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猛火の令嬢 悪役令嬢になるはずだった少女は魔物の血を浴びて笑う  作者: ひなぎかなこ


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登場人物

順次追加していきます

主人公 ナルメア・グッドハード

   17歳 スキル:マイスタークラス「武器・防具使い」 

武器、防具を120%活かす 技術面・肉体面の強化。武器によってはその特殊効果が必ず発動するなど。

ピュアレッドの腰まである長髪をポニーテイルにしている。ミントグリーンのつり目は父譲り。

基本的には穏やかな性格だが、武器や戦いのことになると目の色が変わる。戦いの時には目が爛々と輝き、細身だが筋肉のしっかりついた腕で武器をふるい、まるでやんちゃな子供が暴れるように魔物を倒す。

どちらかといえば犬より猫、遠距離武器より近接武器派。

学園に来るまでは家族が期待する淑女たらんと場所に合わせて華美な服装をしたりしていたが、今では平民の男性向けの動きやすい服を好む。たまに親友のベクティアに着せ替え人形にされる。

好きなものは果実の入ったケーキ、飲み物。嫌いなものは抑圧されること。

スキルとしては身につけた武器や防具の力を120%引き出し、その武器に合わせた扱い方、身のこなし方を行うことで武器を使った戦闘において伝承の勇者以上に戦うことができる、本来なら戦うことのない令嬢には似つかわしくないスキル。

だが彼女はそのスキルと、元々彼女の素質として持っていた戦いの才能、躊躇いのなさ、闘争心が相まって令嬢でありながら戦う道を進み、莫大な戦果をあげることになった。最初は反感を買っていたその姿は、彼女により魔物の被害が減り以前より穏やかで豊かな生活をすることができるようになった平民から支持を集め、今では彼女を馬鹿にするのは一部の頭の固い貴族たちのみになった。



第3王子 カシス・ディレクト

17歳 スキル:マイスタークラス「重複魔術」 

魔術を使った際、その効果が数倍になる (例:通常の5倍の威力の初級火炎魔法)これにより魔力消費の少ない簡単な魔法がとんでもない威力で出せる。最大で200倍まで。

面白いことが好きな第3王子。

「国は兄である第1王子が継ぐので、自分の妻は国母の器ではなくてもいい、ナルメアが戦場に身を置く女性でも構わない。彼女を妻にできないのが王子だからというなら、王族じゃなくなってもいい。ただの平民として、彼女をなんとしても迎えに行く」と父王に話し、婚約を継続した。

割とナルメアにベタ惚れで、いつもついてまわり愛の言葉を投げかけているが、頻繁すぎてイマイチ伝わらず流されている。よく訓練中のナルメアに彼女の好物の果実入りの飲み物を差し入れては、嬉しそうに飲む様をみてニヤニヤしている。

カシスが学園に来たのはナルメアをそばで守るため。

第3位とはいえ王子の自分が学園に入り魔物と戦うのは多くの反対にあったが、話し合いの末、腹心の部下でありストッパーでもある従者のオグリが付き添うなど様々な条件付きで許可された。

神子はその境遇を面白いとは思うものの恋愛としては全く眼中にない。

(……ちょっとやめてくれ。あんまりメアの前で僕にベタベタ触らないでくれるかメアに勘違いされたらどうするんだようわ想像するだけで死ねる最悪イヤダイヤダイヤダイヤダああもう近寄らないで消し飛ばされたいの)

好きなものは大衆娯楽の本(お忍びで街まで買いに行く)、嫌いなものはネギ科の食べ物


従者 オグリ・モーチェフィ

   19歳 スキル:マスタークラス「射撃」

弓矢やナイフなど、撃ったり投げたりしたものがほぼ確実にあたり、威力が増す。

カシスの従者。立場上やっかまれたりすることが多かったカシスを支えた。今ではカシスも強くなって来たが、カシス自ら厄介ごとを起こすようになり頭を抱えている。

これまで色々揉まれて来たためか自身の主人にすら飄々とした態度を崩さず、少し達観している節がある。

カシス付きの従者として生命を同期する禁術を施している。

カシスとナルメアの関係を、飼っている猫がじゃれ合っているかのような気持ちで見守っている。

「いやーナルメアサマいい子ですし、このまま結婚して欲しいですね。カシスもちょっと熱量がすごいけど、一途にあの子を思ってるようですし。え、あんな子ふさわしくない?戦いの時野蛮すぎる、返り血に濡れながら戦ってるのが気持ち悪いだって?…アンタそれウチの王子に言わないでくださいよ。俺が今からアンタに与える400倍の苦痛を味わうことになりますから。まあもうアンタにはできないでしょうけどー」

神子にアプローチを受けるが、全く眼中にない。むしろナルメアに突っかかるので嫌い。お二人は俺が守るんで。


親友 ベクティア・フランチェスカー

   17歳 スキル:マイスタークラス「武器生成」

素材と魔力を使い、武器を生成する。魔法を宿した武器も作ることができる。素材は魔物からベティが出現させる専用のナイフで剥ぎ取る上、ベティにしか扱うことはできない。

貿易などで財を成し、幅広い事業を手がけるフランチェスカーの令嬢。ナルメアと同じように、令嬢という立場では十分使うことのできなかったスキルを持つ。その境遇からナルメアととても仲が良い。

ナルメアから学園に入ることを誘われ、一も二もなく了承した。家族には事後報告だったが、ベティの頑固さと奔放さを知っており、この学園でのコネクションづくりも考え、定期的に手紙を書くことを条件に快諾。

ナルメアのことが大好き。恋愛感情ではないが、心境的には彼女を支え暖かく包み込む毛布や大気になりたいと常日頃思っている。それどころか時折口にしている。「メアが戦う時、いつもそばで武器を作ってあげたいんですの!!というかメアが使うのは私の武器じゃないとヤダ!!!」と言い、この令嬢には有り余るスキルは、ナルメアの助けとなるためだと心底思っている。

カシスは気に食わないが、認めてはいる。どことなく自分と似た匂いを感じる。

一応自分で武器を作りながら戦うことはできるが、ナルメアと違ってスキルによる身体強化などはないため、一般女性よりちょっと強いくらいの膂力しかない。そのため基本的にボウガンやレイピアなど軽い力で扱えるものを使う。

実家から服を取り寄せ、良くナルメアを着飾っている。自分は着ない。だってメアの方が着飾りがいがあるんですもの。


神子 エミリ(嵩元エミリ)

   17歳 スキル:マイスタークラス「聖女の光」 

負傷者、病人を癒し、浄化する光を放つ。魔王を討つためにはこの光を当てて無限に蘇るスキルを打ち消さなければならない。だがエミリがまだ未熟なため本来の効果を十全に発揮できない。

もともと神子を異世界から召喚することは決まっていたが、準備や方法の解読に時間がかかりこのタイミングになった。

異世界に召喚されたごく普通の少女。

普通に恋愛ごとが好きで、普通にゲームも好きだった。「聖神子のカテドラル」にハマって全ルートやりこんだ。この世界がゲームの世界だと思っている。

けれどナルメアをはじめとしてキャラ達の性格が違うし、攻略しようとアタックするもあしらわれてしまってばかり。でも人並みに良心もあるので世界の魔物の被害に心を痛め、恋愛ゲームなのに恋愛ごとが全然できないことに違和感を覚えながらも訓練や魔物との戦闘を頑張る。カシス推しだったため、ナルメアが一向にカシスに嫌われないことにヤキモキする。

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