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白い少女と歩兵銃  作者: Koalaman
第四章 邪教徒編
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復讐鬼

――カール領地では……


「がああああ!!」


痛みと怒りで暴れ回る黒騎士クッキーの姿があった。

そこへ、カール公が現れる。

医師がカール公を止める。


「カール公、お下がりを……!目覚めてからあの調子なんです」

「かまわん」


カール公はクッキーに近づく。


「クッキーよ」


その声を聞いて鼻息は荒いながらも周りのものを壊す手が止まる。


「カール公……!俺をこんなにしたやつは誰だ!」

「ルーク王国の宿屋の帳簿でカジワラ・シカノスケと言うらしい。……憎いか?」


「シカノスケ……!憎い!シカノスケェ!!」


再びクッキーは周りに当り散らす。


「……クッキーよ。傷が癒えたら貴様に奴の殺害を命じよう」

「やつは……!やつはどこだ!」


「レイア村に向かっているらしい」

「レイア村……!シカノスケ……!」


クッキーは部屋から出ようとする。


「待て、もうしばらく休んでからだ。確実に殺すためにな」

「コロスため……」


「そうだ、完治しなくともよい。憎しみが貴様を立たせるだろう。殺せる力が戻ったらレイア村へ向かえ」

「殺す……!シカノスケを!」


クッキーは火傷で歪んだ顔を押さえながら、拳を握った。

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