産分配について…」

「それなら、僕はあのアルマの森で手に入れた種だけでいいよ。誰も買い取ってくれなくて困ってただろう?これからは実家の農業手伝いながら植物の研究でもしようかなって。」

本当にそれだけでいいのか?という顔をしてみんながこちらを見る。

「気を使わなくても…」

そうマリエルに言われたが、僕は首を横に振った。

「これから先、『新芽ノ集』はもっと戦力や武器が必要になるだろ?そっちに費用は充ててよ!僕という穴を埋めるのにはそれだけの資産じゃ足りないんだからさ!ははは」

軽い冗談のつもりだったが、少し場が暗くなる

「そ、そしたらさ、最後に一つ僕のわがままを聞いてよ。このことは忘れて、最後にだけ、『新芽ノ集』として楽しく飲み明かして別れたいんだ。」

そんなことなら勿論と、みんなは頷いてくれる。そのまま今日は、みんなと飲みながら、これまでのこと、これからのこと、募る話をたくさんを話した。7時間もすると

、スキルか選別か、僕以外みんなすやすや眠っていた。

((朝まで一緒にいたらお互いに別れが苦しくなっちゃうよな…))

そう思い僕は飲みの代金だけ支払って1人別れる。夜が終わりに差し掛かり、姿を見せずに、街を照らす太陽に心を寄せながら、僕は一人帰路に就いた。

どうでしたか?まだ、あんまり情報解禁してないので他との違いは少なかったかもしれません。2話まではもう書いているので、そこまで見ていただければ。2話では世界観と主人公の説明を中心に書いておりますので。3話は途中ですが楽しみにし待っていただければと思います。

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