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確作
今だ。
爆弾を起動する。
重い爆発音と煙が周囲を覆った。
煙壁に銃弾が叩き込まれる。
少しは足止めになっているのだろうか。
銃弾が切り裂いた煙の中に
鎧が一瞬だけ反射した。
私は間髪入れずに剣を撃ち込む。
だめだ当たらない。
なぜか私はそう感じた。
しかし、煙の晴れたそこには、
直立不動の女騎士が存在した。
慢心か。
衰えか。
とにかく剣は当たっていた。
「撃つのをやめろ。」
私は部下に女騎士の確保を命じる。
完璧だ。
本来ならば私の(確縛の剣)では、
女騎士の持つ(剣)に力負けするだろう。
だが、今回は私の勝利だ。
額から刺さった剣は脳髄を分断し、
思考による反発を無くした。
手が汗で濡れている。
私や部下達は極度の緊張下にいたが、
それも、終わったのだ。
「あっ。」
空を見上げた私の耳に
部下の短い叫びが届く。
女騎士を見ると。
どこから現れたのか、
男が(確縛の剣)を引き抜こうとしている。
「やめろ。」
私の叫びは無視され、
無情にも剣は引き抜かれたのだった。




