第15話【店主】
『おまたせ。はい。これだな。確認しな』
そう言うと店の亭主はモヒカン猿に宇宙船のパーツを手渡した。
『ああ。間違いない。ショートスタックのポッドオッズだね』
そう言ったモヒカン猿の隣では猿に変装したマクドが鏡を見ている。
『また、どーしてそんなものが必要なんだ?宇宙船を作るのは諦めたんじゃねーのか?サルバドールよぉー』
肩肘付いた店主は眠たそうな顔をしながらモヒカン猿にそう聞いた。
『まぁ、ちょっとね』
『ケッ!べつにいいが、それより知ってるか?ジャングルの奥地で、なんでも宇宙人の宇宙船が見付かったらしーぜ』
『宇宙人!?』
『おう。なんでもその宇宙船にゃー、この惑星じゃ手に入らないような機材や食い物がゴロゴロ積まれていたんだとよ』
『へ、へぇ~。でも、なんでアンタがそんな事知ってるんだい?』
『おめー、朝のニュース見てなかったのか?ニュースでも合っていたし、さっき、軍の奴等もそう言ってたぜ』
『軍!?』
『なんだよ?何をさっきから驚いてやがる』
『い、いや、べつに……それで?その宇宙人ってどんな奴なの?』
モヒカン猿はなんとも言えない表情を浮かべながら横目でチラッとマクドを見た。
『それがよー!また驚きで、聞くところによると、なんでも言葉を話す人間なんだとよ。ホラ!アイツラだ』
そう言うと店主は店の入り口を指差した。そこにはマクド、ナルド、ロッテ、リア、モス、5人の顔写真付きポスターがドドドンと貼られていた。ポスターにはデッカク【情報提供者100万モンキー!捕まえたのなら1億モンキー!】と書かれてあった。




