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滅びの手前で、君の名をまだ呼ぶ  作者: しげみち みり


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第7話 避難計画N

 市庁舎の壁は、朝から熱を吸っていた。階段の手すりに触れると、金属が指の水分を奪う。臨時対策本部の扉は、以前議場だった部屋の奥にある。中では、地図が机からはみ出していた。市の全域図に赤いピンが無数に刺さっている。刺した人間の迷いが、そのまま針の傾きに残っていた。


 燈は腕の内側で配給表を抱え、正面の壁に設置されたホワイトボードに自分の名前を書いた。生徒代表。若い担当者、と括弧が添えられる。括弧は便利だ。責任の輪郭を縮めて、名札のふちに押し込めてくれる。だが括弧の外には、いつも本当の重さがいる。


 「時間がありません。午前の便で北、午後の便で内陸へ」


 市の危機管理課の係長が、棒で地図を叩いた。棒の先の街は、紙の上でしか揺れない。けれど、窓の外の風は生き物みたいに鳴っている。空の光条は今朝も増えていた。五本。正午には六本に見えたという人もいる。誰かの数えた数を正解にするわけにはいかない。だから燈は、数えない。


 「生徒の避難バスについては、生徒会に一任するということでよろしいですね」


 係長の視線が燈に落ちる。部屋の空気の比重が、ひと呼吸ぶん変わった。燈は頷き、バッグから名簿を取り出した。列の上に、薄い鉛筆で線を引く。出席、欠席、保護者同伴、行方不明。欠席の列は、インクで書いたわけでもないのに、消えなかった。消そうとするたび、紙が薄くなった。


 「バスの編成は、クラスごとの固まりより、家庭単位のほうが混乱が少ないです。避難先で互いを探しやすいから。昼の時点で家族の所在が確認できない生徒には、近所の保護者に同乗を依頼して……」


 言いながら、黒板にフローチャートを描く。矢印が何本も分岐して、また合流する。合流するたびに、ひとつの円を描いて、円の中に「止まる」と書いた。止まる場所がない計画は、走り続ける人を殺す。走り続けなくていい合図を、計画の中に仕込む。


 「それから『計画N』を提案します」


 部屋の視線が動く。ピンの頭が一斉にこちらを向いたみたいだった。燈はボードの隅に大きくNと書き、その横に小さく「残留者支援」と添えた。


 「避難できない家庭、避難しない選択をした家庭に対し、物資と情報を巡回で届ける仕組みです。ルートは三本。学校を拠点に、海側、内陸側、丘陵側。朝と夕で一回ずつ。医療物資、飲料水、乾パン、携帯ラジオ。可能であれば小型の蓄電池も」


 「反対だ」


 最前列の男が言った。消防の制服。血色のいい額に、深い皺。正論はいつだって正しい。正しいものは、何かを切るための刃になる。燈は胸を平らにした。


 「あなたの善意はわかるが、人手も燃料も足りない。動くものは、動ける人のために使うべきだ。残る人を支えるというのは、耳障りはいいが、現場の体を削る。それに……危ない」


 危ない。分かっている。危ないから、計画にする。場当たりで飛び込むより、薄い橋でもいいから板を敷く。燈はそう言おうとしたが、言葉が硬くなる気がして、わずかに間を取った。


 「危ないのは承知です。だから巡回します。行ける時に行き、行けない時は行かない。救助ではなく連絡。物資は置いてくる。留守なら、次の便でまた来る。来たという事実を残して。置いたという事実を残して。行ける体制を先に作っておかないと、『行けたはずだった』が積み上がる」


 「『行けたはずだった』が積み上がるのは、どっちにしても同じだ」


 「違います。『行ける時に行けた』が、少しずつ積み上がる」


 自分の声が、思ったより柔らかかった。柔らかい声は、反発をすり抜けるが、すり抜けすぎると届かない。届くぎりぎりに置く言葉を選ぶ。


 「電力」


 後方の扉が開き、御影が入ってきた。理科棟からまっすぐここへ来た顔。頬の赤みは引いているが、目の底に冷たい青が残っている。彼は会釈もそこそこに、机の上の地図と配線図を重ねるように見た。


 「予備バッテリーを載せる。十台。御影製作所謹製、というのは冗談だけど、充電済み。配給車の後部に固定すれば、振動にも耐える。携帯発電機は使わない。燃料は救急搬送に回す」


 「御影くん、それは君の仕事を減らすということか」


 消防の男が皮肉を込めた。御影は肩をすくめた。


 「減らしてはいけないところは減らさない。減らしていいところは減らす。数字で割り切れる話です。『残留者支援』のほうが、短期的に費用対効果が悪いのは事実。でも、長期的には人の不安を削る。削れた不安は、避難の成功率を上げる。数字の外にある面も、あります」


 燈は御影の横顔を見た。彼の言う「数字の外」は、ここ数日で少しずつ増えている。増えるたびに、彼は怖がり、同時に引き受ける。引き受ける技術は、電気の配分に似ている。余裕のないところへ薄く回す。厚いところを少し削る。全体を生かす。


 「計画Nの実施に賛成の方」


 係長が手を挙げた。半分弱。反対が三分の一。保留が残り。分かっていた。過半数があれば、回せる。回して見せてから、賛成を増やす。燈は手元の紙に〇を付け、吸い込むように息をした。


 「まずは今日の夕方便。海側の低地と、丘陵側の孤立気味の住宅地。配るものは学校の備蓄から。配りながら、世帯の希望を拾う。明日の朝につながる希望だけ。救助の依頼は受けない。代わりに無線の周波数と、配給の時刻、電源の貸し出し方法、避難バスの増便予定。情報の順番を間違えない」


 「誰が回る」


 消防の男の問いに、燈は迷いなく答えた。


 「私が回します。最初は私が。危険判断は私がし、引き返す決断も私がします。ルートが固まったら、交代制にします」


 「君が背負いすぎる」


 別の職員が低く言った。善意の声。善意は重さを増やす。燈は笑って、首を傾けた。


 「背負うんじゃなくて、輪にします」


 ホワイトボードの隅に、丸を描いた。大人の握り拳くらいの円。そこに小さな矢印をいくつも描き、外へ出し、また戻す。


 「重力を、輪にして回す。私ひとりの背中に落ちてくる前に、触ったみんなに配る。配って軽くなった重さだけ、最後に私が背負う。それなら、折れないと思います」


 係長が目を細め、うなずいた。反対していた消防の男は、顔をしかめたまま黙った。黙ることは、ときどき賛成よりも尊い。黙ってくれた時間の分、前へ進める。


 会議は走り続けた。避難バスの車両番号、ドライバーの休憩、点呼の方法、名簿の分冊。シートベルトの有無、毛布の数、バスのドアが閉まる時間。燈はペン先で細い線を引き続けた。細い線はすぐに切れる。そのたびに、丸でつないだ。つながった丸は、目印になる。


 合間に、御影が小声で近づいた。


 「発電機の件、ありがとう」


 「こちらこそ。無線は?」


 「凪と海斗と柊が登った。アンテナの角度は明日変える。今夜は受ける側に徹する」


 「受ける側に徹する夜が、今は多いね」


 「うん」


 御影の目が短く笑った。笑いは薄いが、芯がある。芯のある笑いは、光に近い。光は燃料を食う。食わせすぎないように、燈は会議を締めた。


 市庁舎の廊下は、会議後の匂いがした。紙と汗と、捨てられたコーヒーの香り。窓の外の空は、午後の色を忘れている。灰の上に薄い橙。光条は五本のまま、一本の根元が太くなっていた。廊下の向こうから足音が近づいた。顔を上げると、苑がいた。マスクを外していて、喉元の白さがかえって頼もしかった。


 「行くの」


 苑の目に、答えを拒む余地はなかった。燈は頷いた。苑は笑って、手を軽く上げた。手のひらだけで言う、がんばれ。


 「あなたが回すなら、私たちは鳴る」


 苑の口の形がそう言った。声はない。けれど、意味ははっきりしている。鳴る。鳴らす。鳴らせるように、回す。


 燈は笑って返した。


 「ベルになって」


 苑が目を丸くした。非常ベルじゃない、と燈は付け足した。


 「風鈴のベルに」


 「……うん」


 苑の笑いの形が、少しだけ緩んだ。廊下の隅の空気が軽くなる。軽くなった空気は、人を押さない。押されないと、人は前へ出やすい。前へ出る足は、扉の前で止まる。止まって、呼吸を整える。整えた呼吸で、扉を押す。


 夕方の巡回は、思ったより静かだった。海側の低地は水が引き、道路に塩の跡が白く残っている。配給車はゆっくり走った。助手席に燈、後部に御影のバッテリー五台。運転席には町内会の若い父親。彼の息は音に出ない。出ない息は、背中の角度に出る。角度が一度だけ緩んだ時、燈は窓を開け、空気を入れ替えた。


 最初の家は、玄関に紙が貼られていた。避難先、親戚の住所。誰かがここで、行き先を書いた。書いた時のペンの勢いが、紙の角に残っている。置き配の箱に水と乾パンを入れ、ラジオと周波数の紙をテープで貼った。シールは御影の手製だ。「受信:この時間」と、文字がやわらかい。


 二軒目は、カーテンの隙間から目が見えた。年配の女性。燈は深く頭を下げ、声を出さずに口の形をゆっくりと作る。物資、ここ。明日、また。女性は頷いた。頷いた時、頬が少し上がる。その上がり方が笑いに近い。近いだけでも、十分だった。


 三軒目で、若い母親がドアを開けた。腕には赤ん坊。泣き声は出ない。喉の奥で薄く鳴っている。泣かない赤ん坊は熱を溜める。燈はバッテリーをひとつ渡し、説明を簡単に繰り返した。繰り返しは、相手の目の焦点に合わせて変える。目が合うと、言葉が短くなる。短くなった言葉は、落ちない。


 丘陵側に入ると、道路が狭くなった。枝が車体をこする音が続く。光条が一本、傾いていた。傾いた線の向こう側が、夕方の色に近づく。近づくだけで、誰もそこへ着けない。着けない場所があると、人はそこへ線を描いてしまう。描いた線を、計画の中に入れてはいけない。計画は、届く場所だけに触れていなければならない。


 「ここ、曲がれますか」


 燈が指さすと、運転手がうなずいた。路地の突き当たりに、小さな平屋が見える。縁側に風鈴の残骸。ガラスの舌が欠け、金属の輪が斜めに吊るされている。叩けば鳴るのかもしれない。でも、鳴らさない。鳴らないからこそ、そこに音がある。


 玄関の前で、老人が待っていた。杖をついて、背筋を伸ばしている。目は強い。こういう目は、時間に負けない。燈は深く頭を下げ、紙を手渡した。老人は紙を見ずに、燈の目を見た。


 「明日も来るのかい」


 「来ます。行けたら来ます」


 正直は、うすい嘘よりも厚い。老人はうなずいた。うなずきはゆっくりで、確かだった。ゆっくりなのは、早い時よりも意志が濃い。


 巡回の終端で、空が一つ鳴った。遠雷ではなく、乾いた音。光条が一本、千切れて、夜の側へ落ちていく。車内の誰も言葉を出さなかった。ラジオから砂の音が流れ、御影のシールに書かれた時間が窓の光ににじんだ。燈は腕時計の針に指を置いた。置いただけで、止めなかった。止めないことが、正しい時刻だった。


 学校へ戻ると、体育館の端で子どもたちが眠っていた。昼の合唱の名残の空気が、床の上に薄く残っている。手の形をした空気。手が重なり、離れ、また重なる。その跡が、板の上に反射していた。柊が遠くからそれを撮っている。シャッター音は鳴らない。鳴らさない時の写真のほうが、後で鳴る。


 御影が配電盤の前に立って、針の揺れを見ている。頬の火傷はほとんど消えているのに、そこに触れる指の癖だけは残っていた。数字の横に、人の顔が増える。増えるのを怖がりながら、彼は針を真ん中に戻した。


 「どうだった」


 柊が尋ねた。燈は「回れた」と答え、紙袋を掲げた。置き配の受領書。受け取りのサインはまばらだ。字が弱いところで、テープの痕が強い。強い痕は、字の代わりになる。字の代わりに残せるものは、他にもある。写真。手触り。匂い。音。回ったという事実は、いくつもの形で残せる。


 「明日の朝、同じルートをもう一回。午後は内陸側を増便。バスの空席に、物資と人を」


 燈が言うと、柊がうなずいた。


 「俺は、写真を配る」


 「配る?」


 「印刷機、まだ生きてる。A4に四枚入れて、切れば配れる。『ここに来ました』って紙。あの家の風鈴、あの手、あの顔。見せられるものだけ。顔は全部じゃない。手は全部」


 御影が横から口を挟んだ。


 「受け取る側が『来た』を信じられる証拠。いいね。電気はなんとかする」


 「ありがとう」


 燈は二人を見て、肩の力が少し抜けるのを感じた。輪にして分ける。分けた重さが、また集まって、彼女の肩に戻ってくる。その戻り方は、最初の落ち方よりも柔らかい。柔らかさは、折れにくさだ。


 夜。市庁舎の廊下を、もう一度歩いた。薄暗い窓の外で、光条が水平に揺れる。揺れるだけで、どこへも行かない。行かない線が、街の上に何本も張られる。張られた線に、音が引っかかる。風鈴の残骸が鳴りかけて、鳴らない。鳴らないのに、耳が鳴る。


 会議室の前で足を止めると、中から声が聞こえた。消防の男だった。彼は電話で誰かに指示を出し、最後に短くため息をついた。そのため息は、負けた人間のものではなかった。勝った人間のものでもなかった。重さを受け取った音だった。受け取って、輪に入れた音。


 燈は扉に手をかけなかった。代わりに、廊下の突き当たりの窓を少し開けた。夜風が入り、紙の端をめくる。配給表の角が丸くなる。丸くなった角は、誰かの指に優しい。優しい紙は、あとで読み返される。読み返した時に、手の形が残っている。残った形が、次の朝の動きを決める。


 校舎に戻ると、図書室の灯りがまだついていた。宙が机に向かって、台本の余白を撫でている。彼は顔を上げ、燈を見て軽く会釈した。挨拶は短かったが、目の中には昼の十五分が残っていた。人形の王子の糸の張り、笑いと泣きの混じる音、最後の一行。終わりの先でまた会おう。嘘の橋は、夜にも通用する。


 「ベルになって」と昼に言った言葉を、燈は心の中で繰り返した。非常ベルのように叫ぶのではなく、風鈴のように知らせる。危機を知らせるのではなく、気配を知らせる。鳴らすのではなく、鳴る。鳴るように、回す。回るように、配る。


 深夜。配電を落とし、体育館の灯りが消える。暗さが校庭からいっせいに寄ってくる。寄ってきても、圧迫してこない。不思議な夜だった。空の光条は数を増やさず、減らしもしない。均衡という言葉を思い出す。均衡は、誰かがどこかで力を加えている証拠だ。見えない手が、街を押している。押す力のどこかに、自分の指が混ざっている気がした。


 体育館の扉の外で、燈は腕時計を外した。針は二十三時を少し回っている。針に指を置く。置いて、離す。置く前と同じ速度で、針は進む。止めないと、止まらない。止めるふりをやめた夜は、正直だ。正直な夜に、嘘を少しだけ混ぜる。混ぜた嘘が、眠りの質を上げる。眠りの質は、明日の効率に効く。数字で言えることと、言えないことを、無理に同じ列に並べない。


 「燈」


 背中から声がした。苑だった。薄いカーディガンに、譜面を抱えている。声は相変わらず出ない。でも、呼ばれた気がする時、出ていない声のほうが大きい。


 「鳴れた?」


 燈が問うと、苑は笑って頷いた。それから両手を胸の前に持ってきて、軽くたたいた。パン、と音がした。声より低い、手の音。その一回で、今日のたくさんの音が呼び戻される。人の手は、ベルだ。金属でできていなくても、鈴になる。


 「明日も回す」


 燈が言うと、苑は親指を立てた。小さな仕草。大きな合図。合図は、計画の矢印よりも速く伝わる。伝わった合図に、街のどこかで誰かが応える。応えの形は見えない。見えないのに、確かだ。


 夜風が強まった。枯草の音が無線のノイズと重なり、遠くで犬が一度だけ吠えた。どこかの家の風鈴の残骸が、音を探すように揺れた。鳴らない。鳴らないからこそ、次に鳴る準備をしている。鳴った時、誰かが気づくように。気づいた人が、誰かに渡せるように。


 燈は配給表を抱え直した。紙の温度が、自分の体温で少し温かい。温かさはすぐに消える。でも、消えるからこそ意味がある。消えないものは、重すぎる。重いものは輪にして回す。回しながら、明日の円を描く。円の真ん中に、Nと書く。Nは、残る人の頭文字じゃない。Nは、鳴るの頭文字でもある。


 風が息を吐き、空の光条がわずかに揺れた。揺れただけで、今日は崩れない。崩れない夜に、足音が一つ、二つ、重なる。重なった足音が、遠くの誰かの電波になる。電波になった音が、砂の向こうの誰かに届く。届いた人が、たった一人でも、明日の朝の輪に加わる。


 「ベルになって」


 燈は小さく呟き、腕時計をはめ直した。針が進む音は聞こえない。それでも、時間は確かに回っている。回っている間に、配る。配ったものの重さが、自分の肩に戻ってきたら、また輪にする。輪にして、街に渡す。


 夜の中で、風鈴の形をした見えないものが、いくつも揺れている気がした。揺れて、鳴らない。鳴らないまま、朝の方角へゆっくり傾く。傾いた先に、今日より少しだけ、明日の青が混ざって見えた。

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