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003●119号の思い

そうか、

武力で国家転覆を計画・立案・試行・実行すると、

それは重罪になるよね。

悪の「秘密結社」が、「秘密」でない組織だとしても、

それは暴力集団だもんね。


あれっ?じゃあ、悪の秘密結社と戦う、正義の民間組織だったら

武装してもいいのかな?

これって思想・考え方が違うだけで、

両方とも危険な暴力集団?

これは早く、サイダー119号のお兄さんに、知らせないと!

サイダー少年隊、集合!行くぞ、サイダー本部へ!


あっ、遅かった?!パトカーがサイダー本部を取り囲んでるぞ!

警官が

「ボクたち、夕方の自転車は気をつけて帰るのよ。車からは見えにくいからね!」って。

サイダーさぁん!連行されていくのぉ?!

ドナ・ドナ・ドーナアー、どうなっちゃうんだ?!


俺たちは正義のために戦ってきた。

悪の秘密結社を倒すために、拳を握り、技を磨き、武器を持った。

誰もが拍手をくれた。子どもたちは俺たちの名前を叫んだ。

でも、ある日ふと思った。

俺たち、武器を持ってる。

戦う準備をしてる。それって、あいつらと何が違う?

「正義のためなら暴力も許される」って、誰が決めた?

俺たちが勝手に決めていいのか?

もし俺たちが暴走したら、それは正義か?それとも、ただの暴力か?

武器を持つって、どうなんだ?

力で解決するって、いいのかな?

武器を持つ前に、力を振るう前に、俺たちは考えなきゃいけない。

それらを使わずに済む道はないのか、と。

人々の平和を守るっていうのは、戦うことが前提じゃない。

戦わずに済むように、まず、考えることだ。

それができなきゃ、俺たちも、ただの仮面をかぶった暴力者だ。

そもそも正義ってなんだ?

正当防衛って、どこまで許されるんだ?


「判決を言い渡す。サイダー119号こと、バード・タケシを・・・。」


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