魔法ってなんなんだ?
「なあウィンディ」
「何?」
「町まであとどれくらいだ」
「うーん、今いるところが結構奥の方だからね、歩き続けても2時間はかかるかも」
「そうか、その間に色々と聞きたいことがあるんだが」
「いいよ、なんでも言って」
「じゃあまず魔法について教えてくれないか、まず魔法ってなんなんだ」
「魔法?魔法は魔法だよ」
「、、、」
コイツ、意外とお茶目なのか
「はは、なんて、冗談だよ、空気中に魔力って言われるエネルギーが漂っているんだ、その魔力を体内で様々な用途に変換し放出するのが魔法だよ」
「すごいな、そんなことができるのか、俺にも出来るのかな」
「出来ると思うけど今はしないほうがいいよ、自分の魔力の容量に応じた魔法しか撃っちゃダメだからね」
「そうなのか、容量をオーバーしたらどうなるんだ」
「普通は打てないんだけどそれでも無理矢理撃とうとすると、魔法は撃てるけどオーバーした分を誰かに補充してもらうまで寝たきりになっちゃう」
「マジかよ、恐ろしいな」
「そうならないためにも今から行く町でラオトの魔力の量を見てもらわなきゃだね」
その後も俺はウィンディと話し続け色々な知識を身につけた、要約すると、この世界において魔力が非常に重要なステータスになること、自身の体内にある魔力の量が多ければ多いほど魔法を連発したり、より強力な魔法を撃つことができるという、また魔力には他にも役割があり、体内にある魔法の量が多ければ多いほど相手からの魔法攻撃の耐性になるという、「魔力は上げておいて損なし」らしい
他にも魔法の種類についても聞いた、魔法は主に3種類に分けられ、火属性や水属性のような自然系、嘘を見破る魔法のような便利系、そして光属性と闇属性の特殊系に分けられている、その中でも特殊系魔法は他の魔法と違い習得難易度が非常に高いのだそう、光と闇か、なかなかカッコいい響きだな
そんな事を話しながら歩き続け、気がついたらもう森林の出口が見えていた、そしてその奥に何か建物のようなものもうっすらと見え始めた
「お、もうそろそろ着きそうだね」
「ああ、話に夢中であっという間だったな」
そうして森林を抜け少し歩き、ついに植物が生い茂る美しい町の門の前に着いた
「ようこそ!、緑あふれる植物の町グリンティアへ」
魔法
空気中に漂う魔力や、魔水晶と言われる宝石から湧き出る魔力を使い放つ事が出来る事象の総称。魔法には非常に様々な種類があり、主に、自然エネルギーの属性が付き攻撃に利用される自然系、属性がなく三つの中で最も種類の多い便利系、光属性と闇属性のみが振り分けられる特殊系の3種類に分けられている。特殊系と言われる光属性と闇属性の魔法は元はとある種族の専用魔法と思われていたが、数年前その種族以外の者に継承が成功したという事例ができ、それ以降普及し始めた、しかし継承難易度が非常に高く、いまだに習得者の数は一桁代である




