姉の気持ち
動画配信の世界で活躍されてる方ってすごいですよね。やってみたくても簡単ではないですし……
憧れますね!
ではどーぞ!!
「え???」
思わず声に出てしまい、慌てて口を抑える。
「あのね、実は……」
海ねぇの話をまとめると、人気ゲーム実況者である海ねぇに企業案件で新作のVRMMO《Alternative Legends Online》略して(ALO)を家族でやって欲しいと頼まれ、8台分貰った。
と、言うことらしい。
「それだけの事にあんなに真剣な表情になってたの?」
「だって風あまりゲームやらないじゃん」
「確かに海ねぇよりはやらないけどさぁ、普通の人よりはやる方だと思うよ?」
「でも……」
「風、お姉ちゃんはあんたのことを気遣って言ったんだよ? 7:1じゃ可哀想だからって」
声をかけて来たのは次女の花だった。
彼女は姉妹一責任感が強く、リーダーシップもとれるまとめ役のような存在だ。
花ねぇの言葉を聞いて僕は罪悪感を感じた。
「海ねぇ、ごめん」
「こっちこそ変な雰囲気にしちゃったね、ごめん。それでやる?」
「もちろん!!」
朝食が終わったら各自部屋に戻って初期設定をすることにした。
海ねぇから大体の情報は聞いたので大丈夫なはずだ。もしなんかあったら、そのときはそのときだ。と、言うか何もないで欲しい。
僕はよくケータイ小説を見るがこのような時はテンプレとして大体、誰かの性別が変わる。
でも、それは架空のできごとであって現実ではない。だから大丈夫だと思う。
今日の朝食はとても器用で料理上手な3女の雪が昨夜から仕込んでいたフレンチトーストだったが全員そんなことなど上の空だった。
片付けの当番は僕だった為8人分の食器を洗ってから自室へ戻った。
恐らくみんなはもう設定を始めているのだろう。
僕も少し急がなければみんなを待たせてしまう。
そんなことを思いながら、渡されたフルフェイスのヘルメットの様なものを被った。
どうやらこれがゲーム機の本体らしい。
睡眠状態にして脳へ直接〜〜。みたいなことを言っていたが難しすぎてさっぱりだった。
「やるかー」
どんな感じなのかとても楽しみだ!
無理やりちょっとした紹介を入れつつ姉妹を登場させていますが、後でちゃんと虹野家の人物紹介を出します。
誤字脱字やアドバイスなどぜひお願いします。




