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その③
私は、女として見られていないことに改めて思い知らされた。
抱いて―――
言わなければよかった。そうすれば、私は傷つかずに済んだのに。
でも、言わなければならなかった。だって、私は決めたから。《友達》として、貴方を愛して行くことを。
だから、サヨナラでわないの。これからも私は貴方の側にいるから。
でも、一応試してみたかった。
貴方が、私をちゃんと女として思っているかどうか。
だけど、そんな想いも木っ端微塵にされちゃったな。
私は、人形じゃないの。ちゃんとした、人間であり、女なの。
だから、私は貴方に最初で最後の我が儘を言うわ。
貴方の側で一生《友達》としていさせて。
例え、貴方が天国へ行ってしまっても。私は、ずーっと側に居るわ。――――




