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YOROZUYA!カルサンド  作者: まつもっさん
YOROZUYA、古代迷宮で迷宮入り
30/43

邪教のミサ 3

「あっ!」


 リックは叫んだ。


 歌っているのは、ペヌペッチョだった。


「野郎!」


「シング シング ザ ファンク!

 シング シング ザ ファンク!

 オーイエー!」


 後世の著名な音楽家ミュジッシ・ヤンは言っている。


「ロカ・ビリアン教の聖歌は、ロカビリーじゃなくって、ファンクみたいだよ」


 モンスターたちはノリノリだ!


 フィオナもノリノリだ!


「おいっ、邪教とか言ってたじゃ」


「カモン ファンク!

 オーライ!」


「般若 般若 まか般若!」


 海空まで般若心経をノリノリ歌い始めた!


「なんだぁこの音楽は、みんな踊ったり歌ったりして、狂ってるじゃねぇか!」


 リックは一人焦っている。


 すり鉢の底のステージでは、ペヌペッチョがクルクル周り、シャウトしている。

舞台に「JB」の文字が浮かび上がる!


「んー、わけわかんねぇけど、とりあえずペヌペッチョを始末するか」


 若干うんざりしながらリックはドラゴンスレイヤーを抱え、軽く数百はいるであろうモンスターの集団に、単身切り込んでいった。

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