議題係
作者「佐藤」
佐藤「なんすか?」
作者「面白い議題出して」
佐藤「え、急に!?俺そんなポジションでしたっけ!?」
七瀬「今なりました」
湊「任命制なんですね」
悠「早くしろ」
佐藤「圧!!ちょっと待ってください今考えてますから!」
柊「三十秒経過」
佐藤「計らないでくださいよ!」
マネージャー「あと二十秒ですね」
佐藤「なんで全員敵なんですか!?」
作者「はい十秒前」
佐藤「早い早い早い!!」
少し考えて、ぱっと顔を上げる。
佐藤「じゃあ――」
全員、ごくり
佐藤「もし全員、記憶失って“初対面”になったら誰が一番早く恋に落ちるか選手権!!」
一瞬の沈黙。
七瀬「……お」
遥花「それちょっと面白そう」
朱里「確かに気になります」
作者「採用」
佐藤「やった!」
悠「で?」
佐藤「え?」
悠「誰が一番早いんだよ」
佐藤「え、そこ俺決めるんすか!?」
柊「議題提出者責任」
湊「合理的ですね」
佐藤「うわああ荷が重い!!」
少し悩んで、指を立てる。
佐藤「……七瀬さん」
七瀬「え!?私!?」
佐藤「絶対また同じ人好きになりますよね」
七瀬「な、なんでですか!」
鷲尾「……」
全員、ゆっくり鷲尾を見る。
鷲尾「見るな」
遥花「でも否定しないんだ」
七瀬「ちょっと!!」
作者「理由は?」
佐藤「直感型だからです。頭で否定しても感情が先に動くタイプ」
七瀬「ぐっ……否定できない…」
柊「では男性側は?」
佐藤「これは……」
全員視線集中。
佐藤「湊さん」
湊「俺ですか?」
佐藤「はい。理屈とか関係なく“また守りたい”って思うの早そう」
遥花、少し笑う。
湊「……否定材料がありませんね」
悠「俺は?」
佐藤「悠さんは遅いです」
悠「即答だな」
佐藤「好きになるまで長いけど、落ちたら一生タイプ」
朱里「……ふふ」
悠「笑うな」
作者「鷲尾は?」
佐藤「最初は絶対落ちない顔して、気づいたら一番ハマってる」
鷲尾「悪口だろそれ」
七瀬「正解」
鷲尾「おい」
作者「柊は?」
佐藤「観察しすぎて恋が始まらない」
柊「否定できませんね」
マネージャー「私は?」
佐藤「既婚者枠は殿堂入りです」
マネージャー「安心しました」
作者、満足げに頷く。
作者「いい議題だった」
佐藤「よっしゃ!」
七瀬「ねえ佐藤くん」
佐藤「はい?」
七瀬「次もよろしく」
佐藤「え」
悠「議題係な」
湊「固定ですね」
柊「逃げられません」




