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2026年6月16日 もんじゃ焼き (文章練習) 

6月16日


今日の朝は時間がなかった。


単純な話として、家を出る時間が早かったのだ。


故にこそ朝の習慣として行っていることも縮小せざるを得なかった。

そんな今日の朝にストレッチを1セットできたのは、夕方から友人と出かける予定で時間がないことはわかっていただけに大きかった。


そうして、少しながら、朝の行動を思い描いた通りに行えた。

朝に少しでも行動できたことで、心のどこかに今日を整えられたという感覚が残っていた。

そのおかげで、夕方の友人との時間を素直に楽しめたのかもしれない。


そんな友人とのお出かけで、もんじゃ焼きを食べに行った。


夕飯の時間帯もあり、少し待ってから入店した。


歴史を感じさせる店内で、案内された席に座りメニューを広げた。メニューは少しべたついていた。


長年使われてきたことが伝わってきて、それだけ多くの客が訪れてきた店なのだろうと思った。


だからこそ、自然と期待も高まった。


席には鉄板が備え付けられており、材料を提供してもらい客が焼くことになることを理解した。


少しメニューを眺めていると、席に案内してくれた店員さんがお冷を持ってきてくれたのでお得なセットメニューを注文した。


生まれて初めてのもんじゃ焼きであった為、胸を躍らせ到着するのを待っていた。


そうしているうちに2つのボウルが運ばれてきた。片方にはキャベツの山とその他の具材が入っており、もう片方には液体が入っていた。


運んできてくださった若い店員さんが「お客さんが焼くか、店員が焼くか」という内容を聞いてきた。


私自身もんじゃ焼きを作ったことが無く、せっかくならおいしく食べたかったので、店員さんにお願いすることにした。


すると、器用にコテを使用してキャベツなどの具材を鉄板の上に乗せて焼き始めた。


店員さんの手際が良かったのかあっという間に一連の動作が行われ、「火が通ったタイミングでまた戻ってくる」といった内容を伝えて別の業務に戻っていった。


お好み焼きしか作ったことのない私としては驚きに満ちるものであった。


「生地と混ぜないのかい!」という突込みが内心で行われたほどだ。


しばらくして、セットメニューのドリンクや、サラダがテーブルに運ばれてきた。


さっぱりとしたドレッシングと和えられたサラダを口に運ぶたびに食欲が刺激されてもんじゃ焼きの待ち遠しさが高まっていることを自覚した。



そうしてサラダを口に運んでいると、店員さんが戻ってきてコテでキャベツを細かくし始めた。


最初から細かくしとけばよいのではないかと一瞬思ったが、きっと何かしら理由があるのだろうと考え、それ以上は深追いせず、次もんじゃを食べるとき、自分で作る時の参考にするために観察を続けた。



そうしているうちに、液体(店員さんはスープって言っていた気がする)を流し込んでとろとろの状態になっていた。


固まるまでもう少しかかるかと思っていた。しかし、もんじゃ焼きは完全に固まる前にたべるらしい。



店員さんはコテを鉄板の端において「端の方からお食べください」と言って去っていった。


ここで、お好み焼きとの違いを完全に理解したと言っても過言ではない。


もんじゃ焼きは固めないらしい。


食べた感想は熱く、ふわふわでおいしかった。


若干固まった箇所とふわふわの食感に出汁?のおいしさはたこ焼きを彷彿とさせた。


やはり、店員さんに任せてよかった。きっと自分だと、こうはならなかったことだろう。


未知の体験ができた満足感は味わえたかもしれないが、おいしさの面では、ここまで上手く作れなかったかもしれない。


もんじゃ焼きがおいしいものであるということは理解できた。次は自分で挑戦してみたいものである。


食べたことが無かったもんじゃ焼きを味わい、その作り方を間近で観察することもできた。


次に食べる時は、自分でも挑戦してみたいと思えた今日は良い日であった。

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