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朝のドタバタ

こんにちは。作者の日陰浴です。

早速ですが注意を。

この作品は拙作「幼馴染Vtuber、暴走するってよ」、略称「さぶいぼ」のキャラクター達の日常を書いたものです。

こちらの作品の方と先に出会って、本編をまだ読んでいない方は本編から入るのがお勧めです。

この作品の投稿経緯ですが、私が受験期に入り(詳しくは「活動報告」をご覧下さい)、本編の投稿頻度の低下を予期したため、その投稿頻度を補うべく「負担が少なく」「比較的素早く執筆出来る」形態で書いたものになります。その為、物語の形態は少々特殊な形となっています。ご了承下さい。

また、この作品は私の執筆方法を模索する場でもあるので、「この方式はどうだろうか」「この書き方お勧めです」などのお言葉を貰えると非常に嬉しいです。

感想等はこの作品でも、本編でも募集中ですのでビシバシ投げていって下さい。

本編「幼馴染Vtuber、暴走するってよ」→ https://ncode.syosetu.com/n1089ij/


 (涼森家:壁を蹴破る音)


美納葉「ぐっもーにーん!学校いこーぜ!」

千隼「くそったれ!学校の前に工務店行かなきゃだろうがアホンダラ!」


 (千隼:壁を確認)


千隼「あー••••めちゃくちゃに穴空いてるよ••••。せめていつもみたいにドアならストックもあったのに••••」

夕「ドアのストックてなにさ」

千隼「いたのか」


 (夕:ドアから顔を出す)


夕「いやー派手にやられたねー」

千隼「他人事の振りしてるみたいだけど、めっちゃニヤついてるのバレバレだぞ」

夕「何のことやら〜!」

千隼「さては美納葉を壁蹴りに誘導したのお前だな!?」

夕「ソンナワケナイジャナイカー」


 (千隼:美納葉の方へ振り向く)


千隼「美納葉」

美納葉「どしたん」

千隼「お前を俺の家に誘ったのは誰だ?」

美納葉「夕!」


 (千隼:再度夕の方向を向き、睨みつける)


千隼「お前じゃねーか!」

夕「ばれたか」


 (夕:千隼の家を飛び出し逃走開始)


千隼「逃げるなぁッッッッッ!!!!!!」

夕「あらほらさっさー」

美納葉「お!追いかけっこ!?」


 (なんやかんやありまして)

        ◆◇◆◇◆

 (羽瀬山高校)


 (野洲国:息切れしながら机に突っ伏す千隼に声をかける)


千隼「ぜーっ••••はーっ••••ぜはーっ!」

野洲国「どうしたどうした。まるでどこぞの海賊が笑いながら息切れしたみたいだぞ」

千隼「状況、意味不明過ぎだろ。••••あと俺は大塚○夫さんみたいにイケボじゃねぇよ」

野洲国「そうかぁ?俺は千隼は割と良い声してると思うけどなぁ」

千隼「••••何を企んでる?」

野洲国「何も企んでねぇわ阿呆」

千隼「ごめん。無意識に美納葉とか夕とかと同じベクトルで考えてた」

野洲国「お前は何をされたんだ?????」

千隼「••••聞きたい?」

野洲国「••••やめとく。目のハイライトがなくなってるのを見て察した」

千隼「配慮痛み入る••••」

野洲国「てかその様子じゃあ、さっき息切れしてたのもその二人が原因か?」

千隼「••••あいつらに部屋の壁ぶっ壊されて、とっちめようと思って追っかけたんだ」

野洲国「おう。既にツッコミどころ満載だけど聞こうか」

千隼「あいつら案外足早くてさ、県一周することになった」

野洲国「うん。足早いとかの域じゃねぇな」

千隼「あいつら本当に人間なのかな?」

野洲国「俺から見るとお前も人間じゃねぇよ」


 (野洲国:若干引き気味に一歩下がる)


野洲国「••••そっか、それにしても。あんな美人がねぇ」

千隼「美人?誰が?」

野洲国「何でそんなにきょとんとしてんだ?ほら、天野宮さんと下凪さんのことだよ。あの二人、学年でもかなり可愛いって割と人気なんだぜ?」

千隼「そいつら全員頭ブルーチーズかよ」

野洲国「頭にカビが生えてんのかって言いたいのは分かるが、その暴言は特定の国の人がプッツンするからやめとけ」

千隼「いいだろ別に!こっちだって納豆のことさんざ言われてんだ!」

野洲国「納豆過激派かよ••••お前好物だっけ?」

千隼「いんや。好物はカ○リーメイト」

野洲国「それ好物っていうやつ初めて見たわ」

千隼「すぐに栄養補給できるのが好ましい」

野洲国「お前は社畜か何かか?それとも軍人?」


 (野洲国:「てか最近軍人でももっといいもん食ってるだろ」と呟いた後、はぁ、と溜息を吐く)


野洲国「まぁそれは置いといてだ。天野宮さんと下凪さんは十分過ぎるほど美人だ」

千隼「••••アイツラガ、ビジン?」

野洲国「それにお前、天野宮さんにちょくちょく言い寄られてるらしいじゃん?一部の生徒が嫉妬してたぞ?」

千隼「••••度し難い」

野洲国「何が駄目なんだ?二人とも成績優秀、運動神経抜群、眉目秀麗、文句のつけようがないだろ」

千隼「君達は地震とか台風とかに恋愛感情を覚えるのかい?」

野洲国「言いたくないなら聞かないけどさ、マジでお前何されたんだよ••••」


 (千隼:野洲国の言葉を受け、少し黙った後口を開く。)


千隼「グラウンド陥没」

野洲国「ん?」

千隼「職員室占拠、裏山武装化、自宅半壊、教育委員会クーデター、100キロロリ事件、自宅全壊、DSを魔改造してターミ○ーターに、トンネル開通、公園爆散、不審者撃滅部隊『通称アインザッツグルッペン』、肉弾マタギ事件、他宅半壊、他宅全壊、ソニックブーム窓破壊事件etc」

野洲国「••••それは?」

千隼「美納葉、及び夕が巻き起こした事件達」


 (野洲国:顔から血の気を引かせ、頭を抱える。)


野洲国「•••••••••••ッス—————ッ」

千隼「な?」

野洲国「••••ひでぇや」

千隼「まだいる?」

野洲国「遠慮しとく」

       ◆◇◆◇◆

 (羽瀬山高校:朝SHR、10分前)


美納葉「千隼〜!不良狩りにいこーよ!」

千隼「そんな『♪もうじゅうかりにいこーよ!』のテンションで言われましても」

野洲国「千隼さんや。それより突っ込む所あるだろ」

千隼「あーSHRがもうすぐ始まるってことね」

野洲国「違う、そうじゃない」

美納葉「いや〜最近不良が出るって噂聞いてさ!」

千隼・野洲国「「何なのこの子」」

美納葉「安心しな。千隼の友達よ。不良なんて10秒ありゃ狩れる」

野洲国「世界の破壊者かな?••••あと別に心配とかしてないです」

美納葉「付き合ってる、10秒間だけな!••••さぁ千隼!行くぞー!」

千隼「絶対ヤダ••••っておいちょっと待て首根っこ掴むなせめて自分で歩かせろ市中引き回しはもうこりごりなんだってぁああああああッッッ!」


 (千隼:美納葉に制服の襟を掴まれて引きずられながら何処かへと)


 (野洲国:教室を出て、消えゆく千隼の叫び声を耳にしながら、ぽつりと廊下に一人。しみじみと呟く。)


野洲国「ああやって事件が起こるのかぁ•••••」


 (野洲国:「南無」、と手を合わせて、閉目する。)

  

最後まで読んでいただき、感謝です!

お知らせです!

この作品の略称を募集します!この作品の感想欄に書いていただくか、または作者のX(旧Twitter)で、この作品の投稿が完了したという旨をツイートしたものがあるので、そこに返信していただけると幸いです!(1話目を投稿しました!と書いてあるツイートにお願いします)

正式に略称が決まるまでは「ぼうがい!」というものを仮の略称と致します!

私のX(旧Twitter)アカウントになります!→ https://twitter.com/Hikageyoku_8888


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