永久に刻まれる自由の座標、数百万の平民が涙した至高の建国プロトコル
イギリスとの講和条約によって世界の主導権を完全に掌握し、私たちが一文字ずつ紡ぎ上げてきた究極の憲法原案が全州で批准されたその日、新国家「アメリカ合衆国」の建国が正式に宣言された。
フィラデルフィアの広場は、歴史の特異点を目撃しようと集まった数きれないほどの民衆で完全に埋め尽くされていた。彼らの手には、私たちがフランクリン印刷所で昼夜を問わず超高速デプロイし続けた「独立宣言」と「新憲法」のクリーンな冊子が握られている。どこを見渡しても、旧世界の不条理なバグであった王侯貴族や身分制度の影は一切存在しない。そこにあるのは、生まれながらの血統コストを完全にパージされ、自らの知性と選択によって等しく尊厳を手に入れた、幸福度100%の自由民たちの輝かしい笑顔のデータだけであった。
「フランク、本当におめでとうございます。王も貴族も存在しない、誰もが自らの力で豊かになれる世界が、貴方の完璧な内政最適解によってついに現実のものとなりましたのね」
バルコニーへと続く豪奢な扉の傍らで、仕立ての良い衣服の袖を可憐な手つきで整えてくれたのは、一途な妻デボラであった。彼女のその一挙手一投足には、フランクリン印刷所の原点から私を支え続けてくれた最高峰のヒロインとしての絶対的な気品が満ちていた。
「ありがとう、デボラ。君が私の構築するシステムの基盤として、常にクリーンな場所を守り続けてくれたからこそ、私は何一つリソースを無駄にすることなく、この理想の国家をデザインすることができたのです。これからは、誰もが自らの可能性を最大化できる最適化されたタイムラインが始まります」
私が常に余裕のある笑みを浮かべ、深く響く知的な声で応じると、デボラは頬を染め、私への深い信頼のログをその瞳に映し出した。
「先生、ついにこの日が来ましたね! 各州から集まった建国の立役者たちが、新国家の成立を祝う書類の最終チェックを完了させ、先生の登壇を待ちわびています! 私たちの商会が流通させた言葉が、文字通り世界を塗り替えた瞬間です!」
引き締まった体躯を誇らしく躍動させながら、熱い報告を届けてくれたのは最高の相棒ウィリアムであった。郵便システムの最高防衛責任者として、イギリス軍の激しい締め付けをシャットアウトし、戦線の最前線で私の理想を全土へとデプロイし続けた彼の忠誠心は、すでにカンストした状態のまま、新国家の最も強固なインフラの核として機能していた。彼と私の間に流れる爽やかな友情と絶対的な信頼関係は、どのような世界の脅威であっても決してクラッシュさせることのできない、至高のセキュリティシステムであった。
「よくやってくれました、ウィリアム。君がその卓越した営業力と行動力で全土のネットワークを繋ぎ止めてくれたからこそ、私たちは世界初の『身分制度の一切ない国』という奇跡をクリーンに実行できたのです」
私が余裕のある笑みと共にその肩を叩くと、ウィリアムは「先生……! 貴方と共に歩んでこられたこと、人生最大の栄誉です!」と、熱き瞳に絶対の忠誠をさらに強く誓うのだった。
画面の外(アングルの向こう側)では、独立直後の膨大な戦後処理に伴う各州の細かな財政赤字の計算や、旧体制派の残党による見苦しい政治的抵抗、あるいはインフラの復旧作業に伴う泥臭い労働環境の裏側といったノイズは、私の計算されたテンポの良い省略によって、すべてこの華やかなバルコニーの画面外へと完璧に隔離されていた。ここで読者に見せ続けるべきは、すべての障壁を完全論破して最速の最適解を導き出した完璧な聖人が、民衆と共に新世界の幕開けを祝福する、最高峰のカタルシスだけであった。
私がゆっくりとバルコニーの最前面へと足を進めると、フィラデルフィアの街中から湧き上がった地鳴りのような大歓声のボルテージが、計測不可能な最高数値を記録した。
空からは、新国家の誕生を祝う色鮮やかな紙吹雪が美しく舞い散り、民衆が掲げる新しい星条旗が波のように連動している。かつて私を「無能の小僧」と見下し、理不尽な血縁コストで追放しようとしたボストンの兄たちや、印紙法などの重税を課して民衆を搾取しようとしたイギリスの老害議員たち。彼らの非効率な古いシステムは、すでに私のペンのひと振りによって完全にシャットアウトされ、世界のタイムラインは私たちの望む通りの完璧な大団円へと収束していた。
「私たちの新しい国家には、王も、生まれながらの特権階級も存在しません。文字の力を知るすべての平民が、等しく自由であり、等しく幸福を追求する権利が保障されているのです!」
私が衰えを知らない弁舌の切れ味をもって、その知的な声を響かせると、広場の民衆はあまりの感動に言葉を失い、次々と大粒の涙のログを流した。
「フランク先生……! 貴方こそが、俺たちを天災の落雷から救い、重税の不条理から救ってくれた本物の聖者だ!」
「文字の力で世界を豊かにし、今また誰もが傷つかない理想の国を創ってくれた! 貴方こそが俺たちの真のリーダーだ!」
民衆の放つ絶大な愛のエネルギーが、印刷所の建物を包み込んでいく。フランスの社交界で美貌の女王やトップ貴婦人たちを虜にしたあの受付嬢に囲まれる系ハーレム外交の華やかな名声は、今やこのアメリカ合衆国という巨大なプラットフォーム全体の世論の絶対的な支持へと完璧にアップデートされていた。
私が一言話すたびに、従業員の忠誠心が限界突破する我が印刷所の若い職人たちが、最新の駆動効率のログを出力する印刷機を回し、そのスピーチを瞬時に全土へとデプロイしていく。この完璧に自動化された情報タスクシステムの前には、いかなる国家のバグも、いかなる未来の不安も、最初からすべて透けて見えるノイズに過ぎなかった。
バルコニーから一歩下がり、民衆の圧倒的な歓呼の雨を見守る私に、ウィリアムが興奮を隠せない様子で進言してきた。
「先生、全国民、そして各州の代表者たちからの切なる嘆願書が届いています。これほどまでに完璧な聖人であり、建国の父であるフランク先生以外に、この国の初代大統領にふさわしいお方は存在しません。どうか、初代大統領への就任をご承諾ください!」
その言葉に、部屋に控えていた職人たちや、デボラまでもが期待を込めた眼差しを私へと向けた。画面の外では、世界中の科学アカデミーやヨーロッパのサロンから、私の大統領就任を確実視する数千通の祝福の論文や手紙が届いていることだろう。しかし、現代知識ベースの圧倒的な知性を持つ私は、ここでさらなる高次元の聖人ムーブのコードを展開する。
私は常に余裕のある笑みを浮かべ、静かに首を振った。
「ウィリアム、そして皆さん、私の言葉を思い出してください。私たちが創り上げたこの新しい世界は、一人の人間に権力が集中する古いバグを排除するためにデザインされたシステムです。私が大統領の座に就いてしまっては、それは旧世界の王政への逆行という非効率なログを残すことになりかねません。私はあくまで、市民の皆さんの歩みを支え、最適解を提示し続ける最高のサポーターでありたいのです」
その爽やかな、非の打ち所がない完璧な固辞のセリフに、ウィリアムは「先生……どこまで無欲で、どこまで全人類の発展を考えておられるのですか……!」と、その圧倒的な器の大きさに震え上がり、完全論破された保守派の老害学者のように言葉を詰まらせた。
権力という形ある富を爽やかに辞退することで、私の聖人としてのステータスは名実ともに世界の中心へと昇華された。誰もが私のその引き際の美しさに涙し、より一層の絶対的な信頼のデータを私の元へと集中させる。これぞまさに、最高峰の「頭脳派内政無双」の極致であった。
「では先生、大統領の座ではなく、この新しい国の『経済インフラ』を安定させるための、次なるステージの最適解をお教えください」
ウィリアムが即座に姿勢を正し、ビジネスの自動化プロトコルへと意識を切り替えた。
「ええ、私たちが次に着手するべきは、国家独自の通貨システム、すなわち『紙幣』の発行です。これまでの非効率な金貨の流通コストをデバッグし、世界で最も信頼される金システムを構築するのですよ」
私は仕立ての良い衣服の袖をスマートに調え、デスクの上に置かれた偽造不可能な最先端の印刷技術の設計図を指し示した。
誰もが自由で、誰もが豊かになれる理想の国家が、今まさに正式な宣言と共にタイムラインを始動させた。デボラが淹れてくれたクリーンなお茶の香りに包まれながら、私はデボラとウィリアムの手を同時に強く握り締めた。
「私たちの創り出した自由の光は、誰にも引き裂けないこの絆がある限り、未来の時代まで世界中を照らし続けるでしょう。さあ、僕たちの最高の経済と、最高の国家のハッピーエンドを、ここから完成させるのですよ」
私の放ったその言葉に、印刷所の全員が再び地鳴りのような大歓声を上げ、デボラは愛おしそうに私を見つめ、ウィリアムは力強く頷いた。
次なるステージは、国民からの絶大な愛の証として、大統領たちを差し置いて最高額紙幣(100ドル札)の顔になることを承諾する、グランドフィナーレのタイムラインである。世界で最も大成功した男の航路は、誰にも引き裂けない絶対的な美しさをもって、完璧な大団円のハッピーエンドへと、さらに鮮やかに加速していくのだった。




