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『夫の愛人が産んだ子を七年育てましたので、役目は終わりですね(第一章)』
なろうと言うよりむしろ、そのフォーマットの上に作られた、中年女性メインのドラマに見える。どちらかと言うと、ラノベというより絵のない少女漫画を読んでる感じもする。
文体はあっさりとしていて、読みやすい。連載だけど、短編集の感覚で進む。重たいゴテゴテの"成り上がり"からは乖離してて、なろう的には新鮮だった。
手段としては社会を描いているけど、本質としては内省的な綴り方がされている。
頭の中で作り上げた妄想的な恋愛チートというより、むしろ物質的(生活的・経済的)な地に絡めることを重視している面でも、やっぱり視点が中年層が主役なのかな。
最近は、s型っぽい現実主義が、人気の潮流なのかな。
それとも、私の主観的な選別も作用してるのかな。
でも、いろいろなタイプの作品を捉えていければいいな。




