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第256話 続いて神棚を作って貰うとこを増やしましょう

評価やブックマーク等、応援して下さった全ての方、ありがとうございます。


「ヨウ君、ゴールドスライムの設置を頼むのは、グランドクロスだけなのかな?」×ナギサ


「そうですね~ サワさんとこも行きましょか?」


「あ~ 確か『メイデンガーデン』よね? レンカさんとこの」×アヤメ


「はい、レンカさんとリンさんですね」


「にしし、綺麗な女性だったもんね~」×ナギサ


「発掘かな?」×ツドイ


「ブッ!? なんて事を言うんですか? 変な勧誘しちゃ、駄目ですからね?」


「くくっ! 分かったよ」


「フフ、気に入った女性が居れば、お伝えくださいね」×リラ


「フフ~ そうだよ、ヨウ様こそ変な気遣いは無用ですよ?」×ノノ


「未だに良いのかなって思っちゃうんですけど、ちゃんと言いますからね?」


「私達が気に入った女性を勧誘してるんだから、気にしなくても良いのに?」×アヤメ


「そだよ? ちゃんと、ヨウ君の好み通りでしょ?」×ナギサ


「そ、そうですけど、何か無限に増えていきそうで怖いんですよ?」


「くくっ! 甲斐性って言うんだよね」×ツドイ


「特にツドイさんは要注意ですからね?」


「あれっ? 何でかな?」


「フフ~ ツドイは自分の為でもあるからじゃない?」×ノノ


「最近は、皆も僕の事言えないと思うんだけど?」


「「「「・・・・・・」」」」


「何で皆黙るんですか? まさか・・・」


「そ、そんな事ありませんよ、ヨウ様?」×リラ


「ナタリーさんって、純情で可愛いですよね?」


「はい、初々しいと言うか・・・ち、違いますからね?」


「・・・・・・」


「ヨウ様、そんな目で見ないで下さい・・・」


「「「「「あはははは♪」」」」」


「じゃ、レンカさんにアポ取ってみる?」×アヤメ


「ん~ 先にサワさんに電話してみよっかな」


「あの子なら、ヨウ君から電話貰ったら喜ぶかもね」×ナギサ


「そんな事無いと思うけど、電話してみますね」


 プルルル~ 「は、はい、ヨウ様ですか?」×サワ


「はい、こんにちはサワさん」


「ところで、何で様付けなんですか?」


「以前は私、とても失礼な事言っちゃって。すみませんでした」


「いえいえ、そんな事無いですから、依然と同じ様に喋って下さい」


「いえ、もう、とても普通になんて・・・」


「あはは、本当に良いですよ。気遣って貰って僕も嬉しかったですから」


「でも、私とても高価なスキルまで貰っちゃって、あっ! <敏捷強化>スキルありがとうございました。とっても重宝しています♪ すっごいスキルなんで感動しちゃいました」


「喜んで貰えたら僕も嬉しいですね~」


「私、何かお礼をしたいんですけど、何も思いつかなくて・・・」


「そんなに気を使わなくても良いですよ?」


「そんな訳には・・・そう言えば、何か私に用事があったのですか?」


「あっそうそう! 今日、『メイデンガーデン』にお邪魔したいんですけど、レンカさんは居たりします?」


「ええっ!」


「この時間なら、ダンジョンに行っちゃってるかな?」


「いえ、今日はたまたまダンジョンには行ってないんですけど、今は出掛けちゃってて」


「ん~ なら、伝言頼んじゃって良いですか?」


「はい」


「できたら今日、メイデンガーデンの主要メンバー全員に会いたいんですけど、都合を聞いて貰って良いですか?」


「しゅ、主要メンバー全員に? はい分かりました。直ぐに連絡して折り返し連絡します」


「ありがとう。では、連絡待ってますね」


「はい」


◇    ◇    ◇    ◇    ◇


「た、大変だああああああああああああああ!!!!!!」×サワ


「急いで、レンカさんに電話しなきゃ」


 プルルル~ プルルル~ 「は、早く電話に出て~~~」


「はい?」×レンカ


「レンカさん、レンカさんーーー!」


「ど、どうしたのサワ、そんなに慌てちゃって?」


「た、大変なんです~」


「ちょっと落ち着いて、何があったの?」


「はい、今、ヨウ様から電話がありました!」


「ええっ! ヨウ様って三日月君よね?」


「はい、大変なんですー」


「まさか、アナタまた、三日月君に迷惑掛けたんじゃないでしょうね?


アナタ死にたいの? もう庇えないわよ?」


「迷惑なんて掛けてないですよー」


「フゥ~ 脅かさないでよ、でっ、何があったの?」


「はい、ヨウ様が今日、『メイデンガーデン』の主要メンバー全員に会いたいって言ってるんです」


「えっ! 主要メンバー全員に?」


「はい、そう言ってました」


「た、大変じゃない?」


「そうなんですー」


「折り返し連絡するって言いましたけど、どうしたら良いですか?」


「・・・2時間、いえ1時間後に集めるって言っておいて」


「分かりました。連絡しておきます」


「サワも連絡したら、メンバーを集めておいて」


「分かりました」


「どうしたのよ、リーダー?」×リン


「大変よリン! 直ぐに今、ダンジョンに行ってるメンバーを呼び戻して」×レンカ


「ええっ?」


「急いで! 手分けして全員呼び戻すのよ、1時間以内にクラン本部へ戻るように言って」


「わ、分かったから。理由ぐらい教えてよ?」


「走りながら教えるから、急いで!」


「うはー!」



 1時間後、何とか主要メンバー全員を掻き集め、メイデンガーデン本部に集合した。



「フゥ~ 何とか間に合ったわね」×レンカ


「ハァーハァー、ね、ねえダンジョンからずっと走って帰って来たんだけど、何があったの?」


「皆良く聞いといて、今から三日月君がクラン本部へ来てくれるの」


「ええええええええええっ!!!!!」×クランメンバー


「私も理由は分からないけど、メイデンガーデンの主要メンバー全員に会いたいそうよ。言っとくけど絶対に失礼な態度はとらない様に細心の注意を払ってね?」


「主要メンバー全員って、何か重大な事かな?」×リン


「まさか、誰か怒らせたとか?」


「サワ、三日月君。怒ってた訳じゃないよね?」


「いえ、とても優しい口調でした」


「悪い話で無ければ良いんだけど・・・」×レンカ


「怒ってた訳じゃないんだから大丈夫よ♪」×リン


「そうだと良いんだけど三日月君は、クランにとっても恩人だからね緊張しちゃうわ」


「うふふ、私もまた会えると思うと嬉しいわ」



 ピンッポポポポン!



「サ、サワ電話ーーー」×リン


「は、はい」


「はい、はい、分かりました」


「ヨウ様が着いたそうです」


「全員で、お出迎えするわよ」×レンカ


「はい」×全員


◇    ◇    ◇    ◇    ◇


 僕達がメイデンガーデンに到着すると、レンカさん達が大勢出迎えに外まで出てきてくれた。


 皆笑顔で、とても良い歓迎ムードだったので僕も気分が良くなる。



「こんにちわ、皆さん」


「ようこそ皆さん、以前は助けていただき、ありがとうございました」×レンカ


「いえいえ、あれからお変わりありませんか?」


「はい、お陰様で平和に過ごせています」


「お久しぶりです」×リン


「お久しぶりですリンさん、もう無理してませんか?」


「うふふ、はい堅実に頑張っています」


「こ、こんにちわヨウ様」×サワ


「こんにちわ、サワさん」


「んふふ、サワちゃん、しおらしくなっちゃって」×アヤメ


「い、以前は、すみませんでした」


「にしし、良いのよ。ヨウ君も喜んでたしさ」×ナギサ


「そそ、以前のままで良いですよ?」


「と、とんでもないですー、そんな事したらグーパンチものです!」


「そこまでしてないでしょ?」×リン


「あはは♪」×クレセントメンバー


「では、どうぞ中へ入って下さい」


「男子禁制なのに、来ちゃってすみません」


「うふふ、三日月さんは特別ですから♪」



 僕達は最上階にある、大きな談話室に通され、コーヒーまで淹れてくれた。


 どうして、女性ばかりの所は良い匂いがするのだろう・・・


 僕は物珍しいので、キョロキョロしてしまう。



「そんなにキョロキョロされると、少し恥ずかしいですね」×レンカ


「すみません、何か珍しくて・・・」


「確かに良い寛ぎ空間ね~」×アヤメ


「フフ、皆さんここで休憩されているのですか?」×リラ


「ええ、トレーニングや訓練終わりにね」×リン


「ここが良さそうだね?」×ツドイ


「フフ~ 拝みやすそうだし」×ノノ


「あの、先にお聞きしておきたいのですが、何か重大な話しでしょうか?」×レンカ


「ん~ そうですね、重大な話しかも?」



 ゴクッ! ×全員



「んふふ、そんなに構えなくても良いわよ、どちらかと言うと良い話しだからさ♪」×アヤメ


「フゥ~ 少し安心しました」


「あはは、では早速、本題から話しますね」


「はい」


「実は今日は、頼み事をしに来たんですよ」


「頼み事ですか?」


「はい」


「今からする話は僕達にとっても機密事項なんですけど、此処にいる皆さんは主要メンバーさんなんですよね?」


「はい、メイデンガーデンでは全員が主要メンバーです」


「なるほど、流石レンカさんのクランですね。では、全員信用できる人達なんですね?」


「はい、その通りです」


「分かりました。では、今からする話は秘密でお願いします。他言すると危険なので、心して聞いて下さいね」


「ちょ、ちょっと待って下さい。何故、そんなにも大事そうな事を私達に話すのですか?」


「フフ、今聞かないと一生後悔しますから、聞いておいた方が賢明ですよ?」×リラ


「秘密を守れるぐらい信用出来る人達なんだよね?」×ツドイ


「もちろんです」


「ヨウ様がレンカさん達を信用してるから、今日此処へ来たんですよ?」×ノノ


「・・・話を止めて、申し訳ありませんでした」


「いえいえ、別に誰にも話さなければ問題ないので、安心して聞いといて下さい。


って言っても、話しは簡単なんですけど、これをこのクランに置いといて欲しいんですよ」



 僕は<虚空界>からゴールドスライムを取り出し、皆が見やすい様にテーブルの上に置いた。


 ゴールドスライムは木箱に入っており、豪華な布で包んであるので高級感がある。



「こ、これは金のスライムですか?」


「はい、これはあるダンジョンの、地下30階のボスからドロップした宝箱のアイテムです。


しかも、白金箱だったのでレア中のレアアイテムですね」



 ゴクッ! ×全員



「そ、そんなに、価値があるものなんですか?」


「はい、設置型のアイテムなんですけど、鑑定結果を聞けば理解してくれるかと。


ではでは、鑑定結果を言いますね」


【ゴールドスライム:金色をしたスライムの置物(ゴールドスライムを設置した建物内に一定時間いるとレアドロップ率上昇、ドロップ数上昇の恩恵が賜れる)】


「ええええええええええええええっ!!!!!」×全員


「僕達の体感によるとスキルオーブや魔法スクロールが出やすくなるし、基本ドロップ品が倍になります」


「はあああああああああああああ?」×全員


「と、とんでもない代物じゃないですか?」×レンカ


「そうですね~ エリクサーより価値は高いかも?」


「うはぁーーーーーーーーーーーー」×全員


「何故、そんなにも貴重な物を自分達で使わないのですか?」


「僕達も持ってますよ? 1つじゃないって事です。


実は此処へ来る前にグランドクロスにも預かって貰いました。


死蔵するには勿体なさすぎるんで、冒険者の底上げに役立てようかと思ったんですよ」


「し、しかし、売れば一生遊んで暮らせるんじゃ?」


「お金はそこそこ持ってますから、こんな良い物使わないと面白くないじゃないですか?」


「ハハ、あはははは! 流石、三日月さんですね。そんな理由で私達に貴重なアイテムを預けてくれるなんて」


「ちょっと想像してみて下さいよ、明日からレアドロップしまくると思ったら楽しくなりませんか?」


「絶対楽しいわ♪」×全員


「でも、盗まれでもしたら責任持てないし、それに見合うお礼なんて出来る筈が無いですよ?」×レンカ


「それ、グランドクロスからも言われたんですけど、気にしなくても良いですよ?」


「そ、そうだ! 増えたドロップ品を半分渡すというのはどうだろうか?」


「あはは、要りません、要りません。


お礼がしたいと言うなら強くなって下さい。


僕は冒険者のレベルを底上げしたいんですよ。


かといって、悪人に強くなられても困るんで、人選はお願いしたいんですけどね」


「・・・皆多数決を取るわ、儲けは二の次で増えたドロップ品は全力で強くなるために使う。絶対に秘密厳守だ! 三日月さんの提案に乗りたい物は手を挙げてくれ」



 メイデンガーデンの皆さんは迷いも無く、全員挙手してくれた、嬉しい限りである。



「見ての通りだ。メイデンガーデンは、三日月君の提案を受けようと思う」


「ありがとうございます♪」


「きゃあああああああああああああああああああ♪」×全員


「うわ~ 明日が楽しみ過ぎる~」


「一気にステータスカンスト出来るかな?」


「スキルオーブや魔法スクロールまでドロップしやすくなるなら、SPオーブも出やすくなるだろ?」


「もし、そうなったら凄すぎない?」


「だから、凄すぎるんだって」


「あはは、喜んでくれたら嬉しいですね。


僕から少しサポートもしますね。


まず盗難防止に<虚空庫>スキルをレンカさんに渡しておきます。


外出するときはゴールドスライムを収納しといて下さい。


後はオーブやスクロールを持っている魔物の法則と。


どこで、どんなスキルがドロップするのか知る方法をお伝えしますね」


「・・・・・・・・」×全員



 メイデンガーデンの皆さんは、目を見開いて驚いている。


 あれ・・・僕そんな驚く様な事を言ったかな?



「<虚空庫>って・・・夢のスキルなんだが?」


「ゴールドスライムでドロップ率が上がっても、<虚空庫>スキルは流石にドロップし難いと思うんで」


「尚更、貰う訳にはいかないじゃないか?」


「ん~ ゴールドスライムに比べたら、レアって程でもないんですよね。<虚空庫>無しで、ゴールドスライムを持ち歩きたくないでしょ?」


「・・・・・・・・・・・・・」×全員


「だから遠慮なく、どぞどぞ!


後はボス戦だけは注意して下さいね。


LUKが上がると、レアボスが出現しやすくなりますから。


ステータスがカンストしても、上級のレアボスなら死ねますからね?」



 ゴクッ! ×全員



「フフ、詳細は私の方から説明致しますね」×リラ


「ありがとうございます、リラさん」



 リラさんは、ボス戦に苦慮したらクレセントメンバーが助っ人することや、スズカさんの店でスキルの相談が出来る事を伝えてくれた。


 メイデンガーデンの皆さんは、食い入るように真剣に話を聞いてくれているようだ。


 明日から初級中級ダンジョンで『グランドクロス』と被らないよう鷹匠さんと調整するように伝えておいた。



「な、なんとお礼を言ったら良いのか・・・」


「あはは、お礼なんて良いですから」


「にしし、そんなにお礼がしたいならさ、今度ヨウ君と温泉にでも入って上げてよ」×ナギサ


「な、何言ってるんですか、ナギサさん?」


「一緒に温泉に入るぐらいなら良いでしょ? ヨウ君も嬉しいくせにー」


「分かりました。今度、是非ご一緒させて下さい」


「キャアアアアアアアアアアアア」×全員



 それから黄色い声が鳴り響き、僕も照れまくってしまったけど、用事は無事に終わったので帰る事にした。


 『メイデンガーデン』の皆さんは、帰るときも全員で見送ってくれたので、僕も手をブンブンと振って別れの挨拶をした。



「ふぅ~ とんでもない話しだったな?」×レンカ


「うふふ、そうね。明日からが楽しみだわ」×リン


「ヨウ様は、神様ですー」×サワ


「「調子の良いやつめ♪」」


「えへへ♪」



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