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それは、ある夏の話  作者: 藍井 茶
第一章
10/12

-第8話--空の町のギルド-

「着いたよ、ここがこの街のギルド葵翼(せいよく)だ」

「でかいな、、、これがギルド、、か、、、」

「この大きさはね、多分この街のギルドだけかな、」

「なんでなの?エネさん」

「それはねぇ、、このギルドがこの世界のギルドの総本部だからだよ」

(おいおい、、最初に見るギルドが総本部かよ、、今後本当にどうなるんだ?)

「じゃ、入ろっか」

中は見た目通り広く人がごった返していた。

「向こうが酒場で、向こうが受付、掲示板はそこの入り口のすぐ隣、、、」

エネさんは、ギルド内の施設を全て紹介してくれた

「ギルド登録は受付ですればいいんですか?」

「本当はね、ただ君たちは転移者なんだからこんなところで受付したら色々と不手際があるだろ、まだこの世界のルールに慣れてないんだから、、ギルド登録はこっちでするからついてきてよ」

「あ、、あぁ、、ありがとうございます。」

「それとそろそろ敬語なんとかしてくれないかな、、私あんまり敬語使われるの得意じゃないのよね」

「わ、分かりました、、あ、、分かった」

「うん、それでよし、じゃあこっからはちょっと迷うかもしれないからしっかりついてきてね」

そう言ってエネさんに連れて行かれたのはいかにもギルド長の部屋という場所だった。

エネさんは扉の前に立つと、なんの躊躇いもなく部屋の扉を開けた。中には誰もいなかった

「あの、、ここって?」

「あぁ、ここはねギルド長の部屋だね」

「なんでエネさんが?エネさんって何者なんですか?」

「そういえばさっき言い忘れてたね、()()ギルド蒼翼へようこそ」

「え?私の?、、、ってことは、エネさんは、、」

「そうだね、私がここのギルド長だね」

「そういうことは早く言ってくださいよ」

「そうですよエネさん、僕だけ分かってるっていうのは違うと思います」

「え?紗希お前知ってたの?」

「あぁ、君の弟には君が寝ている間面白い話をたくさん聞かせてもらったよ」

「、、、彩希、、お前何話した?」

そう聞かれた紗季は、何か隠しているように頬を書きながら顔をそらした。

「え、、エネさん話進めましょ、、?」

「そうだな、、、ギルド登録なんだがギルドにステータスを提示する必要がある。2人とも自分のステータスは分かるかい?」

「いえ、、見方が分からないので、まだ見たことすらないです。」

「そうだったな、じゃあこれに右手を掲げてくれ。」

そう言ってエネさんが出してきたのは青色に輝くクリスタルだった。

「これはステータスクリスタルと言ってな、転移者が作り出し残したものだ、右手を掲げるとこのようにステータウが表示される、レベルが60を下回っていてもこのクリスタルがあればある程度の情報は表示される。」

そう言いながらエネさんが右手を掲げるとクリスタルの上に液晶画面のようなものが浮かび上がってきた

ステータス

エネ 女

レベル:90

体力:69

筋力:70

持久力:89

魔力:6700


習得魔法

水生成魔法【上級】

体力強化【上級】

ブースト魔法【上級】

滑空魔法【上級】

透明魔法【下級】

伝達魔法【上級】


習得スキル

ハイドスキル

レイピア

ホバーステップ

鑑定目



称号

ギルドマスター【改】


「まぁ、こんな感じだね、ギルドに入るためにはこのステータスの提示が必須なんだ。一応内容操作はできるのだが自分のステータスより高く設定することはできなくてね、まぁ、まずはカイトから見せてもらおうか」

「は、はい」

「兄さんのステータスってどんな感じなんだろう、、気になる」

俺は言われた通りクリスタルに右手をかざした、すると頭の中にさまざまな数字と文字の羅列が浮かび上がってきた。

「今君に見えているのが君のステータスだよ、そこから開示と念じてくれ、そうするとさっきと同じものが出てくるはずだ」

「はい」

言われた通りに俺は頭の中で開示と念じた、するとさっきエネさんが出したウィンドウと同じようなものが出てきた。


ステータス

海斗 男

レベル:121

体力:76

筋力:69

持久力:87

魔力:40900


適正職業:サモナー


習得魔法

水生成魔法【下級】

体力強化【中級】

ブースト魔法【下級】

滑空魔法【?級】

アイテムストレージ【中】

召喚魔法【絶】


習得スキル

脳内マップ

剣術

太刀

俊敏

潜伏

超成長


称号

転移者【始】


「えっと、、、、これは?」

「、、、本当に初期ステータスなのかなぁ、、、これは、、、おかしいなぁ、、私10年もレベル上げ頑張ってたんだけどなぁ、、、なんで初期ステータスで抜かされてるんだろう、、、ははは」

「え、、、エネさん気を確かに、、兄さんなんてすぐ越せますから」

「なぁ紗希、、それはそれで俺が傷つくんだ、、、なんでかわからないけど心が痛むよ、、」

「あぁ、、、よし、ここで貧弱な僕がステータス出せば2人とも元気付くはず」

そう言って先は慌てながらクリスタルに右手をかざした。


(※開示なし)

ステータス

サフィア

レベル:◆■■◆

体力:49

筋力:22

持久力:30

魔力:◇▲●■●■▲


習得魔法

水生成魔法

??????

??????

???????

???

???

?。。。。。?。

?。???。?

?。??????

?。?????



習得スキル

《世界管理》

???

?????

???



呪い

能力抑制【強制】

記憶制御【強制】


称号

神に支えし巫

転移者【改】

記憶欠損者


(やっぱり僕ってこの世界の、、、、やっぱ今は考えるのはやめよう、、えっと、、ここを、この数値で、、、、、、)

(よし、これで開示っと)

「兄さん、、出来た」

紗希が開示したステータスは以下のようなものだった。


ステータス

紗希 男

レベル:69

体力:49

筋力:22

持久力:30

魔力:1900


習得魔法

水生成魔法【初級】

滑空魔法【初級】

火炎魔法【初級】



適正職業:無し


習得スキル

体力増強


称号

転移者【改】

$φ



「弟くん、、、君、、この世界の10歳児くらいの数値だね、、、」

「紗希、、、あんま危ない行動すんなよ、俺が守るから」

「ありがとう兄さん」

その後エネさんによって説明等を受けてギルド登録はすぐに終わった、

そのあと、ハイドさんが俺に話があると呼びに来た。

エネさんはまだやることがあると言ってギルドに残った、、そして紗希もエネさんを手伝うと言って一緒にギルドに残った。


「ハイドさん、話っていうのは?」

「ちょっとしたお願いがあってな、、、実は最近この島の外周部に魔物が多く湧くようになってきてしまってな街にも少しずつ被害が出始めているんだ、、エネとギルド依頼として討伐依頼を出しているのだが、、どうも湧きが異常なんだよ、、この世界についてまだわからない君たちに頼むのは違うと思ってはいるのだが、、この世界を知ってもらうために魔物の討伐を兼ねて調査をしてはくれないだろうか?実践練習にもなるし、この世界での戦いになれなければここからやっていけないだろう、、だから、、頼まれてくれないか、この通りだ。」

そう言ってハイドさんは、深く頭を下げた。

「頭を上げてください、ハイドさん、確かに俺たちはまだこの世界にも慣れてませんしまだ一度も実践もして無いですけど、エネさんに助けられている恩もあります、、やれる範囲ではあるのですがやってみます。ただ、いくつかお願いがあります。」

「ありがとう、、できる範囲ではあるがやれることはやらせてもらう、なんでも言ってくれ」

ハイドさんにそう言われて俺はいくつか条件を提示した、話し合いの結果ハイドさんは全て条件を呑んでくれた、


カイトたちが出て行ったあとすぐ

僕はエネさんにあることを聞かれた

「さっきのステータス、君の本当のステータスじゃ無いだろう?カイト君がいたから聞かなかったが書き換えた跡があったからな」

「やっぱりバレてましたか、、」

「今朝君たちを見かけた時私のスキル鑑定目で君たちのステータスを覗こうとしたんだ、私は人に比べればレベルは結構高い方だから人並みのステータスは覗けるんだが、、君たちは見ることができなかった、特に紗希くん、、君のステータスがね、、カイトくんの方は名前とレベルは見ることができたんだが、君に関しては名前すら見ることができなかった、君は、なんなんだい?」

「エネさんには本当のステータスを見せておこうと思います、、僕の本当のステータスを」

そう言って僕は()()()()()()()()ステータスを開示した。

「これは、、、」

少しずつ彩希の本当の姿が見えてきました、、、ここからどう展開していくのか読み続けてくれれば幸いです。

※誤字訂正、感想、評価、バンバンください、無言宣伝 可

どんな評価でもいいです、作者のモチベになるのでよろしくお願いします。

(Twitterもやっているのでそちらもよろしくお願いします→ https://twitter.com/tPkQktx0qfi1Bqu)

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