表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死の運命の弾き方  作者: タカツキビヨン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/42

第29話 大演習迷宮・見えない糸

黒い土の中から、無数の刃が迫った。

壁と地面の境界すら分からない暗がりから、黒い切っ先だけが次々と浮かび上がる。


正面。

左右。

足元。


どれが近く、どれが遠いのか分からない。


目に映っている位置と、身体が感じ取る距離が噛み合っていなかった。


俺は考えるより先に身体を沈める。


頭上と頬のすぐ横を、黒い土刃が続けて通過した。

右から迫った3本目へ短剣を合わせる。


だが、触れる直前。


切っ先が、わずかに遠ざかったように見えた。


違う。


刃が動いたわけではない。

距離の認識を誤らされた。


短剣が空を切る。


黒い刃が戦闘服の脇腹を掠め、薄い布を裂いた。

脇腹へ、遅れて冷たい痛みが走る。


傷は浅い。

安全結界も反応していない。


それでも、今の一撃は完全に見誤った。


「なるほど」


どこからともなく、ダルタスの声が響く。


「何も見えていないわけじゃないんだね」


声は左から聞こえた。

だが、何者かがいるように感じるのは正面。


足音だけは背後から響いている。


「距離を間違えるだけか」


試されている。


俺が何を認識でき、何を認識できないのか。

攻撃を重ねながら、反応を観察している。


黒い土が、足元からさらに広がっていく。

茶色かった地面が、闇の底へ沈むように黒く染まった。


明るさそのものが失われたわけではない。

頭上には環境結界によって作られた空があり、

黒い土の外側にある岩壁も見えている。


それなのに、この黒い領域だけ、光が奥まで届いていないように感じられた。


闇属性。


おそらく、土へその性質を重ねている。


黒い土に覆われた範囲では、光が沈み、気配も輪郭も曖昧になる。

その結果として、距離の認識まで狂わされているのだろう。


少なくとも、ただ硬いだけの土魔法ではない。


ダルタスの正確な位置は掴めない。

それでも、あの男の視線だけは感じられた。


先ほどから、一度も俺から外れていない。


異常なほど強く。


「そこか」


俺は左へ長剣を振った。


硬質な音。


刃が何かへぶつかる。


黒い土刃。


ダルタス本人ではない。


次の瞬間、足元から土槍が伸びた。


身体を捻って避ける。

だが、着地しようとした場所には、すでに別の刃が突き出していた。


短剣を斜めに当て、軌道を外側へ流す。


その瞬間、虚環銀を通じて新たな熱が剣身へ流れ込んだ。


短剣だけではない。

長剣の柄からも、黒手袋越しにはっきりと温度が伝わってくる。


このまま受け続ければ、ダルタスより先に双剣が限界を迎える。


避けるべきだ。


しかし、距離の認識を狂わされている以上、

目だけを頼りに完全な回避を続けることは難しい。


なら、見て避けるのをやめる。


俺は目を閉じた。


「へえ」


ダルタスの声に、わずかな楽しさが混じる。


視覚は役に立たず、音から得られる位置も信用できない。

俺には魔力を感じ取ることもできない。


それでも、空気と地面までは偽れない。


攻撃が身体へ届くなら、その直前には必ず何かが変化する。


俺は長剣の切っ先を下げ、足裏と肌へ意識を集中した。


地面の振動。

空気の流れ。


黒い土は魔法で形作られていても、刃が動けば空気を押し、

地面から生まれるなら振動を残す。


右頬へ、わずかな風が触れた。


俺は首を傾ける。


黒い刃が、皮膚のすぐ横を通過した。


背後。


足元の砂が擦れる。


前へ踏み出す。


直後、土槍が先ほどまで立っていた場所を貫いた。


正面から空気が押される。


短剣を斜めへ置いた。


衝突。


虚環銀が鈍く光り、刃の軌道を下へ流す。


目を開けていた時より、最初の一撃には反応できる。

だが、分かるのは身体へ届く直前だけだ。


複数の攻撃を途切れなく重ねられれば、すべてを捌き切れる保証はない。


見えているものを信じるから、騙される。

初めから信じなければ、錯覚の影響は減らせる。


それでも、不利であることに変わりはなかった。


「魔力を持たない人間の戦い方ではないね」


声。


今度は近い。


俺は振り向かず、長剣を背後へ突き出した。


金属に似た硬い音が響く。


手応えはあった。

ダルタスが作った土刃。


そして、その向こうに人間の腕がある。


俺は長剣を引きながら身体を回し、左の短剣を横へ走らせた。


黒い土の中から、ダルタスの顔が現れる。


至近距離。


黒い瞳。


笑みは、先ほどよりも薄い。


短剣が首元へ迫る。


ダルタスは上体を反らした。

刃先が、茶色い髪を数本だけ切り落とす。


同時に、彼の掌が俺の胸元へ向いた。


黒い土弾。


避けられる距離ではない。


俺は長剣の腹を、身体と掌の間へ滑り込ませた。


激突。


重い。


黒い土が長剣へまとわりつき、粘るように刃を捕らえる。

斜めへ力を逃がそうとしても、土が吸いついたように離れなかった。

動きを止める性質まで、闇属性によるものなのか。


ダルタスが、さらに力を込める。


剣身が軋んで熱が一気に上がる。


まずい。


俺は長剣から手を離した。


ダルタスの目が、わずかに見開かれる。


自分の武器を、これほど早く手放すとは思わなかったのだろう。


長剣が黒い土へ呑まれる。


その一瞬。


空いた右手で、ダルタスの手首を掴んだ。


強く引く。


彼の体勢が前へ崩れる。


左手の短剣を、脇腹へ滑らせた。


ダルタスの足元で地面が動く。


土そのものが彼の身体を後方へ運び、短剣の間合いから引き離した。


刃先が戦闘服を裂く。


だが、安全結界は反応しない。


浅い。


距離が開いた。


俺は黒い土へ呑まれた長剣の鍔へ足裏を当て、

まとわりついた土を押し剥がすように蹴り出す。


拘束がわずかに緩んだ瞬間に柄を掴み、力任せに引き抜いた。


熱い。


黒手袋越しでも、はっきり分かる。


あと何度、魔力へ触れられる。


2回。


いや。


高出力の魔法なら、あと1回。


ディムローの言葉が蘇った。

剣が熱を持ち始めたら、そこで終わりだ。


すでに、十分すぎるほど熱を持っている。

本来なら使用を止めるべき段階だった。


だが、ダルタスは待ってくれない。


黒い土が、再び俺たちの間へ広がった。


「剣を捨てる判断が早い」


声が遠ざかっていく。


今度は距離を取ったらしい。


先ほどの接近戦で、ダルタスも理解した。

近距離では、俺に攻撃を届かされる可能性がある。


ならば、再び距離を取り、広い領域を支配する。


合理的な判断。


それでも、ダルタスの視線は俺へ縫いつけられたままだった。


戦場全体を見るべき男が、遠くの音にも、順位にも、

残り時間にも注意を向けようとせずに、俺だけを倒そうとしている。


胸の奥から伸びる、見えない糸のような感覚。


まだ切れていない。

むしろ、戦いが続くほど強く張り詰めている。


俺が望んでいるからなのか。


こいつを、この場へ縛りつけたい。

俺だけを見させたい。そう強く願っている。


分からない。


ただ、試験場でも同じようなことが起きた。

暴走したゴーレムが、ルビアから俺へ向きを変えた。


そして今も、ダルタスの判断が俺へ引かれているように見える。


偶然ではない。

少なくとも、もう偶然だと切り捨てることはできなかった。


「君は不思議だ」


黒い土の中から、ダルタスの声がした。


声音は穏やかだが、その奥には薄い苛立ちが混ざっている。


「僕は、もう君と戦う必要がない」


言葉とは裏腹に、黒い領域はさらに広がっていく。


「君の実力は見た。時間も十分に奪った。順位を考えるなら、ここで離れるべきだ」


俺は短剣を構え直した。


「なら、離れればいい」


「そのつもりだった」


闇の中で、黒い瞳だけが浮かび上がったように見えた。


「でも、なぜか君を倒さずに離れることが、ひどく不愉快に感じる」


やはり。


あいつ自身も、自分の判断に違和感を持っている。


「君は何をした?」


「さっきも言っただろ」


俺は長剣の切っ先を低く下げた。


「知らない」


「本当に?」


「ああ」


分かっているのは、強く願った時、相手の判断が俺へ偏ることがあるということ。


それが本当に俺の力なのか。

誰にでも通じるのか。

どこまで相手へ影響するのか。


何も分からない。


「でも」


俺は、黒い土の奥にいるはずのダルタスを見据えた。


「今は、都合がいい」


ルビアのところへ行く。


そのためにも、目の前の相手との戦いを終わらせる必要がある。


ダルタスの笑みが消えた。


「そうか」


黒い土が、壁や柱、無数の刃へ変化しながら一斉に隆起した。


広い範囲を覆っているにもかかわらず、そのすべてが俺1人だけへ向けられている。


地面から黒い槍が伸びた。


横へ避ける。

だが、逃れた先へ壁が立ち上がり、その表面から新たな刃が突き出した。


長剣で流す。


熱が増す。


限界が近い。


背後から土弾が迫る。


身体を沈めて避けた直後、頭上に黒い壁が形成された。


押し潰すつもりだ。


俺は前へ走る。


黒い土の迷路。

距離感を狂わせる壁。


左右に伸びる道が、どちらも同じ幅と長さに見えた。


だが、風の流れが違う。


右。


俺は右の道へ飛び込んだ。


背後で壁が閉じる。


正面から迫る刃を短剣で流し、さらに前へ出た。


ダルタスは、俺を近づけまいとしている。


もし、あの見えない糸のような感覚が、

ダルタスの判断を俺へ引き寄せているのなら。


今のあいつは、俺を倒すことへ意識を割きすぎている。


その分だけ、戦場全体を支配する術式の広がりが失われていた。


1つ1つの攻撃は鋭い。


だが、以前のようにあらゆる選択肢を同時に消す余裕はない。


なら。


このまま正面から抜く。


俺は速度を上げた。


土槍を避ける。


刃を流す。


立ちはだかった壁を駆け上がり、崩れるより早く蹴り越えた。


黒い土が影のように足へ絡みつく。


短剣を地面へ突き立てる。


虚環銀が光り、接触した箇所の魔力が一瞬だけ乱れた。


拘束が緩んだ隙に足を引き抜く。


長剣へ、さらに熱が集中していた。

柄が焼けるように熱い。


次が最後。


これ以上、魔力へ触れれば剣を壊す。


黒い壁の向こう。


ダルタスの正確な位置は分からない。


それでも視線を感じる。


あいつは、俺だけを見ている。

なら、その向きを逆に辿ればいい。


そこだ。


俺は黒い壁へ向かって踏み込んだ。


長剣を振り上げ、そのまま土壁へ叩きつける。

虚環銀が、これまでにないほど強く光った。


取り込んだ魔力を排出しきれず、内部の流れが限界へ近づいている。


黒い土壁へ触れた瞬間、

その不安定な反応が壁を維持する力まで巻き込み、魔力の流れを激しく乱した。


亀裂が走る。


同時に、行き場を失った熱が柄へ跳ね返ってきた。


焼ける。


刃が軋む。


それでも止めない。


短剣を亀裂へ差し込んだ。

2本の剣を左右へ開き、亀裂を押し広げる。


黒い土壁が割れた。


崩れた土の向こうに、ダルタスがいる。


予想していたのだろう。


右手には黒い土刃。

左手の前には、圧縮された土弾。


接近した俺を迎え撃つ構えだった。


長剣は、もう魔力へ触れられない。

短剣も熱を持っている。


なら土刃へ剣を合わせる必要はない。


俺は長剣を投げた。


回転する剣が、ダルタスの顔へ向かう。


彼が右の土刃で弾いた。


一瞬。


右手が上がる。


俺は、その下へ潜り込んだ。


短剣を、ダルタスの胸元へ走らせる。

同時に、左の掌から土弾が放たれようとしていた。


狙いは俺の腹部。


近い。


互いに避けられない。


このままなら、俺の短剣はダルタスの胸へ届く。

彼の土弾も、俺を戦闘不能へ追い込む。


相打ち。


安全結界がどちらを先に拾うのか。


ほんの一瞬、ダルタスの黒い瞳が細くなった。


土弾が消えた。


彼が術式を解いたのだ。


同時に、足元の地面が大きく後方へ滑り、

ダルタスの身体を短剣の射程から引き離す。


刃先が戦闘服の胸元を裂いた。


だが、届かない。

青い光は出なかった。


俺は勢いを殺しきれず、地面へ片手をつく。


ダルタスは数メートル先へ着地した。


彼の周囲を覆っていた黒い土が、少しずつ本来の茶色へ戻っていく。

闇が薄れて距離感が戻る。


俺は立ち上がりながら、地面へ落ちた長剣を見る。

刃そのものに異常はない。


だが、柄へ触れれば、すぐには握り続けられないほどの熱を持っていた。


これ以上は使えない。


ダルタスは、裂けた胸元へ視線を落とす。

その下の皮膚には、ごく浅い傷がついていた。


あと少し。


彼が土弾を撃ち切れば、俺の短剣も止まらなかった。


どちらの致命傷判定が先に成立するかは、ダルタスにも読めなかったのだろう。

だから彼は、攻撃を捨てて回避だけを選んだ。


俺には、そう見えた。


「なぜ止めた?」


俺が尋ねても、ダルタスはすぐには答えなかった。


やがて、いつもの爽やかな笑みを顔へ戻す。


「僕は1位を狙っているからね」


空中へ、残り時間が表示される。

思っていたより少ない。


ビゴルたちとの戦闘。

ダルタスとの対峙。


かなりの時間を失っている。


「ここで君と相打ちになる理由はない」


合理的な答えだった。


その通りだ。


だが、それだけではない。


最後の瞬間、ダルタスは自分の意思で、あの見えない糸を振り切った。

俺を倒したいという衝動よりも、順位を優先した。


「目的は果たしたよ」


ダルタスが続ける。


「君の戦い方も見られた。時間も奪えた。そして」


黒い瞳が、俺を真っ直ぐに捉える。


「君が、ただの剣士ではないことも分かった」


俺は答えない。


自分ですら理解していないものを、説明できるはずがなかった。


ダルタスは背を向ける。


「次に会う時までには、今のそれが何なのか分かっているといいね」


「待て」


「残念だけど、君には僕を追っている時間はないだろう?」


足がピタッと止まる。


その通りだった。


所持ポイント。

直近の順位。

残り時間。


狙うのは5位。


ここでダルタスを追えば、届かなくなる。

ダルタスは、それも分かっている。


「それじゃあ」


彼は振り返らない。


「また教室で会おう、ユアン」


足元の土が盛り上がり、次の瞬間には、

ダルタスの身体を岩場の向こうへ運んでいた。


姿が見えなくなる。


追わない。

追えない。


俺は短剣を鞘へ戻した。

地面へ落ちた長剣を拾い上げる。


熱い。


すぐに鞘へ収めることもできない。


風へ晒しながら、所持ポイントを確認した。


ダルタスを倒せなかったため、戦闘前から数字は増えていない。


直近の順位更新では8位。

だが、あれから他の生徒たちも点を稼いでいる。

今も同じ順位にいる保証はなかった。


5位との差も、正確には分からない。

さらに、残された時間はもう多くなかった。


このままでは届かない。


その時。


遠くで、再び巨大な爆発音が響いた。


最初のものより大きい。


地面が震え、岩壁から細かな砂がサラサラと落ちる。

遠くの空へ、薔薇色の光が広がった。


ルビア。


その色を見た瞬間、

ほんの一瞬だけ、最悪の光景が脳裏をよぎった。


胸の奥が、先ほどよりも深く冷えていく。


今すぐ向かいたい。


考えるより早く走り出しそうになる身体を押し留めるため、

俺は右手を強く握り締めた。


爪が掌へ食い込むが、それでも力を緩めなかった。

黒手袋の内側へ、じわりと温かいものが滲む。


血。


痛みが、逸りかけた意識を現実へ引き戻した。


炎は消えていない。

あれほどの出力を、今も彼女自身が放っている。


少なくとも、安全結界によって退場させられたわけではない。

実習を止める警報も、教官からの緊急指示も聞こえなかった。


そして今の俺は、ダルタスとの戦闘を終えたばかりだ。


長剣は魔力へ触れられないほど熱を持ち、ルビアの正確な位置さえ分からない。

この状態で闇雲に走ったところで、間に合う保証はない。


辿り着いたとしても、彼女の戦いへ割り込むだけかもしれなかった。


ルビアは、守られるだけの人間ではない。


前世の彼女も守られる対象ではなく、隣に立って共に戦える関係を望んで

死にもの狂いで努力していた。


それを一番よく知っているはずなのに、炎が見えただけで、

また何も考えず飛び出そうとしていた。


すべてに俺が介入すれば、

彼女が自分の力で越えるはずだった戦いまで奪ってしまう。


彼女を守ることと、

彼女の成長を奪うことは、同じではない。


心配が消えたわけではなかった。

むしろ、今すぐ無事を確かめに行きたい。


握り締めた右手から、さらに血が滲む。

それでも開かなかった。


ここで衝動へ従えば、また同じことを繰り返す。


傷ついた身体と、壊れかけた剣だけを抱えて飛び込み、

守ったつもりで、彼女から何かを奪う。


それでは駄目だ。


今の俺がするべきことは、彼女の戦いを奪うことではない。


5位へ入る。


アトラス根を手に入れ、今より強くなる。


次に本当に彼女の前へ立たなければならない時。


傷ついた剣と衝動だけで飛び込むのではなく。

最後まで守り切れる自分になるために。


ようやく右手を開く。


黒手袋の掌には、滲んだ血が黒い染みを作っていた。


俺はそれを一度だけ見て、再び長剣の柄へ手を伸ばす。


まだ熱い。


魔力へ触れる使い方はできない。

それでも、魔獣を斬るための剣としては使える。


簡易地図を開く。


近くに低得点魔獣の反応。


無視。


北側には、中型反応が複数まとまっている。

移動時間を考えれば、狙うべきはそちらだ。


さらに先には、高得点個体らしい大きな反応もある。


間に合うかは分からない。


だが。


間に合わせるしかない。


俺は地面を蹴った。


奪われた時間をここから、すべて取り戻すために。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ