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中国古代史あれこれ  作者: kuroyagi
~序 中国古代史へのいざない~
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漢字のちから

史書の文字は漢字である。漢字の成り立ちは、今は小学一年生から習っており、私などからすれば羨ましい限りである。象形文字からの漢字の成り立ちには諸説あり、ここでは言及しないが、アルファベット等と違い漢字はその文字一つで現象やものを説明できる珍しい文字である。

世界的にみても、なぜ漢字だけが使われつづけたのか。それは、文字が元来祭祀や呪術といった人ならざるものとの対話の手段であったからではないか。文字は、それそのものがちからを持っていたはずである。そのちからを畏れていた事が、漢字を大切にし、その多様性に結びついたのではないだろうか。

以前の話のように、殺人ひとつでいくつもの漢字を使ったり、「見る」「観る」「視る」「占る」「診る」「看る」と似たような現象で違う漢字を使う拘りを理解することも、古代中国の人々を身近に感じる事が出来るのではないかと思う。

外国人の方が、訳のわからない漢字のTシャツを着たり、タトゥーをいれたりするのは、漢字のもつちからを感じているのかもしれない。

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