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邪教のミサ 3
「あっ!」
リックは叫んだ。
歌っているのは、ペヌペッチョだった。
「野郎!」
「シング シング ザ ファンク!
シング シング ザ ファンク!
オーイエー!」
後世の著名な音楽家ミュジッシ・ヤンは言っている。
「ロカ・ビリアン教の聖歌は、ロカビリーじゃなくって、ファンクみたいだよ」
モンスターたちはノリノリだ!
フィオナもノリノリだ!
「おいっ、邪教とか言ってたじゃ」
「カモン ファンク!
オーライ!」
「般若 般若 まか般若!」
海空まで般若心経をノリノリ歌い始めた!
「なんだぁこの音楽は、みんな踊ったり歌ったりして、狂ってるじゃねぇか!」
リックは一人焦っている。
すり鉢の底のステージでは、ペヌペッチョがクルクル周り、シャウトしている。
舞台に「JB」の文字が浮かび上がる!
「んー、わけわかんねぇけど、とりあえずペヌペッチョを始末するか」
若干うんざりしながらリックはドラゴンスレイヤーを抱え、軽く数百はいるであろうモンスターの集団に、単身切り込んでいった。




