中国古代の王朝~「周王朝 春秋時代」 諸氏百家 ~
ネットで興味深い記事をみた。「論語と儒教はあまりに違いすぎる。論語の素晴らしさを儒教は汚してしまった。孔子は後の世に儒教に利用されただけだ。」という主旨の記事であった。興味のあるかたは検索して頂きたい。筆者も基本的にこの考えに賛同している。この項でも、「儒学」と「儒教」は別けて考えているつもりである。孔子の目指した理想が儒教だとは、恐らく思えない。
さて、その「儒学」も入る、春秋と戦国時代を通してあった思想が「諸氏百家」である。前にも書いたが、おそらくこの時代が中国の歴史上、一番自由な時代であったろう。尤も、「諸氏百家」とは後の世の人々がつけた名前である。諸氏で百家であるのだから、その時代は様々な思想や学問が、入り交じっていた事だろう。その中で、自分の思想を著す事が出来、なおかつ人々の共感を得られたものだけが、後の世にのこっていったのであろう。
諸氏百家といっても、一応分類としては11個とされている。そのうち、春秋時代から存在し今の世に大きく影響を及ぼものは、儒家と兵家であろう。いうまでもなく儒家は中国の歴史のみならず、東アジア全体に影響を与えた。今でも儒家の影響は、日本でもそこかしこに残っている。
兵家は今でもビジネスや実際の戦場に用いられる。兵家は戦争そのものより、心理戦や戦争の準備を説いているものが多い。時代が変われど人の精神は中々変われない事から、銀河の英雄の小説に「どんなに兵器が発達しようとも、戦争は孫子以来大きく変われない。」と皮肉られる所以でもある。




