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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
仲間との旅路

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15/24

不可避の強敵

温かくのどかな日差しの中、ラオトは十災魔神について一つ不安なことがあった

「なぁ、俺達なんか魔王にマークされてるっぽいし、今後の冒険中もヴァンみたいに十災魔神が来るかもしれないのか、、、」

「うーんどうだろう、ヴァンは私用で来たらしいけどドロトの件があるからね」

「そういや聞いてなかったな、あんた達二人はドロトとどこで会ったんだ?」

それを聞いたウィンディがグリーフ大森林での出来事をホルスに説明した

「なるほどな、あんた達二人はそこで出会ったのか」

「まぁな」

「確かにドロトは魔王の指示でグリーフ大森林に寄ってそうだな、ラオトのいう通り、魔王は俺達、主にラオトを狙っているな、となると十災魔神が俺達の所へ来てもおかしくないって事か」

「そうね」

さっきの威勢とは裏腹に3人は顔を顰め、少し弱気になっている

「なぁ、どんな十災魔神が来ても良いように、十災魔神ってどんな奴らなのか教えてくれないか?」

「そういえば、ラオトには一回も教えてなかったね、分かった、私が教えてあげる」

そう言い、ウィンディは丁寧に説明を始めた

「まず、魔王軍には十災魔神と言われる10体の物凄く強い魔人がいるの、私達が出会ったドロトやヴァンもその中の2体だよ、私達の目標でもある「魔王の元へ行く」にはまず十災魔神の城に行かなくちゃならないの」

「そうだな、俺達が早めに出発した理由も十災魔神達が自分の城にいないからだよな」

「そうだね、けど、どれだけ十災魔神を回避していったとしても、魔王城へ行くには絶対に避けられない十災魔神が二人いるの」

「そういえば、グリンティアでも言ってたな、城にある魔法陣の他に、自分で妨害魔法を使っている奴がいるって」

「そう、他の8箇所の城にある魔法陣を壊しても、その2体を倒さないと魔王城へは行けない」

「なるほどな、その二体ってどんな奴らなんだ?」

「うーん、まだ勝算がある蒼炎帝のアレフから説明するね」

「青炎帝のアレフ、魔王軍の中でもトップクラスの魔力を持っていて青い炎、それと幻覚が厄介な奴だね」

「何で先に挑むんだ?」

「二人のうちアレフの方が弱いとされているからね」

「弱い方でも魔力トップクラスって、これじゃあ先が思いやられるな」

「確かにアレフは強いけど、実は過去に一回負けて、殺された事があったの」

「殺された?でも今も生きているんだろ」

「確かにトドメは刺したらしいけど、その数週間後にまた目撃情報があがり始めたの」

「なるほどな、厄介なトリックがあるようだな」

「まあ、アレフはそのトリックを見破れば、勝つ事も可能だ、だが問題はもう片方だ」

ホルスが曇った顔で呟いた

「分かってはいたが、魔力トップクラスのアレフより強いなんて、一体どんな奴なんだ」

「漆黒の悪魔、ノクスだね」

「漆黒の悪魔?今まで聞いてきた十災魔神達は、全員

三文字の二つ名だったけど、コイツは違うんだな、何か理由があるのか?」

「うん、ノクスは魔人じゃなくて二つ名の通り、悪魔なの」

「悪魔?」

「そう、数十年前、魔王軍と悪魔達が友好関係を結んで、その時の制約の一つに「悪魔族の中で最も優秀な戦士を一人、我が軍の十災魔神に加える」っていうものがあって、そこで選ばれたのがノクスなの」

「そんな事があったのか、、、それより、俺悪魔とか知らないんですけど!」

「あれ?知らなかったっけ?ごめんごめん」

ウィンディが軽く頭を下げ、謝ってきた

「まぁいいや、悪魔については後で聞くとして、今はノクスについて教えてくれ」

「分かった」

ウィンディは気を取り直し、ノクスについて話し始めた

「さっきも言った通り、ノクスは精鋭揃いの悪魔族の中でも最強、本気で戦ったら魔王ともいい勝負をするとも言われているね」

「マジかよ、その悪魔どんだけ強いんだよ、、、」

「まぁ、一応弱点も無いことはないんだけどね、けどその弱点も悪魔族の弱点だから、彼女自身には弱点は無いんじゃないかな」

「、、、」

あまりの最強具合にラオトは絶句した

「他の城の魔法陣を潰したとしても、そいつを倒さないと魔王城へは行けない、まだまだ先の事だがいずれは俺達もノクスと戦うことになるな」

そう言うホルスの顔は堂々としていた

「ホルス、ビビってないのか?」

「そりゃビビるに決まっているだろ、けどな、そんな無謀な旅でも俺は逃げ出したりはしない」

「俺はお前達専属のケンタウロスだ、お前達について行き手助けをする、それが俺の役目だろ」

「それに、悪魔族最強の戦士がどれほどの者なのか、一目拝んでおきたいからな」

「そうか、ありがとうなホルス、頼りにしているぞ」

「おう!」















十災魔神


魔王軍の中でも最強の十人で構成された精鋭チーム

最強といっても基準は様々で、戦闘力や魔力量などを基準に選ばれている訳ではない、そのため、見上げる程の大きさの者もいれば、豆粒サイズの十災魔神もいる、しかし全員に共通する点が一つある、それは

全員一筋縄ではいかないことだ

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