33話 20階層、激戦の後と交渉
皆様、ありがとうございます!
読みづらい箇所がありそうな気がします。
申し訳ございません。
20階層の激闘後です。
白い世界から意識が戻り覚醒に近づいた。
何でだろうか体を起こそうとしたが、起きれなかった。
それどころか、全身がすごく痛い気がする。
熱いし喉も渇いたけど、体が起こせないのが辛い
「熱い…痛い…誰かいないの?」
声もあまり出せないので、今出せる全力で声を出した。
この辛い状況で誰も居ないと心細く悲しくなってしまう。
さらに熱さと痛みが強すぎて涙が勝手に出てきた。
体がどうなってるのかさえ確認する事も難しい程に動かないのだった。
暫くすると、ガチャっとドアが開き、誰かが入ってきた。
「誰…」
体が動かせなくドアが見れないので、分からなかった。
「お嬢様!気がついたのですね!よかった…」
シャーリーだった様で駆け寄ってきた。
いつも迷惑かけていたので、とりあえず謝ろうと思った。
「シャーリー、ごめんね…」
「お嬢様、あんなに私と約束したのに、こんなにもお身体に火傷を負ってまで…どれだけ心配したか…凄い熱で目を覚さない事も考えてしまいました…」
どうやらトニトルスとの戦いで、雷を殆ど受けたから火傷が酷かった様だ。
確かに、もの凄く痛くて私は頑張れたと思う、今の私だと心折れちゃいそうだ。
「ごめんね…心配かけるつもりなかったけど…」
火傷の事を意識すると、痛みと熱さを感じてしまった。
私が途中に喋らなくなった事で、シャーリーが慌ててしまった。
「ごめん…ちょっと体が痛いのと熱い喉渇いた」
「お嬢様、体を少し起こしますね」
そう言って体を起こしてもらい、水を飲ませてもらった。
火傷した時に使う薬を塗ってもらうと、スーッとして気持ちがよかった。
その後、頭に濡れたタオルを置いてくれた。
「シャーリー…ありがとね」
「お嬢様、とりあえず本日は寝てて下さい。定期的に見に来ますので、体を休めて回復させて下さい」
うん、と答えるとシャーリーは辺りを片付けて、出て行った。
はぁー、とため息が出てしまう
こんな状態で私は強いなんて言えないな、と思ってしまうのだ。
今の体は完全に絶不調なのに、頭が凄く冴えてる気がした。
そういえば、ゲームだと回復関係でのスキルとかあったけど、この世界も同じならあるのだろうか、とふと気になった。
その、ふと気になった事に、私は怖くなった。
何で私、魔法道具作成とか使ったのに、今まで気にしなかったんだろうか
この機能は、そもそも最初に気にしなければいけないのではないか、何で私は思い出せなかったんだろうか、
やはり、何か私の知らない事が、何かありそうな気がした。
それの考えは後にして、この辛さを何とかしないと…
スキルオープン
えーと、基礎スキルの回復強化は何処だ…
スキル欄が多すぎて見つけにくいけど、殆どアクティブ状態じゃない様だ。
引き継いでるはずなら、何で殆ど0なのだろうか、私自身の魂的な物があってそれがスキルを管理してるとかなのだろうか、痛みのせいか考えても答えは出ない今はできる事をしようと思う。
スキルポイントってあるのかな、ちょっと試しに状態異常のスキルを展開、スキルポイント使用とゲームと同じように指示をした。
【状態異常耐性1】
状態異常になる確率が20%減少。
行けた…って私は何で忘れてたんだろう、いや違う、何がキッカケで思い出したのだろうか、が正しい気がした。
とりあえず、状態異常耐性を最大の5にして体力回復スキルも5にした。
【状態異常耐性5】
状態異常になる確率が100%減少。
【体力回復5】
体力の自動回復量を300%上昇、非戦闘時には回復速度が300%上昇します。
ふふふ、もっと振りたいけど、スキルポイント数がわからないのだ。
とりあえず、知識の中で確実に必要な魔力回復にポイントを振ろうと決める。
魔力回復も5にしようとするが、3で止まりスキルポイント不足になってしまった。
もらえる基準は経験値なのだろうか、ゲームだとレベルで貰えるから一番可能性が高いと思った。
【魔力回復3】
魔力回復量が180%上昇、非戦闘時には回復速度が180%上昇します。
3振れただけでも今までと比べると、かなり変わった事がわかる。
この世界を生きる為には自重しないので、これからも手に入るなら使っていこうと思うのだった。
1時間ほど寝ていると、かなり体が良くなったと感じてきた。
痛みも無くなったし、気持ちも晴れていい気分だ。
体を起こしても特に問題なく動いた。
体の魔力もかなり回復してるし、やはりスキルシステムは完全に動いている様だ。
確か白い世界で神様が目に何かしてくれたんだっけと思い返して、魔力を注いでみる事にした。
すると、スッと視界の色が変わった。
「ま!魔力が見える!や、やった!」
自分の腕に流れる魔力が見えるし、体から出てるの見えていた。
無くなったと思った魔力眼を授けてくれたなんて、やっぱり神様はいい人?だなと思うのだった。
ガチャっと、ドアが開いた。
「お嬢様!ちゃんと寝てないとダメですよ」
「あっ…ごめんね。でもだいぶ良くなったよ、ほら!」
そう言って、体を動かしてみせた。
「確かに動かせてますね、ちょっと失礼しますね」
そう言い私の体温を確認したり、火傷を見たりしていた。
「驚きです。あれだけ酷かった火傷が殆ど治ってますね。熱も下がってますし、何をしたのですか」
「ちょっと、仕様が確定するまでは話せないけど、裏技に近いかもしれないね」
「仕様?裏技?ですか、無理をしてないのなら良いのですが、無理してるならお止めいたします」
「大丈夫だよ、むしろお腹が空いてる」
「そう言えるなら大丈夫そうですね。今からだと少しだけお時間を頂ければ軽めの食事をお作りできます」
私はお願いすると、かしこまりましたとシャーリーは出ていくのだった。
私の予想だと、戦技などと同じで、この世界の純粋な人は恐らくだが、スキルは自身で鍛える、もしくは準ずる方法が必要だと思っている。
ちょっとこれは、少し調べてから他の人には話す事にしようと思う。
魔力量が多くなるスキルがあればよかったけど、これは確かなかったはずだ。
だが、回復速度が上がれば出来る事は多くなる、と言うのは間違いないと思う。
そんな事を考えてると、ドアが開きシャーリーが入ってくる。
その後に、リディアも一緒に入ってくるのだった。
「お嬢様、お待たせいたしました」
「アニエスちゃん、本当に大丈夫なの…」
リディアには心配させちゃったな、と思ってしまう。
多分こんがり焼けた私を見たのだろうから、恐ろしく感じたはずだ。
「リディア、心配かけちゃったね。私は大丈夫だよ」
「本当に本当、あんなに、あんなにも!体が…焼け焦げて…」
そう言いながら、リディアは泣き出してしまった。
リディアに泣かれると正直辛い、心が痛くなるんだよね。
「リディア、本当にごめんね。こっち来て」
そう言って私はベッドから起き上がり、近寄るリディアを抱きしめた。
「人の温もりって安心するね。リディアほら大丈夫でしょ…」
「うん、ごめん…取り乱しちゃったね」
「ふふ、お二人は本当に仲が良いですね」
「シャーリー、揶揄わないでよ!もう!」
3人が笑い、私はシャーリーが用意したお粥を食べるのだった。
その後、リディアと少し話していると、体の眠気には耐性は効かない様で私はベッドで眠るのだった。
シャーリーがドアを開けて、入ってきた。
「お嬢様、朝になりましたよ。お体の調子は如何でしょうか?」
「ふぁ〜、眠いけど起きないと…眠い事を除けば、もう完全回復だよ」
欠伸をして体を伸ばす。
シャーリーが着替えをさせてくれて、一日が始まるのだ。
と普通なら思うのだが、貴重な1日を使ってしまった。
神様が言う様に50階層には降りないつもりだが、このままだと30階層まで行けるかどうかだ。
1階に降りるとローランが既に椅子に座っていた。
おそらく、夜ずっと番をしていたのだろう
「ローラン、おはよう。心配かけてごめんね」
「アニエス嬢、おはよう。シャーリーから聞いていたが、本当に大丈夫そうだな」
「皆集まったら、何が起きてたのかを話すよ」
リディアが少し遅れてくるが、まず皆で先に食事を取る事にした。
パンを食べて、しっかりと英気を蓄えた。
「皆に起きた事を話すよ」
そう切り出して、私が戦った敵の話と出来事を簡略的に話した。
「話の途中で気になる事があるんだが、いいか?」
「うん、私がわかる範囲だけど、大丈夫だよ」
「原初精霊って初めて聞くが、何なんだ」
「世界を構成してるのが5大元素、地、水、火、風、闇、光だけどこれ以外にあるんだ、それが原初精霊という特殊な位置付けなの」
全てを話すと長くなるけど、原初精霊は天災の力を冠している。
天災がなくならない様に、原初精霊も存在がなくなる事はない。
4つの原初精霊が存在して大精霊と同格なのだが、力だけで測ると神にも等しいと私は伝えた。
「大体わかった。これまでも驚く事が多かったが、そんなやばいのがこの古代遺跡に出てくるのかよ」
「通常では、考えれない程の事ですね」
「うん、だから提案があるの、当初は古代遺跡を最下層まで行くつもりだったけど、危険すぎるから中止にする代わりに、元々の目的となる魔導コアの確保に専念したいと思う」
「確かにこの感じだと、最下層は想像できない魔物が居そうだしな」
「30階層も今よりも強い魔物がいる可能性もありますね」
「30階層は普通の魔物らしいよ」
「そんな事もわかるのかよ」
「流石お嬢様です」
「アニエスちゃん、さっきの話だと、原初精霊もアニエスちゃんと契約してるんだよね。なんで襲ってきたの?」
「直接聞かないと私も分からないかな。でも問題があって原初精霊は通常で召喚できないんだよね」
「神様に近いとなると、そうだよね」
「そういえば、私が倒れた時ってトニトルスの姿残ってた?」
「完全に消えて、地面に焼け跡が残ってたぐらいだったな」
「ふむ、そうなると調査に戻ったシェイドに聞いてみるしかないかな」
準備も終わったし、私もスキルポイントを振ったので、今まで以上に魔法を撃てる、さあ出撃しようかと意気込んだ。
テントから出て、創世の杖を使いシェイドを呼び出した。
今まで見えなかったシェイドの姿が目に魔力を送るとぼやけて見えた。
しっかり精霊を見るためには、精霊眼という上位の物が必要なんだよね。
『待っていたぞ主よ。調べごとは全て終わったのだが…』
「シェイド、ありがとう、その感じだと問題ありそうだね」
『うむ、まず原初精霊の祠は全て、原初精霊が居なかった』
「やっぱり…」
これはまずい…原初精霊が祠にいないとなると、現界してる可能性が高いと思う。
原初精霊は特殊で精霊郷の奥にある原初の祠を棲家としている。
祠自体が原初精霊の本体に等しく通常の人では壊せないが、万が一壊れると原初精霊自体にも深いダメージが入る仕組みとなっている。
その為、基本的には守る為にそこから離れないはずなのだ。
『我が精霊郷を端から端まで調べていると、トニトルスが戻ってきたのだ』
「あー、一応私が倒したからだね」
『だが、あやつは何も覚えてないと言っていた』
「ふむ」
『それで、主に直接覚えてる範囲を話したいのと謝りたいと言っているのだが、どうするか』
「私も直接話したいけど、ここに来るの?」
『許可さえ貰えれば、直ぐに現界すると言っていたぞ』
「わかった、許可するよ」
私がそういうと、聞こえていたのか前方に雷が落ちた。
強く落ちる雷に、皆が戦闘態勢を取るのだった。
「皆大丈夫だから、戦闘体勢は解いてね」
雷が収まると、緑の短髪をした子供が立って居て、こちらに走ってきた。
「アニエス婆様!ごめんなさい!」
そう言って、綺麗な土下座をするのだった。
その呼び方に私も含めて、皆が固まるのは必然だった。
「ト、トニトルス、かなり前だけど、その呼び方するなって言ったよね…しかも今の私は子供だから!絶対に呼ぶな!!」
私は激怒して怒鳴りつける、その声に周りの皆もびっくりしていた。
前の姿も30歳から歳を取ってなかったはずなのに、一部の精霊は婆様と呼んで揶揄う事があったりした。
「ご、ごめんなさい!」
「もういいよで、トニトルス話をしてくれるんだよね」
「うん、アニエス様の魔力反応が無くなって、それで現界できる原初精霊がアニエス様を探す為に降りてきたんだよ、僕も現界して探していたら急に意識が無くなって、次に気がついた時は精霊郷に戻ってシェイドに怒られたんだ」
原初精霊は私と繋がりが1番深いので、魔力探知ができる仕組みになっている。
ゲームもそれで原初精霊から私を探すクエストがあったはずだ。
「そうだったんだ、やっぱり私と戦った時は自我がない、単なる防衛状態だったんだね」
「そうだね、正直今のアニエス様だと僕が本気になったら1秒も持たないと思うよ」
『貴様、主に向かって何という物言いだ』
「まぁ、トニトルスの言う事も本当だからね、昔の私だったら万が一にも負ける事はないけど、今だと最大の技を使われたら耐える事できないからね」
「神に近い原初精霊を倒せる昔って何だよ」
「アニエスちゃんの昔って一体…」
また皆、私の事酷い事言ってるよね。
「そういえば、僕の意識がなくなる時に凄く懐かしい感じがしたんだよね」
「懐かしい感じ?」
一体どう言う事だろうか、懐かしいこれだけだと全く分からない。
「うん、直感に近いものだから何とは言えないんだけど間違いないと思う」
「懐かしい感じか…それと今も祠に他の原初精霊がいないとなると皆同じ様になってる可能性が高そうだね」
「多分なってるね。この世界に反応は感じるけど、位置は捕捉できないや」
確か神様は20階層は特別で、報酬がない代わりに魔力を見える様にしてくれたけど、トニトルスは知らないはずだ。
なら、少しお願いしても問題ないよね。
「ねぇ、トニトルスに私勝ったんだから、何か勝利した記念品とかないの?」
「えっ、防衛状態で勝利とは…ならないんだけど…」
「私トニトルスの攻撃で全身火傷で死にかけたけど、トニトルスは何も思わないの?」
そう言いつつ、ジリジリと距離を詰めていく
「うっ…それが精霊郷に知れ渡ると僕の祠壊されそう…」
『今すぐ戻って、皆に知らせても良いのだぞ』
シェイドも怒ってるのか、それとなく言葉の追撃をしてくれた。
「ぐっ…わかったよ、もう!アニエス様の意地悪…何が欲しいのさ」
「お守りが、4つ欲しいな。お願いトニトルス」
「えっ!1つじゃないの…僕のコレクション…」
そう言って再度、雷が落ちて消えた。
交渉はしてみるものだ。
トニトルスには悪いけど、私は死にかけたし、苦しんだからこれぐらい良いよね。
神様から貰ったのは別枠だよね、と自分に言い訳をした。
「お嬢様、流石ですね。私はあの者を直視する事も恐れ多くできなかったです」
「俺も攻撃すると間違いなく死ぬのが予想できるほど、やばいやつだったな」
「アニエスちゃんは本当に凄いね、原初精霊様とお話しできるんだもん」
まだ、あの事は伝えない方が良さそうに思える。
私は全精霊と契約してる精霊の主という事が知れると面倒になる気がしたからだ。
まぁ、それも設定だから何一つ私が偉かったとかではないけどね。
更に今の体だと、主とは言い難かった。
そんな事を思っていると雷が再度落ちた。
「戻ったよ、アニエス様の希望した雷水晶のお守りだよ」
そう言って、4つ空中に雷水晶を浮かべた。
「皆にも迷惑かけちゃったからお守り貰ってね」
「僕のだけどね…」
「また作ればいいでしょ」
「そうだけど、そうすると数ヶ月雷が止まらなくなるけどいい?」
「違う地方でやってよ」
何でわざわざ私達の暮らしてる所でやろうとするのだろうか、そんな事したら即阻止してやろうと思った。
「本当に貰っても良い物なのか、光り輝いて臆してしまうんだが」
「君は光が見えるんだね。もしかすると君って…」
「俺がなんだって、これ他の皆は光って見えないのか?」
「私には綺麗で反対側が見えるほど透けていて時折、中で雷が発生してるような風にしか見えませんね」
「流石シャーリーさん、私は綺麗な宝石って風にしか感じなかったです」
「ローランが見えてる感じは私も見えるけど、普通は光って見えないんだよ」
目に魔力を送らないと私も見えないのだから、ローランはやっぱり魔力眼を持ってるんだろうか
逆に精霊を感じ取れるリディアには何もなえないのが、私にはわからなかった。
「アニエス様の言った様に、この雷水晶はかなり特殊でね。僕の神鳴が込められた特殊な水晶なんだよ。肌身離さず持ってると危険が迫る時にその雷水晶が助けてくれる」
そうトニトルスが言って、最後にボソッと1日1回だけと付け加えた。
「トニトルスが言った様に危険から1日1回は退けてくれるので、無くさずに持っててね」
「ありがたく頂くよ。トニトルス嬢ありがとうな」
「精霊に性別は本当だとないけど、現界してる僕は男の子だから嬢じゃないよ…」
聞くタイミング無かったから聞かなかったけど、やっぱ現界したトニトルスって男の子だったんだね
私はしょんぼりしたトニトルスに背伸びして頭を撫で撫でしてあげた。
ローランも済まないと言って、謝罪してるのが、何とも面白く感じてしまった。
「さあ、リディアもシャーリーも手に取ってね」
「う、うん。トニトルス様ありがとうございます!大切にします!」
「君は素直で真っ直ぐだね。その心を忘れないでね」
リディアは素直だから、トニトルスは嫌わないと思ってた。
「私もトニトルス様に感謝を致します」
「君は、そうか。うん、アニエス様の事を宜しく頼むね」
シャーリーも返事をして、トニトルスもニコニコしていた。
何に共感を覚えたのかわからないが、私も最後の1つを手に取った。
この雷水晶は他にも使い道が実はあったりする。
持ってると麻痺無効の効力があるのと、1日1回神鳴を武器に宿せる事だ。
使い方も簡単で、付与させる武器に雷水晶を1度くっつけるだけだ。
効果時間は短いが、神聖属性と雷を宿せて、攻撃力や速度に補正が入るので重宝されるお守りだ。
ローランには後で使い方を教える事にしよう。
「トニトルスありがとね。無理させちゃってごめんね」
「アニエス様のお願いだし、元は僕が自分のコントロールできなかったのが原因だからね」
トニトルスの自我を奪う事なんて出来るのだろうか、実際になったのだから色々調べないとダメそうだね。
今回の古代遺跡は驚く事が多すぎて、帰ったらやる事が多くなりそうだね。
私は、トニトルスにもう一つお願いをしてみようと思った。
「後ついでにお願いしてもいい?」
「嫌な予感がするよ」
トニトルスがそう言って、後ずさりするのを見ると、ちょっと私の心が傷つくよ
そんな心に傷を負いつつも頼みを伝える事にした。
「30階層まで地面に穴を開けるか、私達を雷移動で連れてくか、して欲しいな!」
いつもは、やらない様な可愛くお願いをしてみた。
うう、でもそれはちょっとなぁ、と言葉に出しながら自問をトニトルスは行った。
「お願い!トニトルスならできるでしょ」
「できるけど、流石にボス部屋直行は反則じゃないかな、25階層とかでもいいかな?」
「そこを何とかならない?」
「28階層までなら…今回だけだから、絶対にもうやらないからね」
値切り交渉の様な感じだったが、最終的に28階層へ連れて行ってくれるという事で話がまとまった。
「トニトルス、ありがとね。頭なでなでしてあげるよ」
背伸びして、頭を撫でてあげた。
「アニエス嬢、そんな方法があるのかって、本当に良いのかよ」
「本来なら反則技だから、使えないけどね」
普通の精霊と違って、原初精霊は世界のルールみたいな存在だから本来は、この様な事を私から頼んでも聞き入れてはくれないだけど、日頃の行いが良いからきっと叶ったんだね。
「じゃあ、皆僕を囲む様に4人で手を繋いでね。僕が着いたよと言うまで、絶対に目を開けない事と手を離さないでね」
「そんなに危険なのかよ」
「今トニトルスが言った事を守れば、大丈夫だよ。即着くから問題ないと思うけど、手を離すと燃え尽きるから注意してね」
「ひぇぇ、私絶対に手を離さないから」
リディアはそう言うと、強く私の手を握った。
「じゃあ始まるから、体がほんの少しビリビリするけど我慢してね」
そう言うとトニトルスに大きな雷が落ちて広がった。
ちょっとビリビリするのが少しわかる感じがした。
全員を包むと稲光は消えて、20階層から私達の姿は消えた。
何故か狂ったのか変な展開を書いてしまっていて、修正したので読みづらい点があるかと思います。
大変、申し訳ございません。
お読みいただき、ありがとうございます。
ブクマやいいね等、ありがとうございます。
最近増えていきとても嬉しく、励みになります。
何か気になる事や、こうした方が良いのでは、とかここはダメという所など、あればコメント頂ければ幸いです。
雷に打たれたら、やはりダメでした。
ミディアム的な感じなのでしょうか異世界じゃなければ即死ですね。
本人は気がついてませんが感じてる熱は殆ど魔力回復薬のせいだったりします。
スキルがぶっ壊れに思えますが、回復薬が殆ど役立たずで、回復魔法が殆どないゲームなので、スキル依存になってます。
水魔法に小回復や光魔法で範囲小回復程度です…
本来は取得が難しいスキルなので強力です…
序章終わったら、それまでの設定は全て公開致しますので、細かい聖霊の話なども載せる予定です。
お守りの真価はいつか発揮されます。
次はアンデットエリアをショートカットして進みます。
お恥ずかしい話ですが、表記揺れが多数あるのを確認してます。
読みづらいかと思いますが、徐々に編集致しますので、何卒よろしくお願いいたします。




