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滅びの手前で、君の名をまだ呼ぶ  作者: しげみち みり


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第2話 焦げた空の下で

 トラックの外周にひびが走っている。白線はゆがみ、タータンの継ぎ目から雑草が顔を出していた。海斗はそこを跳ぶたびに、なにかを越えられた気がした。足が地面を蹴るたび、胸の奥で渦を巻く不安が、背中の方へと置き去りにされる。置き去りにできるうちは、まだ大丈夫だと思えた。


 スタートの合図はない。笛も電光掲示板も沈黙したままだ。顧問の杉田は、スタンド最上段の日陰に座って、配給所でもらってきた常温の水を膝に置いている。彼の背後では空が浅くひび割れて、雲がガラスみたいな層になって流れていた。


 十周目を終えたところで、海斗は呼吸を整えて掲示板を見上げた。電源の戻った数字が、ふっと生き返る。赤のドットが並んで、タイムを作る。五秒、三秒、また五秒。数字が飛ぶ。最後に、十三が瞬いた。点滅が、心臓の拍みたいに一定の間隔で続いて、やがてぱたりと消えた。


 スタンドから、杉田の声が降りてくる。

 「今日はここまでだ。市から連絡きた。明朝から北の避難所へ移送だと」

 「バスで?」

 「そうだ。校門集合、点呼して、順に乗る。陸上部は俺が引率する。……海斗、お前、顔色悪いぞ。水飲め」


 海斗はうなずいた。ボトルの水はぬるく、鉄みたいな味がした。飲み込みながら、頭の中では別の地図が広がっていく。住宅街の細い道、アーケードの商店街、川沿いの土手、そして坂の上の小さな平屋。祖母が一人で住んでいる家が、そこにある。


 「先生、俺、明日は行けません」

 口が先に動いていた。

 「は?」

 「俺、ばあちゃん残して行けない。電波も止まったままで、近所の人たちももう避難したって言ってたから」

 杉田はしばらく黙っていた。遠くで風が旗のないポールを鳴らす。

 「海斗。ここは、指示に従った方がいい。お前ひとりが残って何ができる。おばあちゃんは別のルートで保護されるかもしれない」

 「かもしれない、間に合わないかもしれない。俺、行ってきます。今日は練習、ここで上がります」


 返事を待たず、海斗はランニングシューズのままゲートを出た。アスファルトに日がさして、蜃気楼みたいに揺れている。空のひびは朝より濃く、東の端から西へ伸びる筋になっていた。昨日、誰かが「光条」と呼んだそれは、今日になって太くなり、雲ごと裂いていた。


 商店街の入口まで来ると、シャッターが歪んだまま止まっている店が並んでいた。道路は中央が盛り上がって、手のひらのひびみたいに割れている。果物屋の屋根が片方だけ落ちて、看板の桃が、地面に突き刺さった矢のように立っていた。


 その桃の影で、しゃがんでいる誰かがいた。制服ではない。黒いパーカーの背中に、色の抜けた大きな星。髪は短く、耳のピアスが光る。凪だった。帰宅部の、廊下でも屋上でも、いつもどこかにいる凪。


 「何してんの」

 声をかけると、凪は顔を上げた。頬にほこりがついてるのに、目だけが妙に澄んでいる。

 「見りゃ分かるでしょ。どかしてるの」

 「何を」

 「これ。重い。ちょっと手貸して」

 ためらいもなく手招きされ、海斗は瓦礫の前にしゃがんだ。鉄骨とコンクリートとベニヤ板。地震で崩れた天井の一部らしい。下に空洞があって、そこに細い通路ができかけている。凪は両手でジャッキを押しているが、角度が悪く、なかなか持ち上がらない。


 「兄のバイクが、ここで途切れてるの」

 凪が言った。声は平らだった。

 「途切れてるって」

 「タイヤ痕。アーケードを抜けて、ここで消えてる。地面割れた時に挟まったのかも。変な音がしたって人が言ってた。ねえ、あんた足、強いんでしょ。踏ん張って」


 強いかどうかは分からない。ただ、足しかないと思っている。海斗は瓦礫の端に足をかけ、ジャッキの柄に両手を重ねた。

 「入れるよ、カウントして」

 「三、二、一」


 力が骨に集まる。脛が焼けるように痛む。靴底がアスファルトに吸いつく。瓦礫がぎしぎし鳴って、数センチ浮いた。凪はすかさず板切れを差し込む。もう一度。汗が目に入る。三度目。ふっと軽くなり、隙間が通路になる。


 「入るから、落とさないで」

 凪はするすると潜った。海斗は柄の上に体重をかけながら、息を止めた。中から金属のこすれる音、箱を引きずる音。やがて凪の手が、何かを押し出した。黒ずんだ半ヘル。割れていない。まだ、人の温度が残っている気がした。次に、小さな紙片。水で滲んでいるが、文字は読めた。


 北の高台 無線


 凪が這い出てきた。額に切り傷ができていて、血が汗に混じって流れている。海斗は瓦礫をゆっくり降ろし、紙片を渡した。凪はそれを見つめたまま、しばらく動かなかった。指先が震えて、紙がまた滲みそうだった。


 「これ、兄の字」

 声が細くなる。平らだった音の上に、ようやく揺れが乗った。

「高台?」

 「うん。川の向こうの、送信所のある丘。昔、非常無線の訓練で使ったことがあるって言ってた。そこなら、まだ……届くかもしれない。どっかに」

 凪は空を見上げた。光条は雲を押し広げるみたいに太くなって、白じゃなく、内側から焦げているような色になっている。昼なのに、夕方の光が景色に落ちていた。


 「行くの?」

 海斗は自分の声が驚くほど落ち着いているのに気づいた。

 「行く。行きたい。ここにいても、何も届かない」

 「俺、ばあちゃんの家、途中で寄りたい。丘に向かう道、知ってる」

 凪はうなずいた。迷いはない。迷いがあったとしても、ここに置いていくしかないと決めている目だった。

 「じゃ、走る?」


 二人で走り出した。アーケードを抜けると、開けた交差点にひとがまばらに立っていた。信号が全方位で点滅し、スピーカーがひどく歪んだ声で同じ指示を繰り返している。明朝の移送、校門集合、冷静に。海斗はそのたびに足を速めた。凪は追いつく。息が乱れても、置いていかれない。足音が二つあるだけで、街が少しだけ安全になったように感じられる。


 最初の角を曲がったところで、コンビニの前に小さな犬が蹲っていた。首輪がはずれて、舌を出している。ペットボトルが転がっているが、ふたは閉まったままだ。

 「ちょっと」

 凪が立ち止まる。海斗も足を止めた。走りたい。止まりたくない。でも、見なかったふりをしたら、走った距離が全部薄くなる気がした。ふたを開けて手のひらに水を受け、犬の口元へ差し出す。犬は恐る恐る舐め、やがて勢いよく飲んだ。少し落ち着いたのか、尻尾を一度だけ振った。凪が拾った紐を首輪に通す。

 「行こう。丘まで連れてって、誰かに渡す」

 「名前、あるのかな」

 「今日だけの名前でいい。桃でいいや。さっきの看板、縁起よさそうだし」

 犬は首をかしげた。呼ばれていると分かったのか、また尻尾を振る。


 住宅街に入ると、空気が塩っぽくなった。海から風が回り込んでくる。瓦屋根の家の間に、祖母の平屋が見えた。庭の向こうで、古いすだれがはためいている。玄関に鍵はかかっていない。中に入ると、畳の匂いがして、時計の秒針がかすかに鳴っていた。


 「ばあちゃん」

 返事はない。台所を見て、寝室を見た。引き戸を開けると、祖母は布団の上に座っていた。顔色は悪くない。手にラジオを持っていて、ボリュームを上げたり下げたりしている。電池が弱って、音は砂をこするみたいだった。


 「海斗かい」

 祖母は笑った。皺の曲がり方まで知っている笑い方だ。

 「来ると思ったよ。外、空が変だね」

 「迎えに来た。移送が明日で、でも俺、今連れていきたい」

 祖母は首を横に振った。意地ではなかった。確かなものに触れている人の、静かな拒絶だった。

 「私はここにいるよ。ここが分かりやすいからね。あんたが私を探す時、ここにいる方がいい。避難所はめまぐるしく動くもの」

 「でも」

 「いいから、顔を見せてくれたら安心だよ。お腹、減ってるでしょ。冷やご飯ある。梅干し、まだある」


 凪が戸口で立ち尽くしていた。祖母は気づくと、にこりと微笑んだ。

 「友だち?」

 「学校の……凪」

 「凪ちゃん、そこに座ってね。犬も、入っておいで」

 桃は遠慮なく上がり、畳の端で香箱みたいに丸くなった。祖母は台所へ行き、戻ってきた時には、海苔の匂いのするおにぎりが皿に乗っていた。手のひらに伝わる、ほんの温かさ。海斗は喉の奥が熱くなるのをごまかすように、ほおばった。


 「ばあちゃん、北の高台に行く。無線が残ってるかもしれない。連絡できたら、ここに戻ってくる」

 祖母はうなずいた。ラジオを海斗に渡し、電池の替えも手渡す。

 「持ってお行き。音が鳴ってるだけで、帰り道が明るくなることがあるよ」

 「鍵、閉めて。何かあったら」

 「空を見てれば分かる。年寄りの勘をなめちゃいけないよ」

 祖母は冗談めかした声で言い、真面目な目で海斗を見た。

 「戻るまで、息をちゃんとして。足ばかり先に走らせないで」


 家を出る時、祖母は縁側まで見送ってくれた。風鈴が軒下で鳴った。昨日、校舎で鳴っていた音に似ていた。ガラスの模様が光って、影が畳に揺れている。焦げた空の下なのに、その揺れは涼しかった。


 坂道を登ると、川の堤が見えてきた。水位は低いのに、流れは速い。橋の中央に差しかかった時、地面がぐらりと揺れた。欄干がきしみ、電線が鳴った。凪が欄干をつかみ、海斗は彼女の肩を支えた。桃が吠え、すぐに黙った。


 揺れは長くは続かなかった。止んだ後の静けさが、耳に刺さる。ふと見上げると、光条の一本が、さっきより低く垂れているように見えた。雲を突っ切って、どこかの地面へ刺さっている。そこから薄い波紋のようなものが広がり、空の色を少しずつ変えていく。灰から、浅い青へ。青から、また灰へ。


 「急ごう」

 凪の声はかすれていたが、強かった。丘のふもとに着くと、舗装路はすぐに砂利道に変わった。送信所に続く狭い道は、途中で崩れている。足場を選びながら進む。桃が先を走り、危ないところで振り返る。息が上がっても、止まらない。止まったら、丘に上る理由が薄くなる気がした。


 送信所のフェンスは、半分倒れていた。中へ入ると、小さな建物の扉は開いていた。室内は暗く、機械の匂いと、埃が湿って固まった匂いがした。壁のスイッチを上げる。何も起こらない。凪が無線機の前に座り、配線を確かめる。電源ランプは死んでいる。海斗は祖母から預かった電池を見て、無力だと気づきながらも、手を動かし続けた。


 「バッテリー、死んでる」

 凪の声が沈む。その奥で、何かを掴み直す音がする。

 「でも、こっちのハンドル、手回し発電だ。少しは入るかも」

 凪はハンドルを握り、回し始めた。最初は重いが、すぐに規則的な重さに変わる。海斗はアンテナの向きを変え、スイッチを押した。微かな音。砂。遠い雷みたいな低周波。凪がマイクのスイッチを押す。


 「もしもし、聞こえますか。こちら、北の高台送信所。誰か、聞こえますか。こちら、北の高台送信所」


 返事はない。繰り返す。ハンドルを回す。回すしかない。回している間、海斗は走っているのと同じ気持ちになった。足が地面を蹴る代わりに、手が空気をつかむ。回すほど、胸の奥の不安が後ろに押しやられる。だが、不安はそれでもしつこくついてくる。離れずに、笑いもしない。


 「もしもし」

 音が割れた。凪はハンドルを止めない。海斗は耳を無線にくっつける。砂の向こうで、音が上下する。誰かの声。違うか。記憶か。


 「……し……た……」

 雨の中の囁きみたいに、ひとことだけが拾われた。聞き間違いかもしれない。けれど、凪は顔を上げて、同じ方向を見た。ふたりとも、同じ幻を掴んだのかもしれない。


 「もう一回」

 凪は息を短く吸い、また言う。

 「こちら、北の高台送信所。誰か、聞こえますか」


 返事は、来なかった。それでも、無線機は確かに音を出していた。完全な無音ではない。砂と、遠雷と、鉄が冷めていく時の音。外では風が強くなって、送信所のアンテナが鳴っている。


 「今日は、これで戻ろう」

 海斗は言った。凪はうなずいた。顔には悔しさと、わずかな安堵が混ざった表情が浮かんでいた。何かをしたという事実が、体温を保ってくれている。


 丘を降りる途中、背後で空が鳴った。振り返ると、光条がひとつ、太鼓の皮みたいに震えて、数を増やしていく。二本、三本。どれも遠いのに、近い音がした。それらが地平線を縫って、街の輪郭を少しずつ、別の形に縫い替えているように見えた。


 「時間、走ってくれないね」

 凪がぽつりと言った。息は上がっているのに、声は静かだった。

 「走るのは、俺だけだと思ってた」

 「ほんとに?」

 海斗は笑うしかなかった。今日、何度笑ったか覚えていない。笑うたびに、喉の奥が痛くなる。笑わないと、足が止まる。笑っても、止まりそうになる。

 「誰かと走れば、止まらずに済むのかもって、思った」

 「それ、わたしのこと?」

 「そうかも。違うかも。でも、今は、そう思ってたい」


 堤に出ると、風が海からまっすぐ吹いてきた。遠くでサイレンが鳴っている。明朝の移送の予告が、また町内放送で繰り返されている。桃が前を走り、急に立ち止まって振り返る。夕方の色が濃くなり、影が長くなる。


 祖母の家に戻る前、海斗は少しだけ足を止めた。川の向こうに、学校の屋根が見える。あの中庭の風鈴は、もう鳴らない。けれど、耳の奥で、ほんの一瞬だけ、ガラスが触れ合う音がした。気のせいかもしれない。誰かの記憶が風に混じったのかもしれない。


 家に着くと、祖母は縁側で待っていた。膝に毛布。桃を見ると、笑って頭を撫でた。

 「ただいま」

 「お帰り。無線は?」

 「砂と、雷と、ほんの少しの、誰か」

 「それなら、十分だよ」

 祖母はあっさり言った。台所から味噌汁の匂いがする。火は使っていない。温めなくても、匂いは温かい。


 夜になって、空のひびは光り続けた。十三という数字の意味は分からない。掲示板の故障に過ぎないのかもしれない。だが、街の至るところで、似た話を聞いた。タイマーが止まる直前に同じ数字を出したとか、時計が午後一三時を示したまま動かないとか。誰かが勝手に意味を与えて、誰かがそれを信じる。意味のないものに、意味を当てる。そうしないと、夜が深くなる。


 畳の上で、海斗は目を閉じた。隣の部屋で祖母が寝息を立て、廊下の先で凪が毛布にくるまっている。桃は足元で小さく丸くなって、夢の中で走っているみたいに脚を動かした。窓の外では、風鈴がときどき鳴る。焦げた空の下でも、鳴るものは鳴る。鳴らなくなった時、その時は、その時の走り方を考えればいい。


 明日、校門に行くかどうか。朝になって決めようと思った。バスに乗らないことは、もう決まっている気がした。けれど、行って、誰かの名前を点呼で呼ぶ燈の顔を見たくなるかもしれない。柊がカメラを構えて、何かを言いたげにこちらを見る姿が、目の裏に残っている。三人で同じ空を見上げることは、もうないのかもしれない。ないなら、別の形でつながればいい。風鈴の音でも、無線の砂でも、走る足音でも。


 深夜、遠くで雷が鳴った。光条の一本が、ゆっくりと消えた気がした。代わりに別の場所に一本、薄い線が現れる。世界は、ゆっくりと、違う形に編み直されていく。その編み目のどこかで、誰かが間違いなく生きている。間違いなく、走っている。


 朝が来る前に、海斗は目を開けた。外が少し青い。凪も起きていて、玄関で靴ひもを結んでいる。桃があくびをして、尻尾を振った。祖母は布団の中から顔だけ出して、笑った。

 「行っておいで」

 「行ってくる。戻ってくる」

 「戻る道は、体が覚えてるよ」


 縁側を出た時、風鈴が小さく鳴った。昨日より優しい音だった。空はまだ焦げている。光条は薄くなったものもあれば、太くなったものもある。決まりはない。決まりがなくても走れる。走ると決めてしまえば、足は勝手に前へ出る。


 校門へ向かう道と、高台へ向かう道は、途中まで同じだ。分岐点まで、ふたりで走る。そこで立ち止まり、どちらへ行くか、改めて決めればいい。点滅する信号が、黄色だけで世界を染めている。耳の奥で、昨日の掲示板の十三が、まだゆっくり瞬いている。意味は分からない。でも、分からないまま、走ればいい。


 海斗は息を吸った。焦げた空の下で、最初の一歩を踏み出す。横で凪が、同じリズムで地面を蹴る。二つの足音が重なると、街の色がわずかに変わった気がした。風が背中を押す。桃が前を走る。走れば、時間は少しだけ、こちらの味方になる。止まらなければ、夜は遠のく。止まらなければ、誰かの声が、砂の向こうで、もう少し近くなる。


 焦げた空の下で、ふたりは走った。終わりが来るとしても、その途中にあるすべてを越えるように。越えるたびに、ほんの少しずつ、置いていく。取り戻せるものと、もう戻らないもの。その区切りを知るために、走った。どこかで鳴る風鈴の音を背に受けながら。

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