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87:本当のクリアを目指して

クエストを進める話


 ――セブの墓地でクエストを受けて、1回目はただの脱出ゲームになってクエストも継続中だったからこそ2回目の接触は気を付けた結果……再び飛ばされた場所は最初の時の場所と似てたけど違う感じのする場所だった。そして、ボクの横にはあの泣いてた子もいて……


 とりあえず今度は明かりがすぐに灯り、暗視スキルが必要になることはなかったけど……通り道はひとつしかない。そんな場所だった。


 「なんか、誘導されてる感が強いんだよなぁ……まぁいいか」

 『おにいさん、大丈夫?』

 「なんとかなるんじゃない? ボク、かくれんぼは少しだけ得意だし」


 もっともかくれんぼする相手は隆和くらいしかいなかったから少しとは言ってみたけど……そもそも目に見える場所にあったら探す以前の問題な気もするし。そんなことを考えながらひとつしかないこの通路をずっと歩いてるけど……ここに謎解きの要素はなにひとつなかった。


 「この壁ってさすがに壊せなさそうか……」


 まぁ、壊せてたらそもそも苦労なんてしないんだろうし、あの泣いてた子は興味深そうにあたりを見ながら浮いてついてきていた。そして、歩き続けて10分も経たないくらいにすこしだけ広い空間についたわけで。


 「何もないけど……宝探しかな」


 とは言っても穴掘りの道具なんて持ってきてないから代わりになるものを探すしかなくて、アイテムボックスの中を確認してみたけど……


 「さすがに短剣じゃむずかしそうだし……」

 『おにいさん、ほりたいところ教えて?』


 泣いてた子が言うには浅い穴くらいなら掘ることが出来るらしい。もしかしてそのためにいるのかな? そう考えつつボクは数か所示してみるとその子はボクが言ったところに穴を掘ることができていた。なお、そのうちの2か所からモノが出てきて、ひとつはどこのものかわからない鍵で、もうひとつは白くて丸い石だった。


 「もしかしなくてもこういうのが続きそうだね」

 『そうだね』


 そう話したことは割と事実で、2度3度と同じような部屋が続き、それぞれの部屋で出てきたのは赤くて丸い石、青くて丸い石、黒くて丸い石、スコップ、ひし形の透明な石だった。

 そして、そこまで集めた後はずっと細長い通路が続き……たどり着いたのは穴が開いてる大きな石像が中央に立っている部屋だった。


 「……この穴に見つけた石を入れそう……」


 まぁ、入れる場所のヒントは見当たらないけど。だから適当にはめてみようかと思った時、泣いてた子が教えてくれた。場所と順番のヒントを。


 『お日様とお月様は追いかけっこ、いつも反対で、いつも一緒にいれないのはだれ?』


 それがヒントの一部らしい。ていうかヒント自体は天井にあったんだとか。絶対遠くを見るなんかとかないと詰むやつだと思ったのは言うまでもなかった。あと石はめは思いのほか単純なものだったと思えるのは多分本とかの影響だと思う。


そんなに難しい問題は考えられないです。

なお、ひし形の石は真ん中に納まる仕様である。

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