『視える』少女と『視えない』世界
わたし 日向 桜々日向 桜々。15歳。高校一年生。
いたって 平凡。 だけど 少し『超能力』が__
いや。『迷惑能力』迷惑能力が。それは__
『霊が視える』 疑わないでね⁇ 誰も見たくないんだから。
迷惑な点1、通学の電車が霊のせいで座れない。
普通に座ってるし__ わたし座れないし__
迷惑な点2、盗まれる。
人の物をとったりする__ 迷惑__ 警察案件だけど
警察に相談しても無意味。
そして、迷惑な点3。『上級霊は能力がある』
これはすごく迷惑。どんな 能力を持っているかわからない。
幸い人を殺ることはないみたいだけど__
そんな わたしも今年で高校生!!
スキップで桜の並木道を通り抜ける。殺る
学校へ着くと 門の側には『入学おめでとう!!』の看板。
写真を撮っている親子。不思議とにやけてしまう。
幸せ100点万点、合格してよかった!! 受験勉強してよかった!!
東ピロティという場所でクラスわけの紙が配られていた。
配られていた紙をもらうと 1−Aにわたしの名前があった。
紙を見ながら階段を進み 曲がり角を曲がった。
1−Aの文字。教室を覗くと すでに
多くの生徒が席についていた。わたしも急いで座った。
隣の席は、茶髪の落ち着いた雰囲気の男の子。
結構なイケメンで見入ってしまう__が
仲良くなれるかもわからない人の顔をジロジロ見るなんて
失礼以外のなんでもない。すぐに目線を外す__
すると、先生が入ってきた。その後ろに___霊。
おそらく、上級霊。くっきりとうつっている。
下級霊なら ぼやけて原型が見えないはずだ。
まあ 人を殺すはないだろう。そう思った__のに
彼は、その霊は包丁を持っていた。
思わず「先生!!」と言いそうになる。
でも、ここで言ったらクラスのみんなから
変に思われちゃう。見守ることしかできない。
そう。わたしは 視えない。視えてない。視えてない。
そう 自分に言いつけてる間にも
彼は 包丁を持って先生に近づく。
次の瞬間__彼はこっちを見てわたしと目があった。
気づかないふりをした__ 命拾い。
彼は なにも思わなかったようで宙をふよふよと浮き、先生に近づく。
そうだ、止めないと。でも体が金縛りにあったように動けない。
どうしよう、どうしよう。このままじゃ
先生が死んじゃうかもしれない。誰か 助けて!!
すると、言葉に反応したように隣の席の男子が立ち上がる__
ふと 目が合う。すると 彼は___
初めまして!! 著者の彩葉です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
初めての小説で 変な部分もあると思いますが
目を瞑っていただけるとありがたいです。
次回、隣の席の少年がとった行動とは__⁇
お楽しみにしてください!!




