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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
新たな仲間

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28/56

本領発揮

オディと共に気絶したウィンディを運びながらアクシスギルドの宿営地へ向かうラオトと3人、オディの指示する方向へ歩いていくとアクシスギルドのマークの入ったテントへたどり着いた、その中にあるベットにウィンディを寝かせ、ふと辺りを見渡すとそこは想像を絶する光景だった、あたりのベットには戦闘により傷を負ったもの達が横になっており、人によっては腕や足がないものもいた、その強烈な血の匂いはラオトに吐き気を促した

「うぅ、凄い匂いだ」

「すまないな、まだ空いているベットはこの宿営地にしかないんだ」

「いや、文句を言っているわけじゃないんだ、こういう光景と匂いは初めてだから、少し、、、」

「フッフッフッ、この時を待っていたわよ!」

大勢の怪我人を見たスティアはウキウキでテントの真ん中へ向かい、目を瞑り静かに力を込めた

「リカバリー!」

スティアがそう唱えた瞬間、テント内が神々しい光に包まれ、あまりの眩しさにそこにいた全員が目を瞑った、そして目を開けた瞬間、目の前には驚きの光景が広がっていた

「こ、これは」

オディが驚くのも無理はなかった、テントの中にいた怪我人達の傷が全て治っていたのだ、腕や足がなかった者も完璧に復活していた

「あれ、、、俺達の傷が治ってる?」

「俺の腕も!」

「あの天使様がやってくれたのか!」

スティアがやった事に気がついた兵士達はスティアの元へ集まり、各々スティアへ感謝を告げた

「ありがとうございます!これでまだ生きられる」

「もう一生右腕なしかと思っていたよ、本当にありがとう!」

「足が無くなった時、もう歩けないのかと思っていたよ、またこうして歩けるとは、本当にありがとう!」

「ハァーッハッハ、どうよ!これがスティア様の力よ、みんなもっと感謝しなさい!」

「うおー!」「うおー!」「うおー!」

傷が治ったことに感謝する者や、二度と元に戻らないと思っていた手や足が元に戻り感激する者の声援によって、アクシスギルドの宿営地の中はお祭り騒ぎになっていた

「、、、信じられない」

お祭り騒ぎのアクシスギルドの宿営地に顔の見えない特殊な兜と装飾の入った鎧、そしてアクシスギルドのマークの入ったマントを着た男が入ってきた

「クラト指揮官!」

オディは入ってきた男に気がついた瞬間、すぐさま体制を整え敬礼をした

「オディ君、案内ご苦労だった、その天使と横になっている騎士、それとその3人が例の客人だな」

「はい」

オディからの返事を聞いたクラトは、ラオトら3人へ話しかけた

「君達がメンターさんの言う冒険者達だな」

「あっあぁ」

ラオトはその威圧感にやられ、少し緊張している

「、、、事前に聞いていた話と人数が違うのだが」

「ここに来るまでの間に色々あってな」

「、、、そうか、ではあの天使とその悪魔は君の仲間という事で良いんだな」

「あぁ、俺達の冒険仲間だ」

「分かった、あの天使を呼んでくれないか」

ラオトは兵士に囲まれ浮かれているスティアを呼び戻した、スティアが文句を言いながら合流すると、クラトは跪き、ラオト達に最大限の感謝を示した

「ありがとう、君達のおかげでここに居るアクシスギルドの者達が救われた、感謝してもしきれない」

その言葉を聞いたスティアはその場の重々しい空気を読まずに、いつも通り高笑いをした

「ハァーッハッハッハ!これもスティア様のおかげね!感謝しなさい!」

「おいおい」

ラオトは暴走するスティアを止めようとしたが、クラトはその様子のスティアを特に嫌とは思っていないようだ

「すまなかった、ついて早々兵士を回復してもらうとは、かたじけない」

「いやいや、お礼はいらないよ、あいつの回復は善意じゃ無さそうだし」

「、、、そうか、それで貴方方御一行がここへ来たのは、アクシスギルドの優秀な者を冒険に連れて行きたいとの事だったな」

「あぁそうだけど、今はアクシスギルドも大変そうだし、今日いきなり連れて行くのも悪いから、後日でいいよ、それに俺も今夜獣人の国で予定があるし」

「本当か!それは誠にありがたい」

「あぁ、ホルス、スティア、アレス、勝手に決めちゃったが、良いか?」

「俺は良いぜ、久しぶりに故郷の友人の元にでも寄ってくるか」

「いいわよ!この場所こそ私が一番輝けるわ!」

「我も良いぞ、それより堕天使、今の発言は不謹慎だぞ」

「よし、決まりだな」

「それでは貴方方用の宿泊宿を予約しておこう、それともう一つ相談がある」

「え?何だ」

「貴方方が獣人の国に留まっている間、貴方方の天使と悪魔を少しお借りしても良いか」

「借りる?」

「天使には他のメンバーやギルドの負傷人の回復、悪魔には不死の体を使い戦場で暴れてほしいのだ」

「なるほど、二人はどうだ」

「いいねぇいいねぇ!もっと沢山の人を回復すれば、それだけ私に対する尊敬の感情も!グフフフフ」

「戦場か、そこで我が暴れれば、我に対する魔王軍の恐怖の感情が、フッフッフッ」

二人は不気味な笑みを浮かべながらも了承した

「よし、それじゃあここで解散だな、夜になったら宿で会おう、それじゃあ」

「じゃあな」

「またねー」

「また後ほど」

こうして、4人はそれぞれ自分の目的のために別々に動き出した









クラト


好きな物、強い者 作戦通りに物事が進んだ時

嫌いな物、 待機時間 退屈 作戦の失敗 

職業、アクシスギルド指揮官

得意属性、火


アクシスギルドの2人いる指揮官のうちの1人、メンターからもとても信頼されている優秀な指揮官、立案する作戦はもちろん剣術も一流で、兵士に任せっきりではなく、自ら戦場に赴き作戦の指揮、そして戦闘まで全てをこなす、しかし自分の管理を怠る事が多く、体を限界まで酷使したり、睡眠を一切取らなかったりする事も多々ある、その事についてはメンターや部下にも忠告されている

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