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黒と赤の二重奏(くろとあかのにじゅうそう) 第三部  作者: 青ちゃん
それでも君のことが好き
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7章-4(青の気持ち)

 青山幸村は 伊藤七が とてつもない

決意で 今年の学園祭を 盛り上げようと

しているのは わかったので


「そうなんですか……。

 そういう覚悟なら 自分も応援するし

 のどの病気が これ以上悪くならない

 ことを 祈っています。

 頑張って下さい」


と 言うしかなかった。


 その後の言葉に 一緒に頑張りましょうと

付け加えたかったが それを言ったら

押さえていた 好きって感情が

押さえ切れなくなってしまうのではと

思ったので あえて 言わなかったのだった。


 そういう 青山幸村の気持ちを

伊藤七は 勘づいてなかったので こう

青山幸村に 言った。


「青山くん。

 あなたに軽音部の 正式な部員になって

 このわたしを 支えて欲しいの。

 軽音部で 一緒に頑張りましょ」


と 言ってしまったのだった。


 そう言われた 青山幸村は あまりに

無警戒な 伊藤七の言葉に どうしていいか

わからなかった。


 そして 青山幸村は


「自分は 一生懸命 伊藤七さんのことを

 支えていこう思うし ちからに

 なりたいと 思います。

 でも もう少し 軽音部の正式な

 部員になるのは 考えさせて下さい」


と 頑固にも 軽音部の正式な 部員に

なることには まだ躊躇(ちゅうちょ)していた。


 それは どうしてかというと 正式な

部員に なってしまったら 今まで以上に

伊藤七と 色々な意味で 急接近して

しまうのではと 思っていたのだった。

 だから 正式な 部員になりたく

なかったのである。



















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