柚希ちゃんとハロウィン その1
いつも閲覧ありがとうございます。
あの一件から暫く経ち、静香もようやく学校に通えるようになった。
柚希ちゃん曰く、担任が変わり静香を性的ないじめをした警視監の息子と取り巻き達は厳しい学校へと転校を余儀なくされたようだ。
また、教育委員会も委員達がごっそり変わったようで、ひとまず安心だ。
なお、奴の両親はそれぞれの場所を追われる羽目になったようだ。
そんなこんなで、今日はハロウィン。
俺や静香がいる地域は、ハロウィンの日は特別に休みになっている。
通っているのは公立学校なんだが、大丈夫なのか?
そう考えていると、静香が魔女っ子の衣装でやって来た。
「おはよう、お兄ちゃん。 トリックオアトリート」
「おはよう静香。 ほれ、お菓子」
「ありがとー。 もうすぐ柚希ちゃんも来るし、後は柚希ちゃんに任せるね」
「和人にいたずらするのか?」
「まぁね~。 それじゃ行ってくるね」
「いってらー」
静香は、おそらく玄関に止まっている黒塗りの高級車に乗って和人の元へ向かうのだろうな。
あの一件以降、和人と静香の仲も急接近したらしい。 やはり、和人も静香の事が好きだったんだなぁって思っている。
さて、静香と入れ替わりで柚希ちゃんが来るわけだが、魔女っ子衣装で来るのだろうか?
今から楽しみで仕方がない…とワクワクしていると、足音が近づいてきた。
だが、ここで俺はすっかり忘れていた。 換気の為に窓を開けたままだった事に。
慌てて窓を閉めようとしたが、それよりも先に柚希ちゃんが入ってきた。
「真人お兄ちゃん、トリックオアトリートなのです! …ひゃあっ!」
柚希ちゃんが入ってきた瞬間、開けた窓から強い風が吹き付け、柚希ちゃんのスカートが捲れ上がった。
(し、白…!)
俺は、バッチリ柚希ちゃんの白の下着を見てしまった。 だが、柚希ちゃん自身も何故かスカートを押さえていない。
「えへへ、ちょっとエッチな風さんに先にいたずらされてびっくりしたのです。 真人お兄ちゃんになら別に見られてもいいのです」
俺には別に見られてもいいと宣う柚希ちゃん。 今は二人きりだからいいけど、無防備すぎませんかね?
まぁ、目の保養にはなったけど…。
「それよりも、柚希ちゃんも魔女っ子衣装だね。 可愛らしいなぁ」
「ありがとうなのです♪ 真人お兄ちゃんにそう言って貰えるのは嬉しいのです」
そんな事を言いながら、青色基調の魔女っ子衣装に身を纏った柚希ちゃんが抱きついてくる。
パターン化している感じだけど、それでも可愛いから問題はない。
「さて、お菓子もあげるけど、いたずらもしてほしいかな?」
「それだと『トリックアンドトリート』になってしまうのです。 でも、真人お兄ちゃんが望むなら叶えてあげたいのです」
俺の発言に冷静にツッコミが入るが、すぐに笑顔になり願いを叶えたいと言ってくれた。
とにかくまずはお菓子を一緒に食べようと思う。
よろしければ、評価(【★★★★★】のところ)か、ブックマークをお願いします。
モチベ維持につながるので…。
更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします。




