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葬儀は人生儀礼において、体制なものです。

 開式一時間前、基本的には花など飾り付けは終わり。開式に備え、弔問客の対応や受付の補助を行なったり、世界的なパンデミックを起こした感染症の密を防ぐなごりで、開式前に焼香する形もいる為、案内したりする。(宗旨宗派によって、焼香の仕方が違うので不特定多数の方がくる場合、自分の実家の宗旨宗派で大丈夫だったりする。やり方がわからない場合は、スタッフからアドバイスが聞ける)


 しかし、壁供花の追加注文が入った為、生花スタッフと担当の祖父江チーフ(わたしと同じ肩書きで葬祭ディレクター、今回の当家をメインに担当し、接客と司会する立場で葬儀においてわたしより長いキャリアを持つベテラン男性)が供花がどの配置になるか、今回の葬儀における喪主の少女に確認している。しかし、側で組織の例の二つの派閥の各々の代表者が補助役と名ばかりにアレコレ対立しながら、口を出していた。一応の最終決定権がある少女が小さく弱々しくながらもはっきり口に出して判断を下しているからいいが、彼女が優柔不断なら式に間に合うか不安になる。


 自分の派閥と密接な立場の組織を立場的に優位にしようと二人は、口を出すが、正直敬意を表したいと思った。小さな声で小さな肩で震えながらであるが、はっきりと組織に対して、公平な判断で関わった組織や団体や個人単位に至るまではっきりと判断を下していた。立場として、威厳云々あるだろう。しかし、守られるべき子供が、大人がやるべき人の上に立つものとして、勇気を振り絞り、責任を持って判断することは並大抵ではない。組織のことを必死に勉強したからこそ、中身や繋がりを把握したことが一見弱々しく不安で頼りなく見えるが、組織を背負う覚悟があることがうかがえた。


 実際の立ち振る舞いや祖父江さんから当家の人柄に対しての情報共有においてそう感じた。精一杯だが、はっきりと意思決定を行なっていたと。


 とあるVシネマで極道の姐さんを主人公にした映画の検索でサジェストされる葬式 マシンガンにある状況を阻止できる警備体制をとっている。


 わたしを含め、拳銃を携帯し、銃を抜けば即射殺できるようにしてある。祖父江さんの補佐を務めるわたし、弔問客を接客するコンシェルジュ(人によってはお手伝いさんと言えばわかりやすいでしょう)に花の確認を隅々まで行う生花部の長や花の札を優位ごとに移動対応を行う生花部スタッフなどの式場にいる全てのスタッフが警戒している。


 さらに葬儀の邪魔をする倫理に反する行為、中立組織への敵対行為等は裏社会でも、筋を通したりや大義名分とかの動機が村長されるので余程の理由がないと裏社会の絶対的ルールに反しなくともそれ相応の報いを受けるリスクを孕むため、トラブルを起こすバカはいないはずでだった…


確かに、中立組織の請け負った仕事の妨害は、信用こそ失うが裏社会全体どころか中立組織全体からの制裁はない。


 しかし、裏社会においてもビジネスには信用が必要なのだ。

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