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62話 現実の騎士

 ブレイディアは緑色の光を纏いながら廃墟群を疾走していた。目の前には銀色の光を纏うジョセフと青い光を纏うウェルが走っており、目標である丸メガネをかけた獲物に向けて変形させた鞭を振るう。すると鞭は対象の頬をかすめその表情を青ざめさせた。あと一回振れば当たる――そう女騎士が確信した瞬間、青い光を纏った騎士が突然立ち止まる。追随していた者が突然止まったことで当然支部長も驚き動きを止めた。


「ど、どうしたんだい……!? なぜ止まるんだッ……!?」


「……このまま彼女を振り切るのは不可能です。私が時間を稼ぐので支部長は先に行ってください」


「し、しかし……」


「では、支部長もご一緒に戦っていただけるのですか……?」


「そ、それは……」


 追いついて来た小さな獣の鋭い眼光を見たジョセフは冷や汗をかきながらウェルに背を向ける。


「た、頼んだよウェルッ……!」


 ジョセフは一目散にその場から逃げ出し、残ったのはウェルとブレイディアのみ。廃墟に囲まれた広い道で二人の騎士は対峙する。


「――悪いな副団長。時間稼ぎに付き合ってもらうぜ」


「……わからないな。貴方達もどうせダリウスの人たち同様家族を人質に取られてゴルテュス子爵たちに無理矢理言う事聞かされてたんでしょ? 私たちを襲って来た時や子供たちを人質に取って現れた時の嫌そうな顔からだいたい察しはついてたよ。で、今度はその人質の所有権が『ラクロアの月』がダリウスを制圧したことよって奴らに移った。だから『ラクロアの月』の指示に従ってたんでしょ? でもさっきスクリーンに映ってた映像見たよね? 人質は私達の仲間によって救出された。なのに貴方はまだ奴らに従ってる。どうして?」


「…………」


「……もしかして私の推測が間違ってるの? それとも騎士団の家族は別の場所に監禁されてるとか?」


「……いいや、アンタの推測は当たってるよ。ただ今アンタが言ったように騎士の家族たちは本来別の場所に隔離されてた。それにジョセフの指示でね、騎士たちは家族が人質に取られていることを町の住人には知られてはいけなかったんだ。騎士たちは人質なんか取られて無く、自分たちの利益のため自発的に裏切ったって町の住民たちに思わせるためにな。……実際、ダリウスの人たちはジョセフの流した嘘を案の定信じちまったよ。ダリウスに住んでた騎士の家族たちが突然いなくなった理由はどうとでも説明できるしな」


「……町の住民に騎士に対する不信感を植え付けて協力し合わないようにするための措置か……本当に性格悪いねあの支部長」


「まったくだ。ま、そこら辺の事情を知ってか知らずかロンツェって奴が人質を一まとめにしてくれて助かったぜ。俺の見た限りじゃ騎士たちの家族はアンタのお仲間によって全員救出されたようだ。アンタ、コンサートホールにいた騎士たちだけは『ラクロアの月』の連中とは別に気絶させるだけで済ませてくれてたもんな。アイツらも起きたらきっと喜ぶよ。もうゴルテュス子爵やジョセフ支部長、『ラクロアの月』に従わずに済むんだからな」


「……そっか……でもそれだとならなおさらわからないんだけど――どうして貴方だけは私の前に立ってるの……?」


 ウェルはため息をつくと夜空を見上げた。


「……妻には先立たれたが、娘がいてな。エルミナって名前だ。今年で十二になるんだが、母親がいないのにとてもいい子に育ってくれた。俺にとっては何よりも大切な宝だ。……だがそんな大切な娘が病を患っちまった。手術すれば助かる病気なんだが……いかんせん珍しい病気でな。専門の治療を受けさせるには金がかかる。三千万なんて大金を用意しろと医者に言われた時は目の前が真っ暗になったよ。どうしようもないと絶望していたそんな時だ、ゴルテュス子爵やジョセフから声をかけられたのは」


「……お金を用意するから自分たちに従えとでも言われたの……?」


「……ああ。奴らはラフェール鉱山での『月光石』密輸に関してダリウスの住人たちが疑念を持ったことに感づいていた。だから騎士団に密告しようとする彼らよりも先に動いて騎士団を自分たちの手駒にしようと考えたらしい。そしてその先兵として選ばれたのが俺だった。俺が金に困ってたことをどこかから聞きつけた奴らは娘の手術費を捻出する代わりに自分たちに従うよう言って来た。その後俺は……悩んだ末、奴らの言いなりになる道を選んだってことさ。……今、娘はゴルテュスの私兵に監視されながら俺の家のベッドで俺を待ってる。手術費を手に入れて都会の病院であの娘に手術を受けさせるまでは……俺はどんな命令であろうと……奴らに従わなきゃならない」


「どんな命令であろうと、か……ねえ、さっきコンサートホールで貴方達が連れてきた二人の子供のうち男の子の方――テトア君がずっと貴方を睨んでたよね……? どうしてなのかな……?」


「……その顔を見るにおおよその見当はついてるんだろ?」


「……そう。……ってことはやっぱり貴方だったんだね――あの子たちの両親を斬った騎士っていうのは」


 ブレイディアの追及に対してウェルはうなだれるようにした下を向いた。


「……ああ、その通りだ。俺があの子たちの両親を斬った。……ホント最低な事をしちまったよ。騎士失格だ。守るべき存在をこの手で斬っちまったんだから」


「…………」


 『守るべき存在をこの手で斬った』――その言葉を聞きブレイディアの脳裏に忌まわしい過去が甦るも、今考えるべきことではないと首を横に振り打ち消す。そしてウェルに問いかけた。


「……もしかして後悔してるの……?」


「……どうだろうな。他の騎士はともかく今更後悔なんてしたってあの子たちや町の住人に顔向けなんて出来ねえし、許されはしないだろう。なにせ俺は自分の意思で町を裏切ったんだから。だが……ラグナ・グランウッドって言ったよな。あの坊主の……ズタボロで町の住民を懸命に守ろうとするあの姿を見てたら……ひどく自分が惨めに思えてきたのは事実だな。……俺にも昔は目指すべき理想があった。それを一瞬とはいえ思い出したよ。……けど今はゴルテュスやジョセフの惨めな飼い犬だ。結局のところ……俺は理想よりも現実を選んじまったってことさ。どんなに悔いたって……もう戻れねえんだよ」


「……貴方の気持ち……わからないわけじゃない。私も理想よりも現実を取って自分の手を血に染めてきたから。……こんな汚い手じゃ綺麗な理想には今更触れないよね。けど……貴方の言う通りラグナ君――今懸命に理想を追いかけてる男の子がいるの。その子の理想を私は出来れば叶えてあげたい。叶えられなかった私の代わりに。だから……出来るかぎりその子の前に立ちふさがる厳しい現実はこの汚い手でどかしてあげるつもりなんだ。たとえそれがどんなに悲しい現実であろうとね」


「……なるほどな。それじゃボチボチ始めるとするか。汚い現実を選んじまった大人同士でよ」


 ウェルが身に纏った『月光』を強めジリジリと間合いを詰め始めると、ブレイディアもそれに応じるように緑色の光を強め形状を戻した剣を構えながら間合いを詰めて行った。やがて二人の距離が十メートルを超えた時――踏み込んだ二人の騎士は消え一瞬交差すると二人の立っていた位置は入れ違う。その後ゆっくりと構えを解いた裏切りの騎士は小さく呟いた。


「……はぁ……やっぱり強いな……アンタ……時間稼ぎにも……なりゃしねぇ……」


 そう言うとウェルは膝から崩れ落ちうつぶせで倒れた。それを一瞥したブレイディアは目を一瞬伏せるとその場から走り去る。



 

 ジョセフはマンホールから廃墟群を抜けるとダリウスに戻り『月光』を消すと一目散にゴルテュスの屋敷の執務室に駆け込んだ。中では高級な椅子の上でふんぞり返った肥満体系の男が二人の美女を侍らせながら優雅に酒を飲んでいた。


「ん? なんだジョセフ。ノックもせずに。今は取り込み中だ、用件なら後で話せ」


 美女たちにセクハラを行うゴルテュスのそんな様子を見て若干の苛立ちを覚えながらも丸メガネの騎士は流れ落ちる汗をぬぐいもせず叫ぶ。


「し、子爵様ッ……! 大変です、廃墟群にいた『ラクロアの月』と私が連れて行った騎士たちが副団長とラグナ・グランウッドに……」


「んなッ……!?」


 それを聞いたゴルテュスは優雅に持っていたワイングラスを床に落としてしまう。


「な、なんだとッ……!? 作戦はうまくいっていたのではなかったのかッ……!?」


「い、いえ……予想外のことが立て続けに起こりまして……廃墟群にいた『ラクロアの月』はもはやロンツェのみで……生き残りの騎士も私を除けばウェルだけです……」


「ほ、ほとんど全滅ではないかッ……!? なんという醜態だ……そ、それで奴らは……ブラッドレディスたちは今どこにいる……!?」


「ラグナ・グランウッドは現在ロンツェと交戦中と思われます。副団長の方はウェルが足止めを行っていますが……」


「だ、大丈夫なのだろうなッ……!?」


「……一応ラグナ・グランウッドは『黒い月光』が使えない場所で戦っているうえ負傷しているのでロンツェが負ける可能性は低いと思われますが……絶対とは言えません。それに今一番問題なのは副団長の方です。彼女はほぼ無傷の状態ですので……ダリウスの騎士団支部で一番腕の立つウェルではありますが、そう長くはもたないかと……」


 それを聞いたゴルテュスの顔面は蒼白になった。


「ま、まま、マズイぞ……ブラッドレディスはマズイ……あの女には黒い噂が絶えない……もし一連のことがバレれたこの状態で捕まれば何をされるか……」


「ええ。わかっています。ですので今のうちに避難を――」


 ジョセフがそう言いかけた瞬間――外で見張りをしていたゴルテュスの私兵たちの悲鳴が聞こえて来た。と同時に扉を壊すような破壊音が聞こえてくる。その音を聞いた二人の悪党が凍り付いていると、屋敷を踏み鳴らす足音が執務室に迫ってきた。そして――。


「こんばん――わッ!!!」


 ――挨拶と共に執務室の扉を蹴り壊した小さな悪魔は天使のような微笑みを浮かべて言う。


「おじゃましますね子爵様。……いやぁ、それにしてもこんなお時間に美女を侍らせてお酒を飲まれるなんて本当にいい御身分ですねぇ。まあそれはいいんですがね。いろいろと聞きましたよ、騎士の家族やダリウスの住民の家族を人質に取った話とか『月光石』密輸の話とか。とんでもない悪党ですねぇ」


 緑色の光を纏ったブレイディアが剣を携え現れた瞬間、侍らせていた女たちは悲鳴をあげて逃げ出し、ゴルテュスとジョセフは冷や汗をかきながら震えはじめる。



 ブレイディアはズンズンと執務室に入り込んでくるもゴルテュスは両手を前に突き出し叫ぶ。


「ま、待てッ……! 待ってくれッ……! とりあえず話をしようではないかッ……!」


「話? 私が聞きたいのは貴方のくだらない言い訳では無く貴方の悲鳴なんですが」


 纏っていた緑色の光を増幅し脅迫してくるブレイディアにゴルテュスは声をうわずらせながら言う。


「だ、だから待ってくれッ……! 貴殿にとっても悪い話ではないんだッ……! どうだろう、私たちの仲間にならないかッ……!? 私たちの仲間になるのなら貴殿にもそれ相応の褒美が用意されるはずだッ……!」


「……もしかしてガルシィア帝国が『月光石』の密輸の対価に貴方へ提示した褒美のことを言っているんですか……?」


「そ、そうだ! 彼らガルシィア帝国は『月光石』密輸の褒美に対して我々に帝国貴族としての位を用意してくれると言ってくれたのだ!」


「……なるほど。それで貴方は重罪と知りながら『月光石』を密輸したのですね。ですが、貴方はすでにレギン王国の貴族でしょう。なぜ帝国貴族などになりたいのですか?」


「何がレギン王国の貴族だ、くだらないッ! こんな国境近くの領地を任された私の気持ちを考えたことはあるかッ!? いつ戦争になるともしれないガルシィア帝国との国境近くのこんな場所を守らねばならないなど、考えただけで胃と頭が痛くなってくるわ! 戦争が始まれば王都でぬくぬくと暮らす王族や上位貴族どもの盾にされるかもしれないのだぞ私は! しかも命をかけて功績をあげたところでおそらく私は政治の中心にはいけまい! なにせこの国には七大貴族がいるのだからな!」


「……ちょっと待ってください。ガルシィア帝国と戦争になるって、どういうことですか? 確かに最近は領土をめぐって多少の諍いが起きているようですが、いきなり戦争というのは少し飛躍しすぎではありませんか?」


「ハッ、飛躍などではないわ! ガルシィア帝国は十年以上前からレギン王国との戦争の準備を密かに進めていたのだ! 断言してもいい、そう遠くないうちに確実に戦争は起きる! 帝国の使者からの情報を聞き、私も独自に調べた! まず間違いない!」


「……だから戦争が始まる前に帝国の側に寝返ったと、そういうことですね。もしかして新しく完成する予定だった町の建設を途中で中止したのもガルシィア帝国からの要請ですか?」


「…………」


「……図星ですか。あの完成する予定だった新しい町は軍事基地が破られた際の第二の防波堤としての側面があるのではと推測してたのですが、あながち間違いでもなかったようですね。まあそんなものを作られたらガルシィア帝国からしたら邪魔以外の何物でもないでしょうし。当然の要請でしょうけど。にしても『月光石』が枯渇したと嘘をつくことで町の建設中止と『月光石』の密輸という二つのことを同時に行ったわけですか。王都からの調査官とかもどうせ買収したんでしょう。後でその辺も調べさせてもらいますけど、とんだ悪党ですねまったく。しかも……そそのかされて『月光石』の密輸なんてものに手を染めるだけでなく町の人たちを犠牲にするなんて」


「し、仕方がなかったのだッ……! それに私のような選ばれた人間のために使われるのなら平民たちも本望であろうッ……!?」


「…………」


 その傲慢を通り越したあまりにも自分勝手な言葉はブレイディアの逆鱗に触れるも、ゴルテュスは気づいていないのか話し続ける。


「この世は平等ではないッ……! 生まれや育ち、才能や能力によって人は区別されるのだッ……! 貴殿ならばわかるだろう、ブラッドレディスッ……! 貴殿のような優秀な騎士ならばッ……!」


「……何がおっしゃりたいんですか」


「貴殿には素晴らしい戦いの才能があるッ……! 我々と同じように選ばれた人間だッ……! 『ラクロアの月』や騎士たちを退けたその力、こんなところで腐らせるには惜しいッ……! 知っておるぞ、レギン王国の王族や上級貴族どもは貴殿のことを疎ましく思っているということをッ……! 貴殿もわかっているはずだ、こんな国に尽くしたところで貴殿は一生騎士団の副団長止まりッ……! だが我々と共にくれば帝国貴族への道も開けるのだぞッ……!」


 ゴルテュスの言葉に賛同するかのようにしきりに頷いていたジョセフもここで口を開く。


「そ、そうですともッ……! 現在我々は『ラクロアの月』の支配下に置かれていますが、貴方達のおかげで奴らの数はかなり減りましたッ……! 今ならば共に帝国へ逃げられるはずですッ……! 貴方はダリウスの住民のことで怒っておられるようですが、現実的に考えてみてください! しょせんこの世は弱肉強食、強く優秀な人間が弱く無能な人間を虐げるのは仕方が無い事なのですッ……! 我々や貴方のような人間はそういう弱者を踏み台にしてさらなる高みへと昇るのですよッ……!」


「ジョセフの言う通りだッ……! 奴らを守ったところでなんの得もないではないかッ……! それならば自身のために――」


 ゴルテュスが言いかけた途中で、緑色の大剣が床に勢いよく叩き付けられその衝撃によって大剣が振り下ろされた周辺は吹き飛ぶ。飛んで来た破片がジョセフたちの頬を切り血が彼らの頬から流れ落ちる中、二人はようやく理解する。自分たちがいかに愚かな説得をしていたかということを。


 目の前の女騎士から放たれる強烈な殺気を受けることによって。


「――聞くに堪えない。本当にどうしようもないクズだね」


 ブレイディアの殺気立った表情を見たジョセフとゴルテュスは自分たちの行って来た説得が火に油――どころかガソリンを注ぐ行為であることに気づき青くなるも、もはや手遅れだった。


「――私は別に見返りが欲しくて騎士をやってるわけじゃないんだよ。自分の信じたもののために騎士になったの。確かにその過程で現実を知って手を血に染めたことで綺麗な理想は追えなくなったよ、けど自分の信じた最低限の正義だけは絶対に無くさないようにと心に決めた。その最低限の正義を信じて今まで戦って来たの。これからもそれは変わらない。そして今、目の前に私の正義に反する悪党が二匹もいる。だったらさ――どんな手を使っても地獄に叩き落さなきゃだよね」


 剣を手に迫って来たブレイディアを見たゴルテュスとジョセフは叫ぶ。


「ま、待て、やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ……!!??」


「や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ……!!??」


 それを鼻で笑ったブレイディアは言う。


「今貴方達が叫んだように、ダリウスの住民や騎士団支部の人たちはずっと叫んでたんだよ。貴方達はちゃんとそれを聞いてあげるべきだった――彼らが受けたその苦痛、思い知りなさい」


 その夜、ゴルテュスの屋敷からは二人の男の悲鳴が絶え間なく響き続けた。

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