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第41章:壮絶な介護生活のはじまり
・・・家に飛んで帰ったぼくが、母から知らされたのは、
あまりにも残酷で、かわいそうな事実だった。
「茂雄、よく聞け。チャーくん(= 茶太郎ちゃん)なぁ、背骨、骨折してるって。もう、治すみこみはないし、一生、下半身不随の身体障害者だって・・・。」
「それ・・・本当にそうなのか? 医者の先生が、そう言ったのか・・・?」
「・・・そうだ。」
ぼくは、茶太郎ちゃんの様子を見に行ったが・・・
腰骨がひねられた状態で固まってしまい、
彼の体の左側に投げ出されるようにして、
もはや動かない・・・感覚もほとんど無い両脚が、悲しげに、ケージの床に放り出されていた。
「茶太郎ちゃん・・・」
それ以上は、もう言葉にならなかった。
ぼくは、彼の頭を優しくなでながら・・・
大声で泣くぼくを、逆になぐさめてくれるような優しい目で無言で静かに見つめる、
そんな茶太郎ちゃんに、心の中でわびた。
(茶太郎ちゃん・・・本当にごめんね。ぼくは・・・ぼくは・・・)




