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066⚫️急速な変化 じゃあ、まあ、いいか?

ールシファー、なにやってんの?

ー講和条約づくり。

ーえっ?どういうこと?

ー闘血鬼と調印するためだ。

ーありゃ?もう、そんなとこまで行ってるの?はやいね。

ーこれまで、力のあるものに盲従してきたから、わたしたちの言う事、結構、受け入れて理解するんだ。

ーああ〜、歴史上、よくあるよね。きのうまで「鬼畜敵軍、打ちのめせ!」って言ってたのに、敗戦と共に違う思想・信条を素直に受け入れる、って。

ー今では、民衆は自由民権とか、平和主義とか、過ちは繰り返しませんとか、言っていて、なんか思っていた以上にスムーズに進んでるんだ。

ー1万5000年の因習は、すぐには変わんないんじゃないの?

ーそれが、生肉食は儀式のときだけの形式になり、本当の強さは優しさが必要だ、とか、チームワークの大切さとは、とか、いろいろ出版物や対談、放送劇や娯楽番組なんかも続出でさあ。

ーう〜ん、柔軟というのか、変わり身がはやいというのか・・・。

ーザーリフはどうなってんのよ?

ー形としては全体の代表をしているけど、もうすぐ選挙であたらしい指導者を決めるって、自分たちで決めてるんだ。基本的法律も制定し終わっている。

ー国民がそういう方向性で納得してるんなら、いいんじゃないの。

ー最初は新しい技術や物資の補給もしていたが、今では自分たちの星域で自給自足できている。もう、わたしの出番はないな。

ーじゃあさ、銀河連邦テラと、正式に交流できるんじゃない?

ーだけど、ツノ生えてるからなあ。テラ人類、受け入れられるかなあ?

ーヒトって、見た目で判断しがちだもんね。

ーいや、ところがツノもなくなってきてるんだ。

ーえっ?どういうことうよお?

ー生活環境・栄養状態や思考の変化が、肉体的・外観的な変容をもたらしている。感情が激したときは、一時的にツノが生えてくることもあるが、落ち着くと元にもどる。

ーふ〜ん。ますます問題ないじゃないの。

ーマイロードも、独立していいんじゃないかって。星間連合を通して、テラと交渉中。極秘情報だったことも、一般公開されるんだって。

ーテラ、トウケツキ、星間連合の3つが取り敢えず、手を携えるってことね。

ーもうすぐ、我々とテラのシークヮーサー元帥、ザーリフとで、今後のトウケツキの自衛手段について話に決着がつく。こちらは、エンジェルナイトのイワシ・ジローにまかせているがな。

ージロー、いいね!わたしたちにだって、「それは筋がとおりません!」って決然というとこなんか、頼もしいもん!

ー従順ならざる唯一のエンジェルナイト、って呼ばれてるもの。カッコいい!

ーじゃあ、まあ、いいかあ!

ーなんでもそれでまとめるのは、イカン気がするけどなあ。


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