警視監の息子と担任の末路
いつも閲覧ありがとうございます。
「あら、真人くん。 お邪魔してます。 娘や轟さん達の報告を聞いて知り合いの警視総監を連れてきたわ」
「久しぶりじゃのう、真人くん。 まさか、静香くんがそんな目に遭っておったとはのう」
「おばさんもじっちゃんも久しぶり。 で、やはりこいつらは…」
「ええ、娘の柚希の予感通り、静香ちゃんを無理やり登校させようと脅しに来たみたいよ。 丁度私達がここに着いたと同じタイミングでね」
俺はひとまずおばさんとじっちゃんに挨拶を交わした後、改めて二人を睨む。
俺の家の前で、静香を無理やり登校させようと脅しに来たとされる、あの警視監の息子とその両親に金で雇った事なかれ主義の現在の担任の男が、じっちゃんやおばさんに睨まれて怯えていたが、さらに俺が威圧感を出したらますます怯えていた。
「わざわざここに来たのは、妹の静香を無理やり登校させようと脅しに来たことで間違いないな?」
「あ、あいつは学校に来る必要があるんだ!!」
「静香ちゃんを性的なサンドバッグとする為にだろ?」
「「…っ!!」」
息子の方が、静香は必要だという風に言ったが、和人にその理由を言い当てられた為に、言葉に詰まったのか、黙っていた。
「しかし、息子の君が公立の中学校でスクールカーストを築こうとしていたとはね。 しかも、そこの担任は、私の部下の警視監の金で雇った上に、君の母親の金で教育委員会に聞かなかった事にさせようとしていたそうじゃないか」
「私も友人から聞いて驚いたよ。 まさか、瞬時に教育委員会を汚していたとはね」
じっちゃんの友人の教育委員会の教育長とおばさんの知り合いの警視総監が、二人を睨む。
自分の組織内で出た不祥事みたいな事を起こされたのだから、腹の虫がおさまらないんだろう。
「しかも、担任の君は柚希さんと轟さん達の報告に耳を傾けなかったそうだね? 担任ならば生徒の悩み等を聞いたり解決してやる事が重要だろう?」
「わ、私はそれに関与しないように言われてまして…」
「だからこそ、君らに対して然るべき処遇をさせていただくよ。 もちろんそこの君の母親に対してもね」
「こちらもな。 警察職がまさか性的いじめを助長させるきっかけを作っていたからね」
「あ、あ…」
警視監の息子は、口をパクパクしながら痙攣するかのように震えている。
現在の担任も同様だ。
自分やその両親が目の前の二人からある意味死刑宣告をされたのと同じだからなぁ。
だが、静香を性的いじめをした上、その報告にも耳を傾けなかったから自業自得だけどな。
「さて、君は静香くんの兄…だったかな?」
「はい。 大谷 真人と言います」
教育委員会の教育長が今度は俺に話しかけて来た。 初対面なので名乗りはしたが…。
「この際だ。 処分を受ける彼らに一言言ってみたらどうだろう。 私も許可しよう」
さらに警視総監の人も俺にそう言ってきた。
確かに何らかの形で止めを刺す必要があるからな。
俺は奴らを睨みつけながら、こう言った。
「二度と妹の静香を性的ないじめなどをするんじゃねぇ! もし、そういう報告が来たら…分かってるよなぁ?」
「「ひ、ひぃぃぃっ!!」」
俺が二人に威圧感を込めて睨むとそれが止めとなったのか、二人は気絶した。 やりすぎたか?
「十分よ、真人くん。 さて、私達は彼らを連れて行きましょうか」
おばさんがそう言うと、教育長や警視総監、そしてじっちゃんと共に気絶した二人を連れて車で去っていった。
これで、学校も変わるといいけどな…。
よろしければ、評価(【★★★★★】のところ)か、ブックマークをお願いします。
モチベ維持につながるので…。
更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします。




