イチャイチャ
「さっちゃんの体に触りたいんだけど、いいかい?」
「許可しよう」
俺は風下の目を見据えて頷いた。
「あたしも触りたいんだが、いいか?」
「ぼくちんも触りたいで~すぅ」
「私も触りたいな」
「みんな許可しよう」
俺がそう言うと、陽菜乃たちはうきうきしながら、さっちゃんの元に行き、体を触り始めた。陽菜乃とイッナーナはさっちゃんの小さな胸をバスタオル越しにひたすら触りまくっている。その姿に気圧されたのか、風下と田中はさっちゃんの足首を触っていたが、視線はしっかりと胸を見ていた。
「……ハァハァ……やめ……てくだ……さい。陽菜乃様……イッナーナ様。ハァハァ……うっ!」
ぶっ! と盛大な音がして風呂があわ立った。その場がシーンとなった。
「……えっと、さっちゃん。今、おならした?」
陽菜乃がさっちゃんに問いかける。
「……しました。ごめんなさい。何か出ちゃいました」
顔を真っ赤にして恥ずかしそうに俯いてさっちゃんは言った。
「ふはあ~。さっちゃん可愛いすぎる。ねえ、キスしていいかな、さっちゃん?」
陽菜乃はぐっと顔をさっちゃんに近づける。
「え……キスですか? はい、いいですよ、陽菜乃様。お姉ちゃんに好きなだけキスしてください」
陽菜乃は笑みを浮かべると、唇をさっちゃんの唇に重ね合わせた。
「……ん……さっちゃんの唇って……温かくて……柔らかいんだね。ずっとこうしていたい。……ん……んん~」
陽菜乃はさっちゃんの頬に手を添えると、顔を動かし、あらゆる方向から唇に吸い付き始めた。さっちゃんの唇の周りに陽菜乃の唾液が付着している。
「さっちゃん。目がトロンとしてるよ? もしかして気持ちよかった?」
さっちゃんはその言葉にはっとしてまたまた顔を真っ赤にした。
「……えっと……その、き、気持ちよかった……です」
さっちゃんは指と指を絡ませてもじもじする。何てキュートな仕草なんだ。
「何でそんなに可愛いのってぐらいさっちゃんは可愛いね」
陽菜乃は子供をあやすかのように、さっちゃんの頭を撫でる。
「さっちゃんの頬は柔らかいな」
イッナーナはさっちゃんの頬を触っていた。
「ひょんなことひゃりやへん」
さっちゃんはイッナーナに頬を引っ張られた状態で喋ったために言葉が変になっていた。おそらくはそんなことありません、と言いたかったんだろうな。
「言葉が変になったな。さっちゃん」
イッナーナはニヤニヤしていた。
「あの会話に割り込むのは僕では無理そうだよ」
風下がこちらに戻りながら、ため息混じりにそう言った。
「ぼくちんもで~すぅ」
田中も羨ましそうにさっちゃんたちを見つめながら、戻ってくる。
陽菜乃はさっちゃんの首に唇を這わせながら、体を撫で回していた。
イッナーナはさっちゃんの耳たぶを甘噛みし、胸を押し付けている。
俺はゆっくりとさっちゃんたちに近付いた。そっと手を伸ばし、さっちゃんの胸に触れる。陽菜乃が言ったように胸は小さかった。
「光治様、遠慮なさらずに、がっつり胸を揉んでくれていいんですよ。私は光治様のお姉ちゃんなんですからね」
さっちゃんはそう言いながら、俺の手を掴むと、自分の胸に押し付けた。
「ではお言葉に甘えて揉ませてもらう」
俺はさっちゃんの胸をがっつりと揉んだ。弾力があって柔らかかった。
「裕也様と……彼方様も……こちらに来てください。親睦を……深めましょう」
俺に胸を揉まれながら、さっちゃんは風下と田中を手招きした。嬉々として近付いてきた風下と田中は、俺と一緒にさっちゃんの胸を揉み始める。
「ハァハァ……気持ち良くて幸せな気分です」
さっちゃんはうっとりとした表情で呟く。ほんのりと頬が赤く染まっている。
俺たちはさっちゃんの体をバスタオル越しに触りまくり、親睦を深めていく。こんな可愛い人と裸の付き合いをする日が来るなんて思ってもみなかった。
触りまくったせいで、バスタオルが下がり、胸がほぼ丸見えになっていたが、さっちゃんは気にしていないようだった。小振りながら、美しい胸に釘付けになった。
「ふふっ、みなさん、胸に夢中になって可愛いですね」
さっちゃんは軽く口角を上げて微笑むと、俺たちの頭を順番に撫で回していった。何だか照れくさくて思わず俯いてしまった。
「そろそろ上がりましょうか」
さっちゃんは立ち上がった。俺たちも立ち上がると、さっちゃんの後に続く。さっちゃんは扉の前で立ち止まると、振り返った。
「女性陣が先に着替えますか? 男性陣が先ですか? それとも一緒に着替えますか? 私はそれでも構いませんけど」
「別に一緒でいいんじゃない?」
「私もそれでいいと思う」
陽菜乃とイッナーナはさっちゃんの意見に同意していた。俺も一緒に着替えることに賛成だった。
「僕もそれで構わないよ」
「ぼくちんも賛成で~すぅ」
風下と田中も頷いた。
「ではみんな仲良く着替えましょうか」
さっちゃんの後に続いて脱衣所に足を踏み入れる。他愛もない会話をしながらも、さっちゃんたち女性陣の裸を目に焼き付ける。
事前にさっちゃんが用意してくれていた部屋着に着替えた。サイズはちょうど良い感じだった。
『ふわぁー』
俺たちはほぼ同時にあくびをした。別荘に来るまで数時間も歩いたし、疲労が溜まっていたのかもしれない。
「光治様も私の部屋で寝ますか? みんなで川の字になって寝たいですし」
「ああ、さっちゃんの部屋で寝るとしよう」
俺はさっちゃんからのありがたい提案にここぞとばかりに頷いた。
湯冷めしないように、足早にさっちゃんの部屋へと向かった。さっちゃんの部屋は二階の個室よりも広かった。六人が川の字になっても、充分の広さがある。
「みなさん、おやすみなさい」
『さっちゃん、おやすみ』
俺たちは川の字になると、目を瞑った。




