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episode2-3

エクルはそれを剣の鞘で受け止め、もう片方の手で男の鳩尾に強烈なパンチを繰り出した。


「ぐぅっ……………っ!」


カエルを踏みつぶしたような声で男はうめいた。


「相当治安が悪いようですね、先を急ぎましょう」


「ええ、一刻も早く、この状況への打開策を話し合うべきね。シアン、エクル、フィオラ参りましょう。ティスカ国王に会いに」


「はいっ!」


「承知しました」


シアンの後にエクルとフィオラの2人が声を揃えて返事をした。

エクルに倒された男は、睨むように4人を見た。


「……覚えておけよ」


ポツリとつぶやいた小さな声は誰にも聞こえなかった。ただ、その男の耳に響いて風にかき消されてしまった。4人がその場を去った後、男は路地裏へまた戻り、急ぎ足でどこかへ進んでいった。



***











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