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それは、ある夏の話  作者: 藍井 茶
第一章
6/12

-第4話--エネ-

その日の午後二人はまだ歩いていた。

「彩希そろそろ休憩したほうがいいんじゃないか?辛くないか?」

「うん、、、そろそろ休憩しようか、、、あそこの木の下で休も、、」

木の向こう側に、地面はなかった。地面は浮いていたのだ。

「この世界,,,浮いてたんだね、、、」

「そうみたいだな、、だから世界の名前が『空』だったのか、、」

目の前には数多くの大陸が浮いていた、何もない島もあれば村がある島もあった。

「あそこにある島の町に行ければいいけど、、こっからどう行くのかわかんないね。」

「何か飛行魔法とかの移動手段はあるんだろうけど、俺達にはまだわからないからな。」

「んん~久しぶりにこんなに歩いたね、、疲れちゃった、、、」

「今日はここらへんで野宿でもしてくか?ここに来るまであんまり動物見なかったから食べ物はないんだけどさ、、今ここの季節は夏っぽいし、少し寒いかもだけど十分だろ」

「そうだね、今日はここで野宿しようか。ご飯は明日でもいいでしょ、しばらく食べなくてもなんかおなかすかないし、、」

「そうだな、今日は寝るか、、」

二人は何キロも歩いて疲れたのか木の下に寝転がるとすぐに寝てしまった。

二人に近づいている影にも気づかずに。


翌朝

「んっ、、」

「起きたか少年」

起きると、知らない人がいた、、

「誰?。。」

「まぁ、そんなことより食べなよ」

彼女が差し出してきたのは、温かそうなスープだった

「君の弟さんはもう食べてるよ。」

「彩希起きてたのか、、」

「うん、、起きたらこの人がいて、ご飯作ってくれたんだよ」

「自己紹介は食べながらでもいいんじゃないかね?少年」

「まぁ、それもそうだな。ちなみに、変な物入ってないよな?」

「君、人を疑うのはいい心がけだとは思うけど初めてあった人にその態度はどうなんだい?」

「あぁ、、すまん」

「ふふっ、、冗談だよ、変な物は入ってないよ、薬草と鶏肉のスープだよ。」

そう言いながら彼女は器を渡してき

「うまいな、、あとでレシピ教えてくれ」

素朴な味のスープだったがあと味に深みがあり病み付きになるような美味しさだった

「じゃあ改めて自己紹介といこうか私の名前はエネ・クルシスあそこの町の町長の娘だよ。仮にいったあちとの帰り道で君たちがこの木の下で寝てるのを見かけてね。周りにモンスターもいたから護衛してたんだよ」

「そうだったのか、、夜はモンスターがね、、なるほど、護衛してくれてたんだな、疑ってすまなかった。俺は海斗、でそっちの弟が、、」

「彩希です、、」

「カイトとサキね、、ところでなんでこんなところで寝てたの?」

「それは、、、兄さん、話しても大丈夫かな、、」

「あぁ、、俺が話すよ、エネさん、話してもいいけど結構事情持ちでな、交換条件としてエネさんの住んでる町に連れて行ってもらいたい」

「いいよ、そこまで詮索はしたくなかったけど、ここに放置していくわけにもいかなそうだしね。」

「ありがとう、、じゃあ話すよ」

そこから俺たちはここへ来た経緯を省きながら話した。


「なるほどね、、つまり君たち二人は転移者というわけか」

「転移者?」

「そう、転移者、異世界からきてどこかへ去っていくという言い伝えが昔から私たちの町にはあったんだよ」


いつもより文字数多めです。

そして第4話にして初めて出てきた主人公の名前、、考えるのがめんどかったっていうわけではなくですね(;'∀')

投稿者のモチベにもなりますので評価誤字脱字報告等お待ちしております

Twitterで活動報告や投稿予定日の公開等をしていますのでそちらもぜひ、お願いします。

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