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黒と赤の二重奏(くろとあかのにじゅうそう) 第三部  作者: 青ちゃん
それでも君のことが好き
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7章 青と七

 1 (青の決意)


 6月の末の 学校の放課後に 青山幸村は

今日こそは聞こうと 決めたのだった。


 おせっかいでも 全部を聞こうとする

決意と 覚悟があったから 放課後になって

伊藤七が 教室から出たのを 確認してから

青山幸村は すぐに 伊藤七のあとを

追って 教室を出たのだった。


 青山幸村は 伊藤七に廊下で

こう声をかけて 引きとめた。

それは とても勇気が 必要だった。


「伊藤さーん 伊藤七さん ちょっと

 待ってください。

 どうしても 二人きりで 話したい

 ことがあります。

 ちょっと今から 人が来なさそうな

 所に行って 話がしたいです。

 お願いします」


と まじめな顔をしながら 言って

相手の返答を 待った。


 伊藤七は ちょっと びっくりするような

顔になったが すぐに いつも通りの

顔に戻って こう言ったのだった。


「わかったわ。じゃあ多分 屋上なら

 今だったら そんなに人は いないと

 思うから 屋上で 話をしましょ。

 それでいい 青山くん?」 


そう言われた 青山幸村は


「すいません ありがとう」


と 言ったのだった。


伊藤七が 


「早速 屋上に行きましょ。

 わたしに何か 話があるのでしょ。

 一緒に 屋上まで行くわよ 青山くん」


と 伊藤七が 屋上に向かって

歩き出したので 青山幸村は

伊藤七の あとを追って 歩き出した。
















 

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