表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

49/49

第49話:地下鉄のトンネルは『歴史の恨み(カビ)』でいっぱい!? 巨大除湿機で過去をカラッと乾かせ!

「……おい、エレン。……さっきから、地下鉄の入り口を通るたびに、嫌な『湿気』を感じないか? ……ただの雨のせいじゃない、もっとこう、……数百年前の恨み節が発酵したような、ネチョッとした湿気だ」


未来から帰還した翌日。街を視察していた俺は、地下鉄から吹き上がってくる風に鼻を突く「精神的なカビ臭」を感じて足を止めた。


「……流石は総帥。……現在、この地下鉄の路線は、かつての合戦場や処刑場の跡地を貫通しています。……そこに溜まった『歴史の未練』が結露し、今や次元的な『黒カビ』となってトンネルの壁面を覆い尽くしているのです」


「……放置すれば、乗客のメンタルがどんどん湿っぽくなって、最終的には全員が『もう会社行きたくない……』と座り込むことになるぞ。……非常に、非生産的アンクリーンだ」


俺はすぐさま、WCOの特殊清掃車両を地下鉄の搬入口へ回した。


「未来の俺! さっさとその重たい『次元除湿カートリッジ』を背負え! ……インターンなんだから、重労働は全部お前の仕事だ」


『……へいへい。……未来じゃ全宇宙の主にまでなった俺が、地下鉄の壁のカビ取りかよ……。……腰にくるんだよなぁ、これ』


未来のインターンが、文句を言いながらも巨大な掃除機のようなノズルを構える。


「シブキ! トンネル全体に『除霊成分配合・カビキラーミスト』を噴霧しろ! ……ムサシさんは、壁にこびりついた『頑固な怨念の根』を、剣圧で剥がしてくれ!」


「御意ッ!! 佐藤殿、……目に見えぬ『過去の執着』を削ぎ落とす仕事、……これぞまさしく魂の研磨ですな!!」


ムサシが『斬鉄丸』を鞘からミリ単位で抜き放つと、鋭い風がトンネルを駆け抜け、壁に張り付いていた「黒いドロドロ」を物理的に浮かせた。

 そこに、俺が特注の『巨大・次元除湿機サラサラ・サン』のスイッチを入れた。


「……吸い込め、ジメジメした因縁ごと! ……奥義、『歴史洗浄・カラッとリセット(Dry History)』!!」


ゴォォォォォォォォォォォッ!!


凄まじい吸引力と共に、トンネル内の淀んだ空気が浄化されていく。

 壁を覆っていた黒カビ(怨念)は、除湿機のタンクの中で『ただの綺麗な水』へと精製され、街の噴水へと再利用されていった。

 

 数分後。

 地下鉄の構内は、まるで高原の朝のような、爽やかで乾いた風が吹き抜ける空間へと変貌した。


つぶやいたー(地下鉄・実況版):

『【速報】さっきまで死ぬほど重かった地下鉄の空気が、急に「軽井沢」になったんだけどww』

『「会社辞めたい」って思ってたのに、急に「バリバリ働くか!」って気分になった。……これ掃除神の仕業だろw』

『未来のインターンが、除湿機の水を「美味しいですよ」って飲まされてて草』

『現在の社会情勢:地下鉄の利用者の幸福度が300%上昇し、日本全体のGDPが爆上がりしそうな予感』


「……ふぅ。……エレン。……これで、この街の『過去のシミ』も消えたな」


「……そうですね、総帥。……ですが、空気を乾かしすぎたせいで、今度は『未来の俺』の肌がカサカサになり、本人が『加湿器を買ってくれ』と泣きついていますが……」


「…………。……贅沢言うな。……さて、次はあの『歴史の教科書』だ。……嘘の記述シミが多すぎて、インクが腐り始めてるぞ」

第49話、お読みいただきありがとうございました!


歴史の恨みを「除湿機」で吸い取ってしまったカズマさん。

彼の前では、ドロドロした因縁も「ただの湿気」に過ぎません。


次回、第50話。

「歴史の記述に『インクのシミ』を発見!? カズマが『神話級・消しゴム』で、悲劇の過去をハッピーエンドに書き換える回」


**「因縁=湿気w」「GDPを上げる掃除神ww」と思った方は、

ぜひ【ブックマーク】**や評価をお願いします!


佐藤カズマの「概念クリーニング」、ついに時空の情報を修正します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ