表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それは、ある夏の話  作者: 藍井 茶
第一章
11/12

--第9話--紗希--

「これはっ、、、」

「今朝話したみたいに、、僕はたぶんこの世界から一度出た存在かもしれません」

「神に仕えし、か、、、この世界の記憶はないのかい?」

「はい、僕は、3年前に兄さんの家に連れていかれたんです、記憶はそのころは全くなかったんです、兄さんの家にいたころもっていた記憶は、連れてきた人、そして彩希という名前、、そのあとにいさんと本当によくされて、それ以外の記憶は本当にないんです。」

「そうか、、そういえば、君の兄さんは魔法の存在に気づいたのは紗季君だと言っていたけど、、本当かい?」

「はい、この世界に来る前に、、、僕は不思議な部屋に入れられたんです、その部屋に出口はくて、、でも、なぜか懐かしくて、それで数時間そこで過ごしていたんです、、そのうちに何故か魔法が使えるっていう変な意思が出てきて、、何も知らないはずなのに、魔法を打ててたんです、そのあと色々試したり考えていたりしたところに、兄さんがいきなり台座の上に現れて」

「じゃあ、、魔法に関しての記憶はあるのかな、、、ちなみに打った魔法はなんだった?」

「それは、、、確か、回復中級魔法でした、、連れてこられる前に一度転んでしまっていたので、、それが何か?」

「そうか、、実はな、、この世界へ訪れた前の転移者の従者の1人に回復魔法を得意とする巫がいたらしいんだよ、その巫は転移者が最後に行った世界で出会った巫だったらしくてな、、、」

「それって、、」

「そうだ、、紗希くんのステータスに類義することがいくつか書いてあったから思い出したんだ、、もしかしたら、ただ似ているだけ、かもしれない、、、、すまない、、今の話は聞かなかったことにしてくれ」

そのあと僕はギルド長の部屋の掃除をして帰った、エネさんはまだ夜まで仕事があるらしく、ギルドに残るそうだ。

「紗希、ハイドさんが風呂入れたからよかったら入ってくれだってさ、俺はもう先に入ってきちゃったから紗希入ってこいよ。ここの風呂デカくて気持ちいから、気持ちの整理にはちょうどいいんじゃないか?」

「あ、うん、分かった、ありがとう兄さん。」


兄さんの言っていた通りお風呂はとても大きかった、大衆浴場や銭湯とまでは行かないが露天風呂もついていて、小さな旅館の風呂のようだった。

(もし、もし僕がさっきエネさんの言っていたように、過去に転移者としてきた人のパーティーメンバーだったのなら、、、僕は、兄さんに、、兄さんと、、どんな顔で過ごせばいいんだろう)

前回から進展らしきものはないですが、紗希は一体何者なのでしょう、少しずつわかり始めてきましたね。

次回はやっと、戦闘です。

※誤字訂正、感想、評価、バンバンください、無言宣伝 可

どんな評価でもいいです、作者のモチベになるのでよろしくお願いします。

(Twitterもやっているのでそちらもよろしくお願いします→ https://twitter.com/tPkQktx0qfi1Bqu)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ