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「身体的な変わりってないの?

 あっ、足が速いのって、もしかして?」


「んなわけないだろ。」


「夜目が効くとか、ある?」


「・・・・・・あー。それはあるかも。」


「じゃあ、めっちゃくちゃ飛べるとかは?」


「それは、ない。」


「ないの?えー?」


質問攻めだな。

こんな事になるなら、もっと知っておけばよかった。


「ね、ねぇ。じゃあさ・・・・・・

 もし、噛んで血を吸ったら・・・・・・

 吸われた人も、吸血鬼になるっていうのは?」


「それこそ、どうかと思う。

 伝染病みたいに広がるってことだろ?

 ・・・・・・噛んで吸った事ないから、

 分からないけどな。」


「それなら、試してみようよ。」










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