原因不明
シルバーウィークで世間はお休み。連休中の病院は入院患者が少なめで静か。休み中は、治療や検査が止まるので、入院日を選べる人は避けるらしい。(手術日とかね)緊急入院だと関係なくやってくれますが。
看護師さんたちも心なしか余裕があります。
日中は変わらず、ほぼ座ったまま。夜は苦しいけど、昼は楽。正面を向かって、まだ椅子のように座っていられた。(苦しいと体育座りで横向き)
動けないけど、暇。ぼーっとしているのは苦手なのです。じっとしているのも苦手。何かをいつでもしていたい。
そんな連休の入院中、先生から衝撃のお話が。歩けないのも、呼吸ができないのも、原因不明らしいです。しかも点滴にせよ、吸入にせよ、薬が効いてない。(←だからこそ原因不明って言われちゃうのですが…) とりあえず様子見。
説明されたんですが、よく分からないということが分かりました(涙) 好転するまで入院です。先生も困ってた( ̄▽ ̄;)
※このとき現在という話なので、後々まで原因不明って訳じゃないです。簡単に原因解析できて、対処方法が分かると思ったら分からなかったらしい(^^;
ちなみに、点滴も吸入も副作用が結構でます。副作用よりも、まず呼吸だよね。d(⌒ー⌒)!
って感じ。副作用無視で、呼吸のために薬を入れ捲くります。
吸入すると、手足が震えるし、握力が無くなる。点滴すると、少し浮腫む。
浮腫みは体感でよく分からなかったのですが、手足の震えは、めちゃくちゃよくわかりました。
原因不明かつ、薬が呼吸には効かずに副作用ばかりでるので、点滴を無しにしてみましょう…ということで、この日から無しになりました。しかし、一日四回の吸入はまま。
さらに、苦しいときのメプチンエアー(シュッて吸うやつ)は、制限回数無しになりました。これ、かなり破格の扱いです。メプチンエアーと吸入は心臓に負担がかかるので、通常は1日3回なのです。それが吸入は4回で、メプチンエアーは制限回数なしとかって。どれだけ呼吸が止まりそうなの? っていう話だったりします。
しかしそれでも苦しいので、ベッドの上。入院当初よりは、ベッドの角度が少し緩くても大丈夫になった。(酷いときは90度だったから。それは寝てるというよりは、座っている状態)
ピークフローメーターという、筒みたいなやつをくわえて、どのぐらい息が吐けるかを調べる器具があります。これ、調子が良いときはいくつで、悪くなるといくつって知ってると、体調を見分けやすい。よって、毎日つけるようにと、喘息と診断されたときに貰いました。
先生「入院中もつけてます?」
救急車で入院して、そんな用意する余裕ありませんでした( ̄▽ ̄;)
先生「あ、そうか」
器具を持ってきていないと、記録はつけられませんって。
入院中でただ寝ているだけなのに、2時間おきぐらいに苦しくなるわけです。つまり、発作が起きてる状態。これ、発作だと気づいていなかったのです。入院中。
「今日は息が吸いにくいな~。ま、気のせい」とか思ってたヽ( ̄▽ ̄)ノ
今なら言ってあげたい。「それ、発作だから。安静にして!」