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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
仲間との旅路

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14/22

昨夜の奮闘

※少し物語に変更があります、今まで魔王軍のドロトやヴァンを「魔王軍幹部」とい名称で呼ばせていただいてましたが、シンプル過ぎて「科学の知識で異世界旅」ならではの独自性が無いと思いました、そのため今後は

魔王軍幹部を「魔王軍 十災魔神」として呼ばせていただきます、今まで見てきださった方には大変不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いします(このEP以前のEPも全て修正させていただきます)


「2人とも起きて!」

ぐっすりと眠っていたラオトとホルスは、少し焦った様子のウィンディに起こされた

「何だウィンディ、ってもう朝か」

「ウィンディ早いじゃないか」

そう言い、眠たそうに目を擦る二人を見てウィンディは安心したのか「ふぅ良かった」とため息をついた

「良かったって何が?」

「二人とも、朝からずっと起こしてたのに全然起きないんだもん」

「朝から?今、朝じゃないのか?」

「えぇ、もう昼過ぎだよ」

それを聞いた二人は驚愕した

「マジかよ、時間厳守のガデニダリアにいた俺が、まさか寝坊するなんて」

「ホルスとラオトのせいじゃないの、実は昨日、、」

ウィンディは昨日の夜に十災魔神のヴァンが襲来した事、そしてヴァンと話した内容を二人に話した

「なるほど、俺達が寝た後、そんな事があったなんてな」

「俺達が寝坊したのも、そいつが俺達に睡眠毒を盛ったからっていうわけだな」

「そういう事」

「なるほどな、ってもう昼なんだよな!急がないと今日も野宿になっちまう」

3人は残りの会話は歩きながらする事にし、急いで支度をして目的地の宿へ向けて出発した、歩き始めて少し経った頃、ウィンディがふと何かを思い出し、ホルスとラオトへ話しかけた

「そういえば、昨日の夜はレギオンスパイダーが湧かなかったね」

「レギオンスパイダー?」

「背中に棘があって真っ黒な体と赤い目が特徴的な蜘蛛だよ」

その説明を聞いた瞬間、昨日の夜の悍ましい量の蜘蛛を思い出し、思わず身震いをしてしまった

「どうしたのラオト、何か知ってるの?」

「い、いや?」

その時、すかさずホルスがフォローに入った

「夜、蜘蛛達が来る時間まで見張りをしていたが、確かに蜘蛛は来なかったな」

その時、ホルスがラオトに目で合図を送ってきた、どうやら話を合わせて欲しいらしい、ラオトもいちいち自慢していてはカッコ悪いと思い、ホルスに合わせる事にした

「だからホルスは見張りをしていたんだな、そんな特徴だけでも恐ろしい蜘蛛がいるなんてな、ハハ」

少し胡散臭いラオトの話し方にウィンディは少し違和感を感じ、ラオトをじっと見つめたが、ラオトは冷や汗をかきながら耐え続けた

「まぁいいや、どちらにせよあの蜘蛛を見る事なく朝を迎えられて良かった」

「そういえば、ウィンディは何でその蜘蛛が嫌なんだ」

その言葉を聞いた瞬間、ウィンディの顔がどんどん暗くなっていった

「私みたいな騎士は一騎打ちは得意なんだけど、大量に出てくる敵は苦手なの、その蜘蛛は基本大群で出てくるから倒すのに時間がかかっちゃうの、それよりももっと嫌なのが、あのカサカサ音と見た目、見るだけで鳥肌が立ってくる、、、」

確かにあの蜘蛛の大群とカサカサ音、どちらも非常にインパクトがあった、虫嫌いが見たらトラウマになってしまうほどに

「まぁ、昨日の夜は見ないで済んだからよかったね」

「そうだな、、、」

「まぁウィンディは蜘蛛を見なかった代わりに、十災獣を見る事になっちまったがな」

「そうね、毒血王のヴァン、噂に聞く通りすごい魔力量だった」

「毒血王のヴァン、、、」

毒血?それにヴァンって、何処かで聞いたことがあるような、、、

「そいつってどんな奴なんだ?」

「うーん、貴族みたいな服をしていて黒いシルクハットとマントをしていた、それとエルフみたいに尖った耳が特徴的だったね」

「尖った耳、、、もしかして、そいつって血を使ったりするか?」

「血?血は使わないと思うけど、確か、彼が使う毒が血みたいに赤黒かったはず」

「そうなのか」

てっきりヴァンの特徴、それと名前から「ヴァンパイア」かと思っていた、この世界にはエルフや獣人もいるし、居てもおかしくはないと思っていたが、ヴァンパイアの特徴である血は使わないようだ、という事は似ているだけの別人なのか?

「何か知ってるの?」

「いや、そんな感じの特徴を持つ奴を知っていたんだが、どうやら別人みたいだな」

「そう」

「それより、ヴァンは西の戦場に向かっていたんだよな、といういう事はトラウムさんの予想通り城にいた十災魔神が動きはじめてるって事だよな」

「そうね、ヴァンもドロト同様魔法陣を守っている十災魔神、そのヴァンも動き出したって事は他の十災魔神も動きはじめてそうだね」

「よし、そうと分かれば急がなくちゃな、幹部達が帰ってくる前に魔法陣のある城に行くぞ!」

「おう!」

「お〜!」

3人は士気を高め、堂々と道を歩いていった

レギオンスパイダー


この世界の冒険者に野宿をしたいかと聞くと、例外を除き殆どの人が嫌と答える、理由は色々とあるがその中でもダントツで多いのは「レギオンスパイダーが出るから」というものだ、レギオンスパイダーはその生態と

「カサカサ」という音、そして何よりその見た目により冒険者には非常に嫌われている、そのうえ一体一体が

すばしっこく、体も硬いため撃退も非常に困難、しかし集団で群れるという性質が一部の者たちの間では人気で中にはレギオンスパイダーの集団を蹴散らすためにわざわざ野宿をする者もいる



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