10話 秘密の共有
皆様、いつもありがとうございます。
誤字報告も感謝致します。
一応チェックはしてるのですが、不甲斐ないです。
長くなりました、すみません。
主人公視点です。
起きた後からとなります。
お父様が部屋から出ると、お母様が入って来た。
「アニエス!」
そう言って、私を抱きしめる。
「無事でよかった。意識を失って戻った時どれほど心配した事か、何もなくてよかったわ」
私は、お母様から涙が出ている事に気がついた。
「お母様、ご心配をおかけしました。私は、大丈夫です」
そう言って、私もお母様に抱きついた。
大切な人を思う気持ちが、少しわかった気がした。
暫くしたら、お母様が離れた。
「アニエス、話は大体聞いてます。それでリディアを正式に、アニエスの魔法指南役として貰う事にしました」
シャーリーが咄嗟に作った話で、いい感じに話が進んでいた。
「お母様、ありがとうございます」
「アニエス、何かあれば、私達に言うのですよ。貴方は大切な娘なのだから」
「はい」
そう言うと、お母様は部屋を出て行った。
全てを話すとしても、妹が産まれた後だ。
そうしないと何かが、変わる様な気がするからだ。
「シャーリー、今日は寝てます。明日、リディアを連れてきてください。2人に話をします」
「お嬢様、約束ですよ。リディア様もあの後、英雄だとか騒ぎ立てられ、胴上げされたり大変そうでしたからね」
だよね。
リディア本当にごめんね。
私は、会った時に謝ろうと思った。
この怠さは、恐らく魔力が枯渇しかけている。
雷を魔力で受けたのが、原因だろう。
他にも、魔力は使ったが消費は多くなかったはずだ。
しかし、自分の魔力も分からないとなると不便過ぎる。
なんとか、魔力を見れる手段はないものかな
後は、能力値やレベルも見れたら、文句は無いけどね。
魔法やスキルは持ち越しをしていて、能力値は体に依存してる。
なのに魔眼系は継承していない。
あの神様に聞かないと、考えても分からない。
どうせ聞いても、教えてくれなさそうだしね。
そんな事を考えていると、朝食の事をシャーリーが聞いてきた。
「お嬢様、お食事は、いかがなさいますか?」
「食べる気力ないです。でも果物は食べたい」
脳に糖分を補給したい事もあり果物を要求した。
「畏まりました。ご用意致しますので、少々お待ちください」
「ありがとう。あ、食べやすいサイズに切ってね。あとあと、甘い丸いやつね」
そんなやり取りをして、シャーリーは部屋から出て行った。
名称不明の甘い丸い奴は美味しい。
聞けば何か分かるけど、知らないままの方が楽しいから前から聞いてなかった。
シャーリーも、甘い丸い果物です。としか言わないし、まさか正式名称じゃないよね。
さてと、いつもは寝ると魔力が殆ど回復したけど、今回は違うから試したい事がある。
深呼吸して収納魔法を使う。
中にあるポーションを取り出した。
真っ青な液体が入っているポーションだ。
ランクがポーションにはあり
赤が低ランクで、次に青が中ランク、最後に白が高ランクとなる。
元々は体力回復を促す物だが、中ランクからは魔力も回復する。
プレイヤーに配る事はあっても、自分では飲んだ事ないから興味もあった。
瓶の蓋開けて匂いを嗅ぐが無臭だ。
使用期限は聞いた事ないから大丈夫のはず!
勇気を出せ私!
目を瞑り瓶の中身を飲み干した。
表現しにくい様な爽やかな味だった。
後は寝てれば、きっと大丈夫。
空の瓶を収納した。
その後、シャーリーが戻り切った果物を食べさせてもらった。
自分で食べれると言っても、これが私の仕事ですと言い続けていたので、私が折れた。
「どうぞ、お嬢様」
もしゃもしゃと食べて、次の果物を口に入れられる。
なんだろう、これは餌付けという奴なんだろうか。
食べ終わり、寝る事にした。
「シャーリー、私は少し寝ます。緊急時には起こして下さい」
「畏まりました。部屋の外に居りますので、何かあれば、お呼ください」
「部屋の外ではなく、自室で待機して下さい」
部屋の外で待機させるのは嫌なので、自室に戻ってもらった。
食べた後という事もあり、強い眠気が私を襲った。
強い眠気の気持ちよさに、私は抗えなく眠りについた。
誰かが、呼んでる気がする。
燃える大地に、私は横たわっていた。
『お姉ちゃん!お姉ちゃん!返事をして!』
マリエルの声だ。
私は声を出そうとするが、声が出なかった。
体も動かせない。
後ろから聞こえる声の主、マリエルを見たかった。
振り向き、喋りたかった。
『何でこんな事に!私がもっと強ければ、お姉ちゃんを守れたのに!』
これ、夢だよね。
私の記憶にない出来事だ。
地面は冷たく、周りの炎から熱気を感じる。
『今回は負けを認めるけど、今度は負けない』
一体、何に向かって言っているのだろう。
何かに負けたという事だろうか。
『お姉ちゃん、また逢おうね』
昔のいつの記憶なんだろうか。
全てが朧げで確信が持てなかった。
考えてるうちに視界が真っ白に染まる。
夢が終わる感覚だ。
待って!夢でも話がしたい!
「ハァハァ、夢…」
目が覚めた。
汗が全身から出ていて気持ち悪く感じる。
何かの夢を見ていた気がするけど、思い出せなかった。
夢の事は忘れよう。
窓を見ると夕日が見えた。
いつの間にか夕方になっていた。
「シャーリー、聞こえますか?」
部屋に居ないし、聞こえるわけないよね。
部屋がノックされる音と共に声が聞こえる。
「お嬢様、失礼致します」
そう言ってシャーリーが入ってきた。
隣の部屋でよく聞こえたなぁと思った。
「よ、よく聞こえましたね」
「いつ呼ばれても参りますので、ご安心下さい」
汗のせいか背筋が寒くなった。
「寝ていたら、汗かいたので、着替えたいです」
来なかったら自分で着替えようと思ったが、来たので頼む事にした。
「お嬢様、何か悪い夢でも見たのですか?」
「覚えてませんが、おそらく見たと思います」
そんな言葉を交わしつつ、着替えさせてもらう。
初めは恥ずかしかったが、今では慣れてしまった。
シャーリーの手際はよく、あっという間に終わる。
「いつも、ありがとう」
「メイドの仕事です。もう少しで夕食ですが、いかがなさいますか?」
私は体を動かしたりして確認をする。
怠さとかはもう無くなっていた。
「完全回復したので、食べに行きます」
「畏まりました。伝えて参ります」
私の着ていた服を持ち、シャーリーはそう言うと部屋から出て行った。
魔力は多分完全回復してる気がした。
流石、ポーション凄い回復力だ。
その後、夕食の時間になり、シャーリーに呼ばれた。
お父様、お母様も席についていた。
「アニエス、本当に体は問題ないのか」
「お父様、睡眠で回復したので万全です。ご心配をおかけしました」
「本当によかった。続きの話は食後にしようか」
そう言うと食事が運ばれてくる。
専用の料理人が作っている食事は、毎回飽きないように変えられ工夫されていた。
いつもは量が多くて残してしまうのだが
私は、朝を果物だけにした事もあり全て食べ切った。
「さて、アニエス。あの魔獣の話だがいいかな」
話が来るとは思っていた。
「私の分かる範囲であれば大丈夫です。後、魔獣ではなく魔物です」
「すまない、魔物だったな。シャーリーにも聞いたが、何故あの場所に来たんだ」
「リディアが魔力の乱れを感じて、お父様が心配で向かいました」
シャーリーが言った事を思い出しながら、話をしていく。
「あの子、リディアは何者なんだ。あの魔物を魔法で倒す程の魔力は、子供の力をはるかに超えている」
強化魔法を2つ使ってる事もあり、威力は中級魔法を超えて上級魔法に届く程になっていたはずだ。
後1年でリディアには、同じぐらいの事を出来る様になってもらう予定だ。
「私に聞かれても分かりかねますが、リディアは昔から強い魔力を持っていたと、本人から聞きました。それで私は、リディアから学びたかったのです」
「そう…か。リディアから魔法を学ぶ事はアニエスの力になるだろう。あの力なら、ハーヴィー家も自信を持ってリディアの後ろ盾になれる」
「お父様がそう言うと、リディアも喜ぶかと思います」
「あの後、リディアに話をしたのだが、あまり喋らないので詳しく話をしていない」
それは、恐らくリディアが緊張してるからだと思う。
「それで、お父様、あの魔物はどうなりましたか」
「あの魔物は私が見た事も聞いた事もない魔物の為、死体を王都に送って調べて貰う手筈になっている」
皆の動きからそう感じてはいたが、やはり今まで目撃されてない魔物だったと言う事か。
今後のやる事が一つ増えた。
何処から、何の目的で来たのかは調べておきたい。
「お父様、明日リディアが来ますので、魔法の事私から聞いてみますね」
「すまないな。子供同士の方が話しやすいだろう。後、リディアに必要な物があるか聞いてほしい。魔物討伐の報酬を渡したいのだ」
あー、リディアごめん。
面倒な事になるかもしれない。
その後、たわいもない話をして楽しく一家団欒の時間を過ごした。
部屋に戻り思考した。
皆の安全の為、魔物の情報が欲しい。
今までも気にした事はあったが、重要視してなかった。
今回は被害が出ていた可能性もあった。
上位種やレイドボスが、万が一生き延びていたら危険だ。
私は収納魔法から杖を出す。
床に突き立てれないので、中に浮かし続ける。
『さぁ、創世の杖に宿る。我が、契約精霊よ。呼び声に答え顕現せよ。風の精霊シルフ!』
緑色の珠が光、シルフを呼び出した。
『マスター、呼ばれたから直ぐに来たよ』
珠はあくまでも召喚パスに過ぎないので、本体は精霊の棲家である精霊郷に存在している。
必要な時に呼ぶと、そこから珠を経由してこの場に出てくる仕組みだ。
『シルフ、頼みがあるの、この領全域で強力な魔物がいるかどうかを調べて欲しい』
風の精霊という事もあり、風がある所は自由に動ける。
その為、情報収集がしやすいのだ。
『わかったよ。うーん、どうしようかな。全域となると、辺りの風の精霊にも協力して貰おうかな』
どうやらシルフは、他の風の精霊に協力してもらい情報を集めるようだ。
上位精霊なので、周りの精霊も断る事なく協力をしてもらえるらしい。
精霊社会も複雑そうだと思う。
『どのぐらいで、情報集まるかな?』
『領全域とその近辺なら1日あれば十分。だけど、その間は僕を出したままにしてね。後その間、風が殆ど吹かないからね』
『わかった。杖は戻すけど、シルフは出したままにするね。』
『一応、魔力節約するけど、ヤバイ奴に遭遇したら使うから、その時は念話で伝えるよ』
魔力は召喚時と維持するのもこちらの魔力が必要となる。
戦闘する場合もこちらの魔力を消費する為、高レベルの召喚魔法は注意が必要となる。
前の私であれば厳しかったが、1年でかなり伸びたので問題はない。
『お願いね』
そう言うと、風が吹き窓からシルフは出て行った。
シルフに任せておけば、問題はないだろう。
最近伸びた髪が風で靡く
私は開いた窓から空を見た。
星空が宝石のように輝いていた。
杖を戻し、今日は寝る事にした。
目を瞑ると私は直ぐ寝てしまった。
部屋がノックされシャーリーが入る。
「失礼致します。お嬢様、朝です。」
そう言うと窓のカーテンを開いた。
私は声をかけられた事で起きた。
「おはよう、シャーリー」
朝の挨拶をすると、いつもと同じ様に着替えを行い食堂へ向かう。
「お母様、おはようございます。お父様はお仕事ですか?」
「アニエス、おはよう。ええ、先日の事で処理する事が多い様です。早めに食事を取って執務室に向かったわ」
お父様は既に執務室にいる様で、お母様が待っていた。
朝食を食べて、その後お母様とお話をした。
「お母様、本日昼前にリディアが参ります」
「昨日、聞いたわ。魔法を教えて貰うのでしょうしっかりと学ぶのですよ」
お母様は、リディアに対しての評価が物凄く高い。
この前の誕生日でリディアが着ていた服もお母様がプレゼントしたらしい。
部屋に戻り後はリディアを待つだけだ。
まだかな。
まだ来ないかな。
「お嬢様、まだかと思います」
「へっ、私、声に出てました?」
「いえ、顔に出てました」
シャーリーの私を見る目は凄い。
的確に言い当ててくるほどだ。
他人が部屋に来るのがちょっと楽しい。
シャーリーは家族みたいな感じだから別枠。
早く来ないかな。
ソワソワしてきた。
部屋の掃除をしよう!
と思うが、綺麗だった。
シャーリーが毎日、数回掃除してるから当たり前だ。
「お嬢様、おそらくリディア様がいらっしゃったと思いますので、迎えに行ってきます」
「うん、お願い」
何故分かるのかと思った。
メイドスキルか何かなのかも知れない。
ドアがノックされ、シャーリーとリディアが入ってきた。
「お嬢様、失礼致します。リディア様がいらっしゃいました」
「アニエス様、本日はお招き頂き、ありがとうございます」
もう既にカチカチだった。
「リディア、普通でいいよ」
「わかったよ」
「えっと、今から話聞く?それともお菓子食べてからにする?」
「今から聞きたいです」
「私も、ご一緒して宜しいのですよね」
「わかった。うん、シャーリーも聞いて約束だしね。でも2人とも秘密を喋ったら呪われるから注意してね」
呪いなどないが、保険で脅す。
マリエルの事やゲームの話は伏せて話す事にした。
2人には座ってもらい話を始める。
「私はね、昔にいた魔法使いだよ。過去から今に転生をしたというのが、正確かな。どう?信じる?」
あながち間違ってない事を伝える。
「師匠が見たことない魔法使ってるのとか見てるから私は信じるよ」
「私も先日魔法を体験してますからね。しかし転生というのはどういう事でしょうか」
「転生というのは、生きてた時の知識などを引き継いで新しく生き直す事かな?」
自分自身もよくわからないので、こんな感じで説明をした。
「2人とも納得したようでよかった。じゃあこれで話は終わりでいい?」
「お嬢様、先日も昔の知識で、危険を感じたという事でしょうか」
「そうだね。あの雷鳥は確かに昔沢山居たからわかったよ」
確かプレイヤーからは沢山出すぎで、嫌われていたと聞いた事がある。
「師匠の昔生きてた時ってあれが沢山いるの…怖すぎる」
「ええ、私も想像できません。先日あの魔物を見た時に感じた恐怖は、忘れる事ができないぐらいです」
「でも真実だからね。後あれよりも強いのも沢山居たから」
実際、雷鳥の主とか上位種も居たからあれは中級レベルなんだよね。
ここら辺、説明すると聞くだけで死んでしまうかも知れないので、話すのはやめよう。
「昔の魔法使いと言っても今は何処にでもいる一般的な子供だからね」
「師匠が一般的…」
「大体わかりました。時折倒れる事も、それが原因なのですか?」
「師匠がこの間の倒れた事ですね」
頭痛で倒れた話か、ある程度秘密にすると呪いのように思えてきた。
「うーん。あれは偶に耐え難い頭痛が発生する奴だね。祝福?呪い?病気じゃないから、あれは治せないやつね」
「何とか対処できないのですか、あの苦しみ方は異常と思います」
「無理だと思う。耐え難い頭痛と言っても痛みで気を失っちゃえば、治ってるからいいかなと思ってる」
痛みを止める為に死ぬ事も思う事あるけど、頻繁に起きないから大丈夫だ。
「偶に発生するから、シャーリーにはこれからも迷惑かけると思うよ」
「私の事はお気になさらず、むしろご自愛下さい。」
「そうだ、師匠。魔法の事教えてよ。前から気になってる浮く奴とか」
「あれは浮遊魔法、空飛んだりするのは飛行魔法ね。浮遊は無属性で飛行は一応風魔法だよ」
「いつも飛んでるのは、やはり魔法だったんだ」
先日の魔法の事も話した。
何を使って移動したとか、どうやって雷を防いだとか、リディアが魔法の威力が上がった理由も知りたかった為だ。
「聞くだけで頭が痛くなるよ。同じ魔法使いとは思えない程違うよ」
「私も気になったのですが、お嬢様は魔法使う時詠唱してないですよね。どうやってるのですか」
最上位と特別な魔法以外は、無くても発動はできる。
しっかりと魔法をイメージできるかどうかが問題なのだ。
詠唱をしない事で、威力は下がるが、その分行動に回せるので動きやすい。
「私は殆ど無詠唱で使えるからね。そもそも詠唱は殆ど必要ないよ。この世界に伝わってるのは殆ど間違い」
私はそう言って精霊が魔法発動に関わってない事を話した。
「そんな、信じ難い事を聞いてしまいました」
リディアからしたらそうだろう。
今まで信じて行っていた事が違うと言われたら戸惑うはずだ。
「だからリディアも無詠唱はできると思う。後1年で無詠唱魔法と私が使った強化魔法、後は強めの攻撃を覚えて貰おうと思ってるからね」
「か、かんばります」
一応、最終手段はあるから安心してね。
「お嬢様、根本がこの今と昔では違ってそうですね」
「確かに違ってるね。王都はわからないけど、兵士の強さも下がってるし。近接も遠距離もおそらく今の私の方が強い」
実際、私は接近しての戦いの方が得意だ。
「お嬢様が強いのはわかりました。納得できない部分もありますが、信じます」
「私も師匠を信じてます。魔法を教えてほしいです!」
「2人ともありがとう」
こんなまるで嘘のような話を信じてくれる2人に私は心を痛める。
全て話したいけど、話したらダメと直感で感じる。
いつかは話したい。
「シャーリー、お父様、お母様にも秘密だからね。時が来たら私から話すから」
「畏まりました。私はその時までサポート致します」
2人は直ぐ信じた事で、色々考えてたプランは全て中止となった。
「あ、そうだ!リディア、何か欲しいものある?お父様が、魔物を倒した報酬を渡したいみたい」
唐突にお父様の話を思い出したので話した。
「いきなり言われても思いつきません。そもそもあれ、師匠のおかげで倒せたので、報酬は辞退したいです」
「迷惑かけてるからお礼と思ってね。シャーリー、一般では何を報酬に求めるのかな?」
「そうですね。様々ありますが、多いのは爵位かと思います」
「爵位なんていらないよ!貴族怖い!」
リディアが壊れ始めた。
追い討ちではないが、1年、魔法の指南役になる事や、お父様が後ろ盾をする事などを話した。
「辞退したいです…」
「ごめんね。でも私から魔法教わる時間が増えると思ってよ。無詠唱まで短時間で覚えて貰う必要あるからね」
「一緒にいる時間が増えるのは嬉しいけど、他が緊張で潰れそう」
リディアは先日の後、私兵からは英雄と胴上げされて、街中に話は広まり雷鳥の討伐者として有名なようだ。
そこにこの話があり、気持ちがいっぱいなのだろう。
「一旦、話終わり!庭でお茶会して気分を変えよう」
甘いもの食べて飲み物飲めば、気分はリフレッシュできるはずだ。
「お嬢様、畏まりました。準備をして参りますので、少々お待ち下さい」
シャーリーはそういうと部屋から出て行った。
「リディア、本当にごめんね」
「師匠は悪くないから謝らないで、魔法上達したし私の方が感謝してるからね」
リディアは優しかった。
私は信頼を裏切らないように心に誓う。
私達はシャーリーの準備を待つことにした。
お読みいただき、ありがとうございます。
何か気になる事や、こうした方が良いのでは、とかここはダメという所など、あればコメント頂ければ幸いです。
全部話せないので一部だけ使えた感じです。
リディアはいい子です。
シャーリーは神出鬼没レベルで直ぐ呼べば駆けつけます。
いいね、評価、ブクマ、レビュー頂き、感謝いたします。
私も頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。
次回は、お茶会と戦闘予定です。




