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11話+12話

「翼君重くないのかにゃ~」

「重くないよー、むしろ軽いくらいだよ」

「そうなのかにゃ~力持ちなのかにゃ~」

「まー、妹ちゃん一人くらい背負えないとね!男として」

「翼君女らしい事いうね~萌える~にゃ~」

女らしいとか言われると恥ずかしいな、てか価値観が逆転してるから、前の世界でいうところのボーイッシュな女の子って感じか。

「さてと、自宅前についたわけだけど、サツキちゃんはどうする? もしよかったらあがっていかない? 妹ちゃんの着替えとか手伝って欲しいんだけど」

「いいにゃ!あがるあがるーにゃー」

良かった、さすがにこのままの妹ちゃんを放置は可哀想だから着替えさせてあげたいけど、俺だけだと下着とか変えるわけにもいかないしな。

「ありがと、じゃさっそくだけどあがって、ただいまーっと」

「お邪魔しますにゃー」

妹ちゃんをリビングのソファに寝かせてっと、

「サツキちゃん、申し訳ないけど妹ちゃんの洋服とか下着とかとってきてもらえる? 俺が妹ちゃんの部屋に入るのは、なんか悪い気がして」

「了解にゃー、照美も翼君に見られたら困るお宝もあるにゃ、ここは私にまかせるにゃー」

「ありがとう!」

さてと、うーーん、それにしても今日は色々な事があったなー。

結構精神的な疲労が大きいのか、かなり肩がってるな、

触ってみたらガチガチだった。

能力効果10倍か~、いまいちパッとしない能力だよな~、

もう少しなんとかなんなかったのかなー。

たしかに使えない事は、ないんだが安い市販の緑茶を高級茶にしたりご飯を炊くときの水に使用したらめっちゃ美味しいご飯になる程度だもんなぁ……、あれ、そういえば男の体液には能力アップ効果があるんだっけ、おしっこを取っておいて、能力使って瓶詰めにして、能力アップドリンクとして売れば一儲け出来ないか?

いや、ないな、戦闘とか能力試験とかで、とっておきがあるの!これで勝つわ!とか言って俺の小便を嬉々として飲む美少女女子高生たちとか、想像するだけで、もうね自分が許せなくなるわ、ほんと生きててごめんなさいって感じで。

さすがに超えちゃいけない一線かなって。

てか、サツキちゃん遅いな……。

「サツキちゃーん!まだー!?」

大声で二階の妹ちゃんの部屋まで届くよう叫ぶ。

ガタンッ「はぁはぁっ、ま、まだでーす!」

まだか、なんか息が荒い感じだったがどうしたんだろうか。

それにしても……濡れた白いニーソが足にぺちゃっと貼り付いてて妹ちゃんめっちゃエロいんだけど、なんか見てちゃいけない雰囲気あるな、でも目が離せない、くっそ。

てかめちゃくちゃムラムラして来ちゃったぞ、スカートめくりたくなってきてしまった。

頼むー!サツキちゃんはやくきてくれー!! 俺の理性がもってるうちにぃー!

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