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2-24


昌耶と奏子は、顔を暗くして

自分たちを見据えている。


「朔耶の言う通りだよ、アンナちゃん。

 話を聞かせてくれ。」


「お願いよ。私たちを頼って。」



諭す声が届いたのか、

杏奈のもがく力が、弱まっていく。


それと同時に、俺の意識も朦朧とする。


ヤバい。クラクラする。

何か、身体が痺れていく、気がする・・・・・・



「ううっ・・・・・・ごめ、ごめん、なさい・・・・・・

 うううっ・・・・・・」



泣き崩れながら杏奈は、身体を反転させて

しがみついてきた。


うん。痛い。痛いよぉぉ・・・・・・

この腕のやつ、取って、くれ・・・・・・


・・・・・・あ、でも・・・・・・

血が、ぶしゃーってなるかな・・・・・・?


でもさ、力が、抜けて、いくんだ・・・・・・

よ・・・・・・ね・・・・・・



「朔耶っ!!」


「朔っ!!」




おれ・・・・・・死・・・・・・・




















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