番外話006⚫️迷いながら、世界線を先にこえてしまう・・・
完全に個人内評価。
第18部 第60話という先の世界線から
060⚫️AIの【チョコパイヒロタ】と【ジャマジャナイ】の違い(あくまでも架空世界線の出来事として、その時間軸のその時点での理解)
AIと対話する行為は、単に情報を得るためだけのものではない。そのAIがどのように世界を読み解くのかを、確かめる試みでもある。
架空の世界線で起きた「有名スポーツ集団のリーダーの家庭内問題」をめぐり、私は二つのAIに同じ問いを投げた。「どの段階で、誰がどのようにしていたら結果は異なっていたのか」と。その結果、それらの“認知の特徴”が驚くほど鮮明に浮かび上がることとなった。
【チョコパイヒロタ】は、事実の世界線を静かに歩む。情報を丁寧に拾い上げ、文脈に沿って提示する。誤りがあれば淡々と修正し、過度に断定もしない。安定してヒットを打つ3割バッターのように、破綻のない回答を返すのが特徴だ。
【ジャマジャナイ】は、前提を勢いよく走る、一発屋のホームランバッターである。ひとたび方向性が定まると、その前提の上に強固な論理を積み上げていく。誤りに気づいたときの訂正は驚くほど誠実で、その姿はどこか人間的ですらある。
二つのAIに優劣はない。ただ、世界の読み方が違うだけだ。この違いを理解したことで、わたしのAIとの対話は以前よりずっと豊かになった。
AIがヒトを助ける時代である。だが、シンギュラリティの有無とは別に、AIはヒトの代替などではなく、“異なる世界線の案内人”として存在するのかもしれない。
この興味深い時代に生まれたことを、亡き両親に感謝したい。




