表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

第二章

「わあ…。ここが王宮…。」

馬車に揺られたどり着いた所は壁がキラキラと輝くお城。私には一切関係のないと思っていた、夢のような場所だった。

「お入りください。リンナ・カジューラテ様。全属性様と白属性様がお待ちです。」

思わずボーっとしていると説明の人(レイル・ドックという名前らしい)に急に話しかけられた。

とっさの事で、「はひっ!!」と変な声を出しながらも、一つの部屋にたどり着いた。

コンコンコンとドアをノックし、中へ入ると金髪でハーフアップの美女と、騎士のような服を着た黒髪のイケメンが何やら驚いた様子でこちらを見てきた。

「えっと、何かついてます?」ときくと、黒髪のイケメンが「いえ、ただ、本当に黒属性が女性だと知り、びっくりしてしまいまして…。あっ、自己紹介がまだでしたね。僕はルイ・トラリス、白属性です。」

と丁寧な自己紹介をされた。すると隣にいたきれいな女性が、

「本当にごめんなさい‼」と立ち上がりお辞儀をしてきたので、びっくりしていると、

「全属性様。彼女が驚いています。一度お座りになられて、自己紹介をしてはいかがでしょう。」

「あっ、そうね。私はエナ・サーラ。全属性よ。えなちゃんって呼んでね。」「あの、ごめんなさいって…?」と私が恐る恐る聞くと、「あなた、属性についての詳しい知識はおもち?」

と質問された。もちろん全然わからない。なんせ私には縁がないと思っていたし、詳しい知識を身につける気もなかったから。すると顔に出ていたのか、白属性様が、

「全然わからないって顔されてますね。そうゆうことでしたら一つずつ丁寧に説明させていただきますが、

その前にお名前をうかがっても?」「あっ、リンナ・カジューラテ、15歳です。」

「リンナ様ですね。それでは説明させていただきます。まず属性には基本属性と応用属性があります。

僕たち三人は応用属性の頂点に当たります。世界に一人ずつしかいないからです。そして応用属性とは、基本属性の三つに加え、自分たちにあったオリジナルの魔法が使える属性の事をいいます。例えば僕だったら治癒魔法などです。原則、自分以外のオリジナル魔法は使えませんが、全属性様だけは使用することができます。まあ要するに全属性様は論外ということです。次に基本属性についてですが、リンナ様は何種類あるかご存知ですか?」「火、草、水の三種類です。」

「ご名答。その通りです。そして、基本属性には複数持ちの方もいらっしゃいます。具体的には、

三種類持ちの三属性。二種類持ちの二属性。そして、一種類持ちの一属性です。そしてここからが本題なのですが…。」

と何やら神妙な顔で告げられた。「何かあったんですか?」「ええ。あなたには私たちと同じ二年制の魔法学園に入ってもらうのだけど、この国の歴史に黒属性が女性だったことがなくて…。だから学園では白に護衛を任せて、あなたはいざという時のために隠しておくことになったのよ。だからあなたには一属性として学園に入学してもらうことになって…。本当にごめんなさい!」「なあんだ。そういうことかあ。あっ全然いいですよ。むしろ、いきなり黒属性ですって言われても困りますし。」

と本心を伝えると、てをがしっと掴まれた。

「なんて心優しいの!!こんな子が黒属性としてこの国を守ってくれるなんて!これでこの国も安泰ね、白!」「ええ!!」とこの世に天使が降臨したのかと思うくらいの満面の笑みで告げられ、私はその部屋をあとにした。

それからというもの、私は学園入学までの二か月間魔法の勉強に励んだ。本当はやりたくなかったけれど、あんなことを言われたらやるしかない。

そしてついに入学の時がやってくる。あまり目立たない茶色の髪を結い上げ、いつもと変わらない黒色の瞳を鏡で見て、大きな期待と不安を感じながら、私は一歩を踏み出した。

書きながら思うのですが、黒属性の読み方はこくぞくせい、白属性の読み方は、はくぞくせいです。

分かりにくくてすみません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ