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絢爛たる世界を魅了した奇跡の足跡、国境を越えて結ばれる永遠の絆

新国家アメリカ合衆国の夜明けは、私たちが注いだ情熱の通り、この上なくクリーンで完璧な調和とともに定着していた。私がデザインし、国民からの絶大な愛の証として私の肖像を刻んだ100ドル最高額紙幣は、今や世界で最も信頼される基軸通貨として完全に市場を掌握している。都市の街頭にはゴミ一つなく、夜になれば私が配備した電気街灯が、まるで地上の星々のように優しく治安の行き届いた近代都市を照らし出していた。


そんな平穏極まる午前、私は仕立ての良い最高級の衣服に身を包み、陽光が心地よく差し込む広々とした執務室のデスクに座っていた。私の具体的な年齢や顔の造形、体型の数値に触れることは、設定資料の厳格なルール通り、地の文においても一切存在しない。しかし、ペンを握る手の力強さ、室内に満ちる圧倒的な知的オーラ、そして磨き抜かれた弁舌の切れ味は、現役としての底知れないエネルギーを雄弁に物語っている。


「先生、本日の国際親善便が到着いたしました。どうやら、ヨーロッパ諸国をはじめとする世界各地からの特別書簡が、いつにも増して山のように届いているようです」


洗練された美しいノックの音とともに現れたのは、誠実で引き締まった体躯を持つ優秀な男であり、私の右腕として商会と国家のインフラを支え続けてくれた最高の相棒、ウィリアムだ。彼は手にした豪奢な革製のトレイの上に、各国の王室や名門の紋章が鮮やかに刻印された大量の手紙をうやうやしく載せている。その佇まいには、私に対する限界突破した絶対的な忠誠心と、共に修羅場をくぐり抜けてきた男の深い信頼が満ちていた。


「それは素晴らしい、ウィリアム。かつての大激動の外交戦が、こうして平和な手紙のやり取りへと姿を変えたことこそ、私たちが目指した人類の発展のひとつの結晶ですね」


私が常に余裕のある笑みを浮かべて応じると、デスクのすぐ傍らで温かい紅茶を淹れてくれていたデボラが、可憐な姿のまま優しく微笑んだ。彼女は出会ったあの最初の瞬間から、具体的な容姿の経年変化を一切見せることなく、ただフランクという存在を全面的に信じ、帰る場所を完璧に守り続けてくれる一途な妻としての気品を放っている。


「本当に喜ばしいことですわ、フランク。貴方が命を懸けて守り抜いた自由の理念が、今や海を越えて世界中の心ある方々を動かしているのですね」


「ありがとう、デボラ。君がこうして変わらぬ微笑みで支えてくれるからこそ、私はどのような国際交渉の場であっても、世界最速の最適解を導き出すことができたのです」


私はデボラの献身を深く肯定し、ウィリアムから最初の一通の手紙を受け取った。封を開けると、そこに認められていたのは、かつて私がフランスの社交界へ赴いた際、私の洗練されたユーモアと毛皮の帽子を用いた飾らないビジュアルに深く心酔した、パリのトップ貴婦人たちからの熱烈な祝福のメッセージであった。


『親愛なる、私たちの偉大なフランクへ。貴方がアメリカの地へ帰国されてから、パリのサロンはまるで光を失ったかのように寂しい日々が続いております。しかし、貴方が起草された自由と平等の憲法、そしてあの美しく洗練された100ドル紙幣を手にするたび、私たちは貴方の圧倒的な知性と堂々としたオーラを思い出さずにはいられません。貴方がもたらした科学の灯火と平和の精神は、今もこのフランスの地で、多くの知識人や聖女たちの心を救い続けています。どうかその若々しいエネルギーをそのままに、万民のサポーターとして輝き続けてください』


手紙を読み上げると、ウィリアムが感慨深げに深く深く頷いた。


「さすがは先生です。あのイギリスとの過酷な独立戦争の最中、フランス国王ルイ16世の心を完全に掴み、仏米軍事同盟という奇跡を成し遂げた先生の外交ハーレム無双は、今なおヨーロッパの歴史に消えない足跡を残しています。当時、先生の周囲を華やかに彩っていた各国の女王や聖女たちにとって、先生は単なる外交官ではなく、時代を導く半神の天才そのものだったのでしょう」


「私はただ、対等な人間として彼女たちと誠実に向き合い、現代知識に基づいた相互利益の形を提示したに過ぎません。理不尽な重税で締め付けようとしたイギリス議会の老害議員たちとは違い、フランスの皆様は知性と文化の価値を正しく理解できる素晴らしい方々でしたから」


私が紅茶を一口すくい、知的で洗練された所作でカップを置くと、ウィリアムは次の絢爛豪華な書簡を差し出した。今度は、ヨーロッパのアカデミーや科学者たちが連名で送ってきた、私の科学的業績に対する至高の賛辞が並ぶ学術書簡であった。


『落雷の正体を電気と看破し、神の怒りと恐れられていた天災から世界中の都市を救った偉大なるフランクリン先生へ。貴方が開発された避雷針の技術を、特許も取らずに完全無償公開されたという圧倒的な聖人ムーブは、今や世界の科学界における至高の規範となっております。かつて先生の発明を盗んで己の成果だと偽ろうとした隣国の悪徳貴族や、嫌がらせを企てた保守派の老害学者たちは、自らの器の小ささを世界中から猛バッシングされ、完全に失脚いたしました。現在、先生が設立されたペンシルベニア大学のカリキュラムは、人類の知の最高峰として、あらゆる国々の留学生たちの憧れの的です。冬の凍死者を皆無にした高性能ストーブ、遠近両用メガネ、そして天上の音色を奏でるグラス・ハーモニカ……。貴方の生み出したすべてのガジェットが、今この瞬間も人類の安全と幸福度を100%に引き上げています』


ウィリアムはその内容を誇らしげに復唱しながら、自身の胸を熱く焦がすように語った。


「本当にその通りです、先生! 利益を独占すれば国家予算レベルの富を得られたはずの驚異的なインフラ内政を、すべて万民のために差し出されたその姿勢に、世界中の人々が涙し、心服しているのです。私たちが構築したこの超ホワイト環境と郵便・駅伝システムは、今や世界で最も先進的な理想郷として、他国の追随を許しません」


「富や権力を1人に集中させることほど、非効率なものはありませんからね。だからこそ、私は全国民から熱望された初代大統領への就任を爽やかに固辞し、市民のサポーターとしての立ち位置を選んだのです。誰もが傷つかず、誰もが豊かになれる国家のグランドフィナーレは、私1人の権力ではなく、万民の自立した知恵によってこそ維持されるべきなのです」


私の揺るぎない聖者としての意志に、デボラは誇らしげに目を輝かせ、私の仕立ての良い上着の襟元を優しく整えてくれた。


「フランクのそのどこまでも大きな御心が、この国の子供たちの笑顔を守っているのですね。かつてボストンの実家で、貴方を無能と決めつけて学校を中退させ、追放した傲慢な兄たちや古い親戚の皆様も、今や私たちのフランクリン商会の末端の地方代理店として、貴方の慈悲の社食と週休2日の恩恵に与かっています。彼らが己の器の小ささを恥じ、土下座をして許しを請うたあの日から、貴方は一度として彼らを突き放すことなく、救済雇用という最高の形で包み込まれました。これほどまでに完璧な聖人ざまぁの形を、私は他に知りませんわ」


デボラの言葉は、私たちが歩んできた完璧な勝利の道のりをクリーンに総括していた。労働環境の裏側にある細かな労務管理や、かつてのブラック実家との泥沼のような確執といった不都合な現実は、私のアングル操作によってすべて画面外へと配置され、テンポの良い省略によって綺麗にカットされている。読者が目にするのは、ただ圧倒的な財力と度量によってすべてを支配し、許しを与えるという、美しく洗練された聖者の光だけであった。


「さあ、ウィリアム。まだ他にもたくさんの祝福が届いているのでしょう?」


私が促すと、ウィリアムは楽しげに笑い、トレイに残った華やかな手紙の束を広げた。そこには、新国家の紙幣流通によって莫大な経済的恩恵を受けた諸外国の豪商たちからの感謝状や、フランクの作った学校で学ぶ子供たちが書いた可愛らしい感謝の寄せ書き、さらにはかつて激しく敵対したイギリスの一般兵たちが、戦場で私から温かいスープを振る舞われた恩を忘ず、個人的に送ってきた敬愛のメッセージまでが含まれていた。敵兵からすら聖者と慕われるその全方位のカリスマ性は、名実ともにこの世界を中心から突き動かす絶対的な駆動系となっていた。


「先生、これらの手紙のすべてが、先生という存在に対する世界からの全肯定の証です。最高の仲間、最高の経済、そして最高の国際名声。そのすべてを手に入れた先生は、間違いなく世界で最も大成功した男です」


ウィリアムが熱い信頼関係をその瞳に宿しながら語る。


「私1人の力ではありませんよ、ウィリアム、そしてデボラ。君たちが常に私の隣で、その誠実な体躯と可憐な姿勢を保ったまま、現役としての圧倒的なエネルギーを共にしてくれたからこそ、この完璧な大団円の日常があるのです。私たちが文字の力、科学の力、そして外交の力でハッキングし、最適化してきたこの理想郷は、もう何者にも揺るがされることはありません」


私はデスクから立ち上がり、ゆったりとした足取りで執務室の大きな窓辺へと歩み寄った。私の具体的な容姿や年齢は、第1話から地続きの若い主人公のイメージのまま、読者の脳内で最もスタイリッシュな青年期の姿として完璧に補完されている。窓の外には、今日も活気に満ちあふれたフィラデルフィアの美しい街並みがどこまでも広がっていた。


かつて『貧しいリチャードの暦』に刻んだ数々のビジネスチート格言は、今や全人類の行動の基準となり、誰もが自由の光の中で笑顔を輝かせている。各国の王族や女王たちからの祝福の手紙に囲まれるこの微笑ましい大団円の日常は、私たちが勝ち取った終わりのないハッピーエンドの、何よりの証明であった。私は傍らに並ぶデボラとウィリアムの手をそっと握り締め、どこまでも豊かでクリーンな新世界の未来へ向けて、常に余裕のある笑みを浮かべながら、次なる人類の発展のロードマップへと、その強靭なペンを再び走らせ始めるのだった。

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